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だまされやすい心理とは?|フェイクニュースを信じてしまう「心のクセ」を知ろう|AllA フェイクニュース⑤


こんしは!

AllA / オールアトリエ講師の、オール・ドメディア / Owl Dmediaです。

全22講義で、情報をうのみにせず、自分で確かめて考える力を育てる、フェイクニュースコース「種」

今回も一緒に学ぶ生徒は、

(4×2=8)四国マカフパ / Siniha Sikoku Makafupaです。

前回の講義では、ニュースサイトや公式アカウントのように見える、本物そっくりの偽情報について学びました。

有名な会社のロゴがある。

ニュース番組のような画面になっている。

具体的な数字や写真が載っている。

そのような情報でも、見た目だけでは本物だと判断できません。

大切なのは、

「本物らしく見えるか」ではなく、「出どころを確認できるか」

でした。

しかし、情報の出どころを確認しようと思っていても、私たちは自分の気持ちや思い込みによって、情報を信じてしまうことがあります。

今回のテーマは、講義05。

「だまされやすい心理」

です。

フェイクニュースを信じてしまう人は、知識がない人なのでしょうか。

注意している人なら、絶対にだまされないのでしょうか。

実は、誰の心にも、情報を信じやすくなる瞬間があります。

今回は、情報にだまされやすくなる「心のクセ」を、四国マカフパと一緒に見つけていきましょう。


「私は絶対にだまされない!」は本当?

