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Roonのススメ#3 どこでも最高の音質で

音楽を聴くことが好きなしょっさんを始め、オーディオデバイスが増え、音源が分散し、操作が煩雑になっている人は多いのではないでしょうか。本来、自分が望んでいる音楽体験からは遠ざかっているのではないでしょうか。

そんなみなさまへ、今回も Roon をお勧めします。これは単なる音楽再生ソフトウェアではありません。家中のオーディオシステムを統合し、さらには外出先でも同じ体験を提供する、まさに音楽生活のインフラストラクチャーとなるシステムです。


Roonが解決する音楽再生の課題

みなさまのご家庭での視聴環境には課題があると踏んでいます。

デバイスが分断されています。リビングのハイエンドオーディオ、書斎のデスクトップシステム、寝室のスマートスピーカー。それぞれが独立して動作し、操作方法も異なります。運が良ければスマートスピーカーを使って操作しているかもしれませんが、曲を選んでわざわざ再生することが面倒です。少なくとも、私は面倒でした。

音質の不安定さ。ストリーミングサービスは便利ですが、オーディオデバイスtごとに音質が異なったり、ネットワーク経由でのフォーマットなどによって音源ソースの劣化が気になったりします。せっかくの高音質音源も、再生環境によってその価値が損なわれてしまいます。

そして、操作の煩雑さ。デバイスごとに異なるアプリ、異なるインターフェース。音楽を楽しむという本質から、どんどん離れていってしまいます。

Roonシステムの基本構造

しょっさんの感じる Roonの素晴らしさは、そのアーキテクチャ、開発コンセプトというか思想の美しさにあります。システムの中核となるのはRoon Serverです。これが音楽ライブラリの管理、メタデータの処理、そして各デバイスへの音楽再生機能と品質の調整を一手に引き受けます。

このサーバーに対して、家中のオーディオデバイスを接続できます。Roon対応デバイスや USB があれば直接接続可能ですし、非対応デバイスでもRoon Bridgeを介することで、Roon システムに組み込むことができます。

そして、これらすべてのデバイスをRoon Appから統一的にコントロールできるのです。リビングで聴いていた音楽の続きをそのまま書斎で。あるいは、各部屋で異なる音楽を同時に再生することも自在です。
この Roon App は PC は元より、スマホもタブレットも使えます。

RaaTによる音質保証

Roonの技術的な優位性を語る上で欠かせないのが、RaaT(Roon Advanced Audio Transport)です。

通常のネットワークオーディオでは、デジタルであってもデータの伝送過程で様々な処理が加わり、元の音源とは異なる音になってしまうことがあります。しかし、RaaTはBit Perfectを保証します。つまり、音源のデータを一切改変することなく、そのままの形でオーディオデバイス(少なくとも Roon Bridge まで)に届けられます。

しょっさんは Bit Perfect 信者です。デジタルのデータが可能な限り視聴するぎりぎり手前の部分、スピーカーまで届くことを期待しています。Roon なら、システムが分散したとしても再生音源の情報をそのままに耳の近くまでデジタルデータのまま配信が可能なんです。

柔軟な構成

しょっさんの感じる Roonシステムの最大の魅力は、システム構成の柔軟性です。

最もシンプルな構成では、一台のPCにRoon をインストールし、そのPCに接続されたオーディオデバイスで再生します。これだけでも、Roonの持つ優れたライブラリ管理機能やメタデータの豊富さを享受できます。

一方で、本格的なマルチルームオーディオシステムが構築可能です。Roon Serverを設置し、各部屋にRoon ReadyデバイスやRoon Bridgeを配置。すべてをネットワークで接続することで、家全体が一つの巨大な音楽システムとなります。

私の環境では、書斎にあるメインのデスクトップスピーカー用の Fiio K9 AKM 、およびヘッドホン用の Zen Dac 3 DAC へは Roon Bridgeをインストールした Raspberry Piに接続しています。リビングは Sonos のサラウンドシステムがあり、これらも Roon の配下にあります。これらは全て同じRoon Appから操作できます。さっきまで PC で操作していたものを、スマホやタブレットからでも引き継いで操作を継続できます。

え、ヤバくない?

Roon ARCで実現する、境界のない音楽体験

そして、Roon はお家の中だけではなく、外へも持ち運ぶことができます。これが Roon ARCです。

通勤電車の中で聴いていたアルバムの続きを、帰宅してからいつものスピーカーで。あるいは、旅先のホテルで、自宅のライブラリにアクセスして音楽を再生する。これらがシームレスに実現できます。

Roon ARCは単なるリモートアクセスツールではありません。自宅のRoon Serverと同じメタデータ、同じプレイリスト、同じ操作感を提供します。まるで自宅のリスニングルームを持ち歩いているような感覚です。

実際の使用感

Roonを使い始めて最も印象的だったのは、音楽との向き合い方が根本的に変わったことです。

まず、音楽の再発見があります。Roonの優れたメタデータ機能により、アーティストの関連情報、アルバムの制作背景、参加ミュージシャンの情報などが美しく表示されます。長年聴いていたアルバムでも、新たな発見があります。

次に、探索の楽しさ。Roonは単に手持ちの音楽を再生するだけでなく、新しい音楽との出会いを演出してくれます。関連アーティストの提案、ジャンルごとの探索、さらにはQobuzとの統合により音楽のすそ野そのものが大きく広がります。

そして何より、純粋に音楽を楽しむ時間が増えました。デバイスの切り替えや操作の煩雑さから解放され、音楽そのものに集中できるようになりました。常にどこでも高音質をキープできるからこそです。

ここまで散々褒めてますけどRoonは無料のソフトウェアじゃありません。結構長くのするサブスクリプションですし、必要に応じて常時稼働するサーバーも必要です。

それでも、しょっさんはこの音楽体験に感動して Roon のサブスクリプションを契約した上で、Qobuz も使っています。

まとめ

Roonは、現代の複雑化した音楽再生環境に対する、しょっさん的一つの完璧な解答です。

家中のオーディオデバイスを統合して高音質を保証し、どこにいても同じ音楽体験を提供する。これは単なる便利ツールではなく、音楽との関わり方を根本から変える可能性を持ったシステムです。

音楽は、私たちの生活を豊かにしてくれる素晴らしい存在です。その音楽を、最高の環境で、最も自然な形で楽しむ。Roonが実現するのは、まさにそんな理想の音楽生活なのです。

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