猫可愛がり
「猫可愛がり」という慣用句を見つけた。意味はというと、「子供やペットなどを甘やかして、度が過ぎるほど可愛がる様子」だという。
用例 「孫を猫可愛がりする」
まず孫を猫可愛がりするっていう文章を見た瞬間に、突然の猫ちゃん────と意識が猫に削がれてしまう。
誤植なのだろうか。だとしたら、この文章を書いた人は猫を飼ってるのだろうか。どんな猫だろう。長毛種かな、短毛種かななんて想いを馳せてしまう。にゃ〜ん。
なんて本題からずれ始める。孫も大体可愛がられるはずなので、「孫可愛がり」なんて慣用句もあっていいのではと考える。そこで、Googleの検索窓に「孫 慣用句」なんて打ち込み、ッターンとエンターキーをひと叩き。
すると、「内孫より外孫」なんて慣用句がヒットする。
意味はというと、「同じ孫でも、家に同居している内孫より、嫁いだ娘の産んだ外孫のほうがいとおしく感じられるということ。」
人間というのはなんて身勝手な生き物なのでしょう。内孫は面倒みるという義務があるので、息子や娘同様にしつけ込みで接するのに対し、外孫はしつけの義務が無い分、大の大人が我を忘れるくらいいっぱいに可愛がることに由来するんだとか。
つまり、「孫可愛がり」よりかは、「猫可愛がり」のほうが広まっていくということになってしまう。
じゃあ、「犬可愛がり」は無いのかよと思ってしまう。
犬だって大の大人が情けない顔して、もふもふの毛にダイブして、癒しをもらってるじゃないか。
猫可愛がり同様に犬可愛がりもあれよ!と思い、Google先生に頭を下げて検索をする。
「猫可愛がり 犬 どこ」
アンサーはというと、
「犬は昔、番犬としての役割があったのに対し、猫は室内で飼われてきた経緯が云々」
そりゃそうだよね。だって、警察犬や盲導犬なんて言葉があるくらい働いてるもんね。
警察猫なんていないもんね。盲導猫なんていないもんね。
猫はね、地球上で唯一なにもしなくても許される生き物なんですよ。
さらに恐ろしいのはなにをしていても許されるのが、猫なんですよね。
わかるわかる。
そりゃ、猫可愛がりって言葉が広まり、浸透するよね。
猫ミームが誕生するのも頷けるわけですよ。犬ミームとか雉ミーム、猿ミームなんて絶対生まれないもんな。
あーあ。
「しゅう可愛がり」なんて言葉もできたらいいな。