四国マカフパ

「オール先生、私はもう大丈夫です!」

オール・ドメディア

「ずいぶん自信があるね。どうして?」

四国マカフパ

「フェイクニュースについて、四回も勉強しましたから!」

オール・ドメディア

「なるほど」

四国マカフパ

「本物そっくりでも信じません。たくさん拡散されていても信じません。私は絶対にだまされません!」

オール・ドメディア

「それでは、マカフパがずっと欲しかったゲームが、今日だけ90%引きという情報を見つけたら?」

四国マカフパ

「今すぐ買います!」

オール・ドメディア

「まだ公式サイトか確認していないよ」

四国マカフパ

「あっ……」

オール・ドメディア

「自分にとって都合のよい情報を見つけると、確認する前に信じたくなることがあるんだ」

四国マカフパ

「勉強していても、だまされることがあるんですか?」

オール・ドメディア

「あるよ。大切なのは、『自分は絶対に大丈夫』と思わないことなんだ」

フェイクニュースを信じてしまうのは、特別にだまされやすい人だけではありません。

知識がある人。

普段から注意している人。

インターネットに慣れている人。

どのような人でも、気持ちや状況によって判断を間違えることがあります。


私たちは情報を完全に公平には見られない

私たちは、すべての情報を一つずつ丁寧に調べて判断しているわけではありません。

毎日、多くのニュース、投稿、動画、広告を目にします。

そのすべてを詳しく確認していたら、時間がいくらあっても足りません。

そのため、私たちの心は、

「知っている人が言っているから大丈夫そう」

「みんなが信じているから正しそう」

「自分の考えと同じだから本当だろう」

と、素早く判断しようとします。

このような心の働きは、日常生活を効率よく送るために役立っています。

しかし、フェイクニュースを見たときには、その素早い判断が利用されることがあります。

四国マカフパ

「心のクセそのものが悪いわけではないんですね」

オール・ドメディア

「そう。便利な働きだけれど、間違った情報にも反応してしまうことがあるんだ」


心理1|自分が信じたい情報を信じる

人は、自分の考えや希望に合う情報を見つけると、信じやすくなることがあります。

例えば、

「努力しなくても成功できる」

「好きなものを食べるだけで痩せられる」

「自分が応援している人は、絶対に間違っていない」

「自分が嫌いな人には、悪いうわさがある」

このような情報です。

自分にとってうれしい内容や、もともとの考えを応援してくれる内容は、疑う理由が少なく感じられます。

反対に、自分の考えと合わない情報は、詳しく確認する前に否定したくなることがあります。

四国マカフパ

「さっきのゲームの割引も、私が信じたい情報だったからですか?」

オール・ドメディア

「そうかもしれないね。『本当であってほしい』という気持ちが、確認する力を弱くしたんだ」

情報を見るときは、

「これは事実だから信じているのか。それとも、信じたいから信じているのか」

と問いかけてみましょう。


心理2|何度も見ると本当に感じる

同じ情報を繰り返し見ると、その内容が正しいように感じることがあります。

最初に見たときは、

「本当かな?」

と思っていた情報でも、別の投稿や動画で何度も目にすると、

「いろいろな人が言っているから、本当なのかもしれない」

と感じるようになります。

しかし、何度も見かける情報が、複数の人によって確認された情報とは限りません。

一つの投稿を、多くの人がコピーしているだけかもしれません。

四国マカフパ

「十個の投稿があっても、元は一つの間違った情報かもしれないんですね」

オール・ドメディア

「その通り。数ではなく、元の情報源がいくつあるかを見る必要があるよ」

同じ文章。

同じ画像。

同じ動画。

同じ説明。

このような投稿が繰り返されている場合は、最初の発信元まで戻って確認しましょう。


心理3|有名な人の言葉を信じやすい

有名人、専門家、先生、インフルエンサーなどの言葉は、信頼できるように感じることがあります。

確かに、その分野について知識や経験を持っている人から学ぶことは大切です。

しかし、有名な人が、すべての分野に詳しいとは限りません。

運動に詳しい人が、医療にも詳しいとは限らない。

経済に詳しい人が、災害にも詳しいとは限らない。

人気のある人が紹介している商品が、すべての人に合うとも限りません。

四国マカフパ

「有名な人が言っていたら、それだけで信じてしまいそうです」

オール・ドメディア

「誰が言ったかは大切だけれど、それだけで内容が正しいとは決められないんだ」

確認したいのは、

  • その人は、その分野の専門家なのか

  • 発言の根拠が示されているか

  • 本人が本当に発言したのか

  • ほかの専門家や資料でも確認できるか

です。

「有名だから正しい」ではなく、発言の根拠を見てみましょう。


心理4|多くの人が信じていると安心する

周囲の人が同じ行動をしていると、自分も同じように行動したくなることがあります。

多くの人が商品を買っている。

たくさんの人が投稿を共有している。

友達が全員同じ意見を持っている。

そのような状況では、

「みんなが信じているなら、間違いないだろう」

と感じるかもしれません。

四国マカフパ

「自分だけ違う意見を持つのは、不安になることがあります」

オール・ドメディア

「人と同じでいると安心できるからね。でも、多数の人が間違えることもあるんだ」

周囲と違う考えを持つことが、必ず正しいわけではありません。

同じように、多数の人と同じ考えを持つことも、必ず正しいとは限りません。

大切なのは、人数ではなく、根拠です。


心理5|怖い情報を優先してしまう

人は、危険に関する情報に強く反応します。

「この商品は危険です」

「大きな災害が起こります」

「今すぐ逃げてください」

「このままでは病気になります」

このような情報を見ると、不安になり、内容を確かめる前に行動したくなることがあります。

危険から身を守ろうとする気持ちは、とても大切です。

しかし、その気持ちを利用して、偽情報や詐欺へ誘導する人もいます。

四国マカフパ

「危険な情報なら、早く知らせないといけない気がします」

オール・ドメディア

「本当に緊急の場合もある。だからこそ、信頼できる場所からの情報かを確認しよう」

災害や事件の情報なら、

自治体。

消防。

警察。

気象に関する公的な情報。

信頼できる報道機関。

このような情報源を確認します。

不安を感じたときほど、SNSの投稿だけで判断しないようにしましょう。


心理6|怒っていると確認を忘れやすい

誰かに対する悪いニュースを見て、強い怒りを感じることがあります。

「ひどい!」

「許せない!」

「みんなに知らせなければ!」

