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おかえり、serial TV drama


13年ぶりとか、15年ぶりとか、まあほんとに長い間待たせやがって…ですよ

活動休止から復活するバンドの中でも、多分かなり長いほうのブランクだと思う。休止期間が10年越えたら、そりゃ半分諦めに近い気持ちにもなるわな。

ステージに上がったのは、初めて見るツインボーカルのバンドでした 笑
懐かしいとか感慨深いとかの感情よりも、新鮮さが勝ったよ。

1曲目、「狼」のAメロ後半、伊藤が歌い出した時の会場の空気の震え方、ほんとに凄かった。
「待ってた」とか「期待されてた」てレベルじゃない、

「渇望」て言葉がピッタリのフロアでした。

バンド仲間(及びカラオケ友達)としての付き合いが長いぶん、伊藤の良いところも弱点もたくさん知ってる

でもそんな弱点全部捻じ伏せてボーカリストとすてステージに君臨する伊藤文暁の姿は、ほんとうに強かった。

歌詞を覚えるのがあんなに苦手だったのに!
ハモリなんか全然できなかったのに!

まだ成長するんかワレ…どれだけ俺たちを釘付けにするんだよ…どれだけの魅力を持ってるんだよ…。

ワクワクさせてくれるじゃん、驚かせてくれるじゃん!

そして何より、2004年から100回以上シリアルのライブ見てきたけど

あんなに楽しそうな伊藤、初めて見ました。


それだけで、一つ歳上の兄はもう涙腺がイカれてしまうんです。


また伊藤文暁に惚れちゃったな、ほんと、ズルい男です。


僕の結婚式のスピーチもお願いしちゃうくらい
信頼してる男です。



新井弘毅はほんと良くも悪くもなんっも変わらないな…初めて出会った17歳の時から

飄々と、淡々と、涼しげに超絶プレイを繰り出す姿。
20年前俺に「ああ、こいつには絶対勝てない」と思わせてくれたあの少年が

未だに「いやいや、勝てるわけがない」と思わせてくれる今が、愛おしくて、悔しい。

誰よりも葛藤してきたんでしょう、リーダーとして誰よりも苦しんだでしょう、バンドに当たる向かい風に真っ先に立ち向かい、たくさん傷付いて来た20代だったでしょうよ。

でも、全然そんな風に見せないよなあ昔から、
ステージに立てばギター大好き少年に戻っちゃう

13年前の解散ライブで号泣してる姿がふとフラッシュバックしたよ

13年かけて飛び切りの笑顔に変えてきたんだね。自分だけじゃなく周りの状況も含めて

たくさん泣いたぶん、ここからもっともっと笑顔の多い幸せな音楽人生にしようぜ弘毅

このTシャツに真っ先に食い付いてくれたね流石!
しかもこのTシャツを作ったのはRIDDLE初代ギタリストの修平、てのも熱いよね!


近藤太はシリアルの心臓、昔っからそう
涙こそ見せなかったけど、シリアル解散まで数年はずっと頭抱えてる、歯を食い縛ってる姿ばかり見てた気がする。

伊藤が辞めた時=翼がもげた時でもバンド継続を選んだシリアルが

太が辞めると言った時には解散を選んだ、ていう事実がもう象徴的だよね。太は心臓。ふとしんぞう。

バンド辞めてすっぱり裏方に回って、でもなんだか憑き物が落ちたみたいに楽しそうに忙しそうにしてる太を見てて、これで良かったんだいと思いつつ

仕事で音楽現場にどっぷりの筈なのに
RIDDLEのライブを頻繁に見に来てくれたり
ぶーぶー文句言いながらも毎年ラルクのコピバンやってるの見てると


あれ?さてはこいつが一番バンド好きなんじゃね?
て思っちゃうよね

それを確信するようなステージでした。

太は昔からよくベースのルートを間違う 笑
それを指摘する度に
「誰も気づいてないですよ!ベースなんか誰も聴いてないんだから!」て、太は言う。

昨日のライブもルート間違えてたねえ 笑
でもそれがなんだか嬉しくて、少し、泣けちゃうんです。



稲増五生は、シルアル復活においての一番のネックなのかな?と勝手に思ってました 笑

だって未だに何考えてるかわかんないんだもん五生。

でも、五生と話すのって癒されるんだよなあ…なぜかはわからないけど。
太も癒される、長野出身あるあるなのかな。

相変わらずガリガリで、顔なんか全く変わってないけど、髪の毛はしっかりと白髪混じりのロマンスグレーで

あれ?当時よりビジュ良くない?

