複数AIに対応して進化した「Obsidian AI Exporter」の "いま"
GeminiやClaudeなど、日常的に生成AIと対話する機会が増えてきました。調査やブレインストーミングをしていると、AIとのやり取りの中にハッとするような素晴らしいアイデアが見つかること、よくありますよね。
でも、ブラウザのタブを閉じた瞬間、その貴重な会話は履歴の奥底へ流れていってしまいます。AIとの対話を、検索やリンクが可能な自分だけの「知識資産」として手元に残せないだろうか。そんな思いから2ヶ月前に公開したのが、Chrome拡張機能「Obsidian AI Exporter」です。
ありがたいことにたくさんの方に使っていただけるようになり、この2ヶ月間でバグの報告や機能追加の依頼などもいただき、さまざまなアップデートを重ねてきました。今日は、大きく進化したこのツールの新しい機能を、あらためてみなさんにお伝えします。
そもそもどんなツールなのか
Obsidian AI Exporterは、ブラウザ上のAIとの会話をワンクリックで抽出して、きれいなObsidianのドキュメントで保存できる拡張機能です。
当初はGemini専用としてスタートしましたが、私本人が複数AIを使ってい得ると言うこともあって、私が使っている生成AIサービス全てに対応しています。今どき、ひとつのプラットフォームに縛られる必要はありません。
追加された3つの大きな新機能
公開からの2ヶ月で、より柔軟に、より便利に使えるように進化しました。
1.対応するAIプラットフォームの拡大
Geminiに加え、Claude、ChatGPT、Perplexityの主要なAIサービスに対応しました。どのAIと会話していても、同じ画面の右下に表示される「Sync」ボタンを押すだけで、会話やリサーチ結果をまるごと保存できます。
2.Obsidian以外の保存方法にも対応
名前にObsidianと冠してはいますが、必ずしもObsidianを使っている必要はなくなりました。設定画面からMarkdown機能を設定すれば、純粋なMarkdownファイルとしてパソコンにダウンロードすること、クリップボードにコピーして別のエディタに貼り付けたりする選択肢を用意しています。
3.既存ノートへの追記や独自機能の追加
新しい会話だけを既存のノートに書き足す追記モードを搭載しました。さらに、GeminiのDeep Researchのレポート部分の保存や、ClaudeでのWeb検索結果の折りたたみ表示など、各AIの特性に合わせた細かい調整も行っています。
LaTeX 形式にも対応していますから、数式もきちんと記録してくれます。
大切なデータは自分の手元に
この拡張機能がこだわっているのは、プライバシーと手軽さの両立です。外部のサーバーを経由することなく、すべての処理はみなさんのブラウザ上とローカル環境で完結します。Obsidian 側の設定が必要ですが、SSLにも対応しています。
AIが私たちの優秀なパートナーになればなるほど、そこで交わされた対話はかけがえのない財産になるはずです。流れて消えてしまう前に、ワンクリックで自分の手元に引き寄せてみてください。
ChromeウェブストアとGitHubのリンクを以下に置いておきます。ぜひ一度インストールして、使い勝手を試してもらえると嬉しいです。
Chrome ウェブストア:
GitHub:
これからも少しずつ便利な機能を追加していく予定です。使ってみた感想や、こんな機能が欲しいというリクエストがあれば、ぜひお気軽に github issue やノートにコメントをください。
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