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AIに任せろと言われても、何を渡せばいいか分からない人へ。自分の1日を4つに分けたら決まりました

「AIに任せればいい」と言われても、渡すものが決まりませんでした。

僕はAIを触り始めてから3週間、ずっとここで止まっていました。すごいのは分かる。使える場所にもある。それなのに、自分の仕事のどれを渡せばいいのかが、いつまでも決まらない。

最初にやったのは、こう打つことでした。

「僕の仕事、全部やっといて」

何も出てきませんでした。正確には、それっぽい返事は返ってきます。「承知しました。まずは業務内容を教えてください」。

教えられませんでした。自分の仕事を、人に渡せる形で説明したことが、一度もなかったからです。

「難しい/簡単」で見ている限り、たぶん一生決まりません

次にやったのは、仕事を難易度で並べることでした。簡単なものから渡していこう、と。

決まりませんでした。

簡単な仕事ほど、説明している時間のほうが長い。「これくらい自分でやったほうが早い」で全部終わります。逆に重い仕事は、渡すのが怖い。難しい/簡単という軸は、渡す・渡さないの判断に一度も使えませんでした。

大きい/小さいも同じでした。時間がかかる仕事ほど価値がある、と思って選ぶと、たいてい一番判断が多い仕事に当たります。それは渡せません。

軸のほうが間違っていました。

仕事は、4つに分かれていました

いま僕は、自分の仕事を次の4つに分けています。

判断:どれを選ぶかを決める仕事。正解が状況で変わる。

作業:やり方が決まっていて、やれば終わる仕事。

確認:出てきたものが合っているかを見る仕事。

責任:外に出る/お金が動く/人の人生に関わる仕事。間違えると取り返しがつかない。

この4つで見ると、渡せるものが一発で決まります。渡せるのは「作業」です。 渡してはいけないのは「責任」です。判断と確認はその間にあって、扱いが分かれます(ここが僕が一番間違えたところで、後半に書きます)。

そしてもう1つ。1つの仕事がまるごとどれか1つに入るわけではありません。

僕が3週間詰まっていた理由は、これでした。ひとつの仕事の中に、作業と判断と確認が混ざっている。混ざったまま「この仕事は渡せるか」と考えるから、いつまでも決まらない。

今日、10分でやれること

読んで終わりにならないように、最初にやることだけ置いておきます。3ステップです。

1. 今日やったことを、思い出せるだけ書き出す。

きれいに書かなくていいです。「朝のメールを見た」「見積もりを作った」くらいの粗さで、20行ほど。

2. 1行を、動作で割る。

「見積もりを作った」なら、〈過去の見積もりを探す〉〈数字を入れる〉〈値引きするか決める〉〈送る〉。1行が3〜4行に割れます。

3. 割った行の頭に、判・作・確・責 のどれか1文字を書く。

迷ったら「これを間違えたとき、取り返しがつくか」で決めます。つくなら作か確。つかないなら責です。

やってみると、たぶん驚きます。「作」が、想像よりずっと多い。 そしてその行は、いまその場で人にも頼めます。

僕が一番最初に渡せた1件も、この「作」の行でした。

ここまでが、無料で書ける全部です。この仕分けは、今日中に終わります。

ここから先は、実物を出します。

いま僕のパソコンの中で毎日動いている42本の仕事を、この4分類で並べた表。責任に入れて1年間いちども渡していない4つ。そして、仕分けたあとにどの順番で渡すか

順番を間違えて、僕は実際に事故を出しています。同じ記事が3本公開されたり、送るはずのメールが3日間1通も出ていないのに誰も気づかなかったり。原因は、いま思えば全部この仕分けのミスでした。

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