トレードマークみたいなSGを高く構えて、バッキングに徹しつつ弘毅の超絶リフにもしっかりユニゾンで喰らい付いて
たまーにいぶし銀のソロを弾いてる姿を見てたら


あれ?当時よりギター良くねえ??


と、ため息つくくらいうっとりしてしまいました。


今、日本で一番「一般人にしておいてはいけない男」それこそが、稲増五生です。


岡田翔太朗に関してはね、もうね、全幅の信頼を置いていますよ僕は

付き合いも一番長いし、初めての彼女もお互い知ってるくらいだし爆

なにより、解散後の13年間ずっと「現役バンドマン」で居続けた男のビートだぜ

魂が震えるに決まっているだろうよ。

ダンシングボーイのラップパートをトツさんに譲っちゃうとこは、ああ大人になっちゃったなあと思ったけど 笑

翔ちゃんのプレイに「それだよそれえ!」てガッツポーズが止まらない瞬間が何度もあったよ。

これからもライブハウスでたくさん見れるのが楽しみで仕方ないぜ。


一緒にライブを見てたバンド仲間や関係者みんなとたくさん話したんだけど

全員が全員

「鴇崎智史 やばすぎるね」て言ってました。

フロントマンとしてわかりやすくフロアをアジテートしつつ超絶歌唱力で刺しつつ、伊藤にメインを譲る時はサッと二番手に回ってハモる、ハマりも上手いマジで。
しかも余裕の表情で、それをめまぐるしい速さで継続しながら

配信で見てる人への配慮も絶対に忘れないの

マジでファンタジスタ…圧巻でした

思い返せば、トツさんが加わってからのシリアルってずっと空気が暖かいんですよ

ボーカル脱退ていう、見る人が見れば「終わった」と思われる泥舟状態のバンドに

前任に寄せようなんて考えフル無視で飛び込んでいくエネルギーがある人だもんな、

そりゃ熱量も高いよな、周りも暖まるよな。

2時間のワンマン中、伊藤を見る目、メンバーを見る目、フロアのお客さんを見る目、配信のカメラを見る目

バンドを、ライブハウスを取り巻く全てが暖かかったのはトツさんのおかげです。

次いつあるかわからないステージなのに、あのよくわからない短パンでステージに出ちゃう強心臓も、トツさんだけです。

RX-records クラシックチーム


打ち上げも丑三つ時までまあよく笑ったなあ
俺はさすがに途中で帰ったけど、朝まで行ったなかなあ、みんな

昔馴染みの関係者さんと一緒に酒の勢いで
「来年はあそこでライブしよ!」
「誰誰の生誕祭やろ!」

みたいに軽口叩いては、何も具体的な話にならず消えていく感じ


ああ、こりゃあまたしばらくはシリアル見れなそうだなあなんて思いつつ

そらでいいんだよね。だってみんなそれぞれのやるべき事が一番大事だから、
バリバリにバンドをやっているメンバーもいればマイペースな距離感で音楽を続けてるメンバーもいる、またしばらくバンドとは無縁の生活に戻るメンバーもいるだろう
それぞれに仕事が、守るものが、家族がある
それぞれが帰る場所に帰るんです
等間隔の日々をまた並べて行くんです。


でも、このライブをきっかけにメンバー全員の心に、極々小さくてもしっかりと赤い

「やっぱserial TV dramaて良いな」

火種は残ってると思う


あとはその火種を俺たちバンド仲間が、スタッフが、ファンが、大切に大切に絶やさないように育てて行くんです

一気に風送ったりプレッシャー与えたら消えちゃうからね、慎重に慎重に微風を送っては薪をくべて…

そしたら

いつか大きな風(今回の北島さんみたいな)が吹いた時に、一気にそれが燃え上がる日がまた来ると思うんだよなあ

そしたらまた集まろう


俺たちがその風になれる日が来るように頑張るし、その日まで俺もRIDDLE続けるからさ


この男たち、まばゆいにつき

どんなに歳取っても、結局

バンドが一番最高なんだから^_^


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