(悲劇)友人サイコパスの1人立ち③計画性皆無
あらすじ
一人暮らしをすることを決めたのにも関わらず、覚悟がたりないサイコパスは一向に家具集めが進んでいませんでした。挙句の果てに、手伝えと言ってきやがりました。
ゴミのような計画性
渋々サイコパスの引越しに協力することにした僕ですが、明日は何時に集合すればいいかと聞くと、朝の八時半だと言ってきました。
早すぎます。せっかくの休みの日です。少しくらいゆっくりしたいですし、やることだってあります。僕は反対しましたが、彼は譲りません。僕の家に迎えに行くから八時半にしろと言ってくるわけです。
じゃあわかったと当日。八時半に間に合うように準備をしていると、「迎えにいけなくなった。歩いてこっちまでこい」とラインがやってきて、朝から僕は怒り狂います。何故手伝う側がそっちまで出向かわないといけないのでしょうか。
サイコパスの家まで歩いてニ十分以上はかかります。汗を滲ませながら彼の家にいくと、彼の家はエアコンが壊れたままです。
暑い!
サイコパスはベッドに転がり、あー、だの、うー、だの、お得意の言葉にならないうめき声をあげてダラダラしています。
くそったれ。
さっさとIKEAに行って、さっさと家具を買って、さっと帰るぞと僕が言うと、サイコパスはそれは無理だと言います。テレビの受け取りをしなければならないと言うのです。九時から十一時の間に来る予定だから、それを受け取ってからIKEAに行くと。
ふざけるなと僕は叫びました。では僕をこんなに早い時間に呼ぶ必要はないわけです。テレビが届いてから僕を迎えに来てくれる予定なら、僕はあと一時間二時間寝て、万全の状態で引越しの手伝いができたでしょう。
するとサイコパスが逆ギレを起こしました。とんでもない奴です。テレビの到着が遅いのが悪いと言い出したのです。テレビが九時にこれば、僕の到着と共にテレビをお披露目し、それから素早くIKEAに行けたのだ、と。
とても大学院まで行った人間の思考回路とは思えません。やはり彼が卒業した大学院なんてのはお遊びなんでしょう。九時から十一時の間の到着予定で、九時ちょうどに荷物が到着することなんてほぼありません。ドライバーたちを何だと思っているのでしょう。
しかも、テレビが早くきたとしても八時半に僕を車で拾うことを諦めた理由がわかりませんし(きっと外に出るのが面倒くさくなったのでしょう)、拾わないにしても、やはり十一時を集合時間にしていれば、僕もサイコパスも無駄な時間を過ごすことなく家具探しに移行できたはずなのです。
ありえません。
テレビがくるまでやることもないので、僕たちはずっと互いを罵り合って時間を潰すしかありませんでした。僕が罵られるいわれはないんですけどね。
続く
