どん好き
色々あった2025年もやっとこさ年度末を迎え、4月に突入した今日このごろ。せっかく4月になったのだからと新たな気持ちで新年度を迎えようとも、しかしながら現実はなかなかそうもいかなそうで、どこを見てもなんとなくどんよりとしている。政治に落胆し経済に絶望し、そっちがそんな感じならもういいですとネットの海に潜ってみても、SNSが生み出したアテンションエコノミーは分断と熱狂を巧みに操って我々をスポイルしようと今日も躍起になっている。あれだけ持て囃された人工知能が私たちの生活を豊かにしてくれるのはまだ当分先のようで、私たちはすでにその狂熱に食傷気味でいる。それらは少しずつ、でも着実に私たちの精神をすり減らしている。今この世界で信じられるものは何一つなくなってしまったのか。そんな世界でどうやって生きていけばいいのか。
いやいや待ってくれ、私たちにはまだ"好きクレ"があるじゃないか。
"好きクレ"こと『好きになるクレッシェンド』は日向坂46 16thシングル『クリフハンガー』のカップリング曲で、五期生による期別曲だ。センター片山紗希を筆頭に、新進気鋭の五期生たちの最大出力のかわいいがこれでもかってほどに詰め込まれた曲とMVに、私たちは希望を見出さずにいられない。Say, what's up? な?最高だろ?。
あの頃の海外ティーンドラマのようなクラシカルな世界観、耳心地の良すぎるサビ、そこにバチッとハマる五期生、どこをとっても最高だろうが。ま、あの頃なんて知らねぇけど(イメージで書いてます)。私は個人的に、一期生ユニットりまちゃんちっくの『ママのドレス』(これまたド名曲)と地続きの世界かと思ったよ。ママドレの主人公がハイスクール〜大学生くらいの女の子ならば、好きクレはそのもう少し手前の年齢の男の子かな。それにしても君ら良い恋してんな。
どっちも最高やからとにかくMVを観てくれって。
さてさて『好きになるクレッシェンド』はその曲名にもあるように、"好き"がクレッシェンドしていく=どんどん大きくなっていく様子がテーマなわけで、それはもう一番楽しい状態なわけだ。でもって五期生が三曲目にして満を持してこの曲を貰ったってのもメタ的にニクい。五期生のオタクにとっては五期生のグループ加入からちょうど1年が経った頃で、番組にしろライブにしろあらゆるメディアを介して好きなところをどんどん見つけてる真っ最中。そこに狙い撃ちをされてるかのようにこの曲をぶつけられてんだから、そらもう楽しくてしかたないだろ。So, let's go! L.O.V.E!
どんどんどんどん好きになる
昨日より今日が一番!(Love you most !)
好きが大きくなっていっている状態ってのは、つまりはその子のことを夢中になってずっと見てしまっているからであって(あるいは見ていなくてもその子のことばかり考えているってことなんだろう)、だから好きなところが見つかり続けているわけだ。そこには客観も俯瞰の視点も入り込む余地がない。だってその子のことしか見えてないんだから。だからこそ、どんどんどんどん好きになる瞬間って一番楽しいし、もっと言えばそれは世界そのものを綺麗で鮮やかに見せてくれる。その対象はきっとアイドルじゃなくても人じゃなくてもよくて、これは誰か(何か)を「好きになる」ことへの讃歌そのものだ。そこには言語化も考察も不要だ(ここまでうだうだ書いてきたのにな)。そんなもんはAIにまかせておけばいい。「好き」だけできっと十分で、「好き」はこのどんよりとした世界を生き抜く方法になりえるし、そんな世界で唯一信じられる感情なんだろう。いくら現実をスワイプしてもそれだけは残っててほしいと切に願う。
さて、そんな最高楽曲『好きになるクレッシェンド』だが、4月4,5日(もう明後日のことやないか)に開催の「7回目のひな誕祭」を前にして、これまた最高なコール動画がアップされているもんだから大変だ。
どんどんどんどん声出してこうな。
ライブ来るオタク全員で叫んだら良いし、全員で世界に「好き」で抗おうな。叫んでる瞬間、視線の先には「好き」しかないんだから。
\みーちゃん!/\まなみん!/\さきてぃ!/\ひなのん!/\にぃたん!/\ゆうちゃん!/\いずき!/\りかたん!/\にこちゃん!/\さくら!/

そうして、この世界の未来は片山クレッシェンド紗希そして日向坂46五期生たちに託されたのであった。
【以下おまけ】
あとがきというかこの記事を書くに至ったむしろまえがき。それは10日ほど前に友人と飲んだ時のこと。
お友達「好きクレnoteまだすか待ってんすけど」
私「そんなやつおらんて」
そんないたって個人的なやり取りがあったとかなかったとか。
