問題を見るか、ゴールを見るか
私たちは無意識のうちに「問題」ばかりを見ていることがあります。何が足りていないのか、どこがうまくいっていないのか。それは決して悪いことではありません。でも、その先にある「ゴール」を、ちゃんと見られているでしょうか。今日は、問題を見るべきか、それともゴールを見るかという視点から話したいと思います。
足元ばかり見ていると、歩き続けられなくなる
仕事をしていると、「つまずくな」「ミスするな」と言われる場面は少なくありません。そう言われると、私たちは自然と足元を見るようになります。リスクはないか、抜け漏れはないか、失敗につながりそうな要素はないか。慎重になること自体は、とても大切な姿勢です。
ただ、足元ばかりを見続けていると、だんだんと苦しくなってきます。
何のためにこの仕事をしているのか、どこに向かって進んでいるのかが見えなくなってしまうからです。そうなると、どんなに丁寧にやっていても、心が先に疲れてしまう。結果的に、歩き続けることができなくなる。
一方で、「このプロジェクトで何を実現したいのか」「この仕事のゴールはどこか」がはっきりすると、人は顔を上げます。多少難しい課題があっても、多少つまずくことがあっても、「今は途中なんだ」と思える。進む意味が見えていると、前に進む力が自然と湧いてくるのです。
足元を見る時間と、行き先を見る時間。
仕事の中でも、このバランスはとても大事だと思っています。
「失敗しないこと」がいつの間にか目的になる!?
「失敗するな」と言われ続けると、思考はどうしても守りに入ります。
どうすれば失敗しないか。どうすれば指摘されないか。どうすれば減点されないか。気が付くと、頭の中は「失敗しないための工夫」でいっぱいになります。
その状態が続くと、「失敗しないこと」そのものが目的になってしまう。
本来は、何かを良くしたかったはず。何かを前に進めたかったはず。その目的が、いつの間にか見えなくなってしまいます。
でも、「この仕事で何を成し遂げたいのか」と問いを立て直すと、視線が変わります。どうすればそこに近づけるか。うまくいかなかったら、次は何を試すか。失敗は避けるべきものではなく、前に進むための材料になります。
問いが変わると、視線が変わる。
視線が変わると、行動が変わる。
問題を見るか、ゴールを見るか
もちろん、問題点を明らかにすることは大切です。問題、課題を正確に把握し、改善点を洗い出すことが、仕事の質を高めてきたのも事実です。
でも、問題ばかりを見ていると、人は前に進みにくくなります。
それよりも、「この先、どうなっていたらいいか」「何を実現できたら成功と言えるか」というゴールが示されているほうが動きやすいですよね。
完璧な計画でなくてもいい。
答えがすぐに見えなくてもいい。
進む方向が分かっているだけで、人は歩き出せるからです。
仕事をしていると、どうしても足元に意識が向きがちになります。
そんなときこそ、少し顔を上げてみる。問題を見るのか、ゴールを見るのか。どこに視線を置くかを意識するだけで、行動は少しずつ変わっていきます。
今日の仕事は、どこに向かっているだろう。
その問いを持ちながら、また一歩、前に進んでいけたらいいなと思っています。
あとがき
先週末長崎に行ってきました。大浦天主堂、グラバー園、出島、雲仙温泉、島原、観光地はどこもキリシタンの歴史でつながっているんですね。なんとなく知っていた歴史の知識がつながった気がする。。。
長崎の街中は、カステラ、カステラ、カステラ、、、4店舗で試食したけど私の舌ではその違いが明確にはならず。それでも、我が家では福砂屋の五三カステラが#1ということになりました。これだけは明確に違う!
今日(これを書いているのは4月5日)は朝から気持ちいい天気。朝イチのピラティスレッスンのあとにディーンアンドデルーカのテラス席でブランチしました。最近は夏と冬しかないような気候だから、こういう春の気持ちいい日が一日でも多くありますように。