そう思うと、すぐに批判したり、情報を広めたりしたくなります。

しかし、怒っているときは、

元の発言を確認する。

前後の場面を見る。

別の説明を読む。

本人の意見を確かめる。

といった行動を忘れやすくなります。

四国マカフパ

「怒っていると、冷静に考えるのが難しいですね」

オール・ドメディア

「だから、強い言葉を書き込む前に、一度時間を置くことが大切なんだ」

怒りを感じたこと自体が、間違いなのではありません。

ただし、その怒りのもとになった情報が、本当に正しいかは別の問題です。

感情と事実を分けて確認しましょう。


心理7|自分に都合の悪い情報を無視する

自分の好きな人や商品について、悪い情報を見つけたとき、

「これはアンチが作ったうそだ」

「そんなはずはない」

と、すぐに否定したくなることがあります。

反対に、自分が嫌いな人について悪い情報を見ると、

「やっぱりそうだった」

と、確認せずに信じることがあります。

四国マカフパ

「同じ情報でも、相手を好きか嫌いかで受け取り方が変わるんですね」

オール・ドメディア

「そう。情報の内容だけでなく、相手への気持ちが判断に混ざることがあるんだ」

自分の気持ちを完全になくすことはできません。

しかし、

「私は、この人を好きだから信じようとしていないか」

「この人を嫌いだから、悪い情報を信じようとしていないか」

と気づくことはできます。


心理8|最初に見た情報が残りやすい

ある出来事について最初に見た情報は、強く印象に残ることがあります。

その後で訂正されたとしても、最初の情報を完全に忘れるとは限りません。

例えば、最初に、

「この人が事件を起こした」

という誤情報を見たとします。

あとから、

「別人だった」

という訂正を見ても、最初の悪い印象だけが残ってしまうことがあります。

四国マカフパ

「訂正を読んでも、最初に見たことを思い出してしまいそうです」

オール・ドメディア

「だから、最初に見た情報ほど慎重に扱う必要があるんだ」

新しい情報が出たときは、

「これは最初の報告で、まだ内容が変わる可能性がある」

と考えましょう。

特に、事件や災害が起きた直後は、情報が十分に整理されていないことがあります。


心理9|自分だけが知っている情報に魅力を感じる

「テレビでは報道されない真実」

「一部の人しか知らない秘密」

「この情報を知っている人だけが助かる」

このような言葉を見ると、特別な情報を手に入れたように感じることがあります。

四国マカフパ

「秘密と言われると、少し気になります」

オール・ドメディア

「自分だけが知っていると思うと、人に教えたくなることもあるよね」

しかし、「秘密」「真実」「削除される前に」といった言葉だけでは、情報が正しいか判断できません。

むしろ、確認する前に共有させるための表現として使われることがあります。

特別な情報を見つけたときほど、

  • 誰が発信しているか

  • なぜ一般には知られていないのか

  • 確認できる資料があるか

  • 反対の情報は存在するか

を確認しましょう。


心理10|疲れていると判断が雑になる

人は、いつでも同じように冷静に考えられるわけではありません。

疲れているとき。

眠いとき。

急いでいるとき。

大きな悩みがあるとき。

何度も選択をしたあと。

このような状態では、詳しく確認するより、簡単に判断したくなることがあります。

四国マカフパ

「夜中に買い物をすると、つい余計なものまで買ってしまいます」

オール・ドメディア

「判断する力が弱っているときは、広告や偽情報にも反応しやすくなるんだ」

重要な情報を見つけても、すぐに決める必要がない場合は、

「明日の朝にもう一度確認しよう」

「家族や友達にも見てもらおう」

と、判断を後に回すことができます。

疲れている自分を責めるのではなく、判断しやすい状態を作ることが大切です。


「だまされた人が悪い」とは限らない

偽情報を信じた人に対して、

「どうしてこんな情報を信じたの?」

「少し考えれば分かるでしょう」

と言いたくなることがあるかもしれません。

しかし、偽情報は、人の不安、希望、信頼、怒りなどを利用して作られることがあります。

さらに、本物に似たデザインや、偽の証拠が使われることもあります。

四国マカフパ

「だまされた人を笑うのではなく、なぜ信じたのかを考える必要がありますね」

オール・ドメディア

「その通り。誰でも同じ状況なら、信じる可能性があるからね」

大切なのは、責めることではありません。

正しい情報を一緒に確認し、同じ情報が再び広がらないようにすることです。


自分の心を確認する「4つの質問」

フェイクニュースかもしれない情報を見たときは、内容だけでなく、自分の気持ちも確認してみましょう。

1.この情報を信じたいと思っていないか?

自分にとって都合のよい内容ほど、確認が必要です。

2.強い感情が動いていないか?

怒り、不安、驚き、喜びが強いときは、すぐに共有しないようにします。

3.「みんなが言っている」だけで信じていないか?

人数や反応ではなく、元の情報源を確認します。

4.今の自分は落ち着いて判断できるか?

疲れているときや急いでいるときは、時間を置く選択もできます。

四国マカフパ

「情報だけではなく、自分の状態も確認するんですね」

オール・ドメディア

「自分の心に気づくことが、情報を見極める力につながるんだ」


「私は間違えるかもしれない」が自分を守る

フェイクニュースから自分を守るために必要なのは、

「私は絶対にだまされない」

という自信ではありません。

必要なのは、

「私は間違えることがある」

と知っておくことです。

間違える可能性があると思えば、情報源を確認できます。

別の意見を探せます。

すぐに拡散せず、時間を置けます。

誰かに相談できます。

四国マカフパ

「絶対にだまされないと思うより、間違えるかもしれないと思う方が安全なんですね」

オール・ドメディア

「うん。自分を疑うのではなく、自分の判断を確認するんだ」


今日のまとめ

私たちは、情報を完全に公平に判断しているわけではありません。

次のような心の働きによって、フェイクニュースを信じやすくなることがあります。

  • 自分が信じたい情報を信じる

  • 同じ情報を何度も見ると、本当のように感じる

  • 有名な人の言葉を信じる

  • 多くの人が信じていると安心する

  • 怖い情報や怒りを感じる情報に反応する

  • 好き嫌いによって判断が変わる

  • 最初に見た情報が印象に残る

  • 秘密の情報に魅力を感じる

  • 疲れていると確認を省きやすい

これらは、特別な人だけが持つ弱点ではありません。

誰の心にもある、自然な働きです。

四国マカフパ

「心のクセがあることを知っていれば、だまされる前に止まれそうです!」

オール・ドメディア

「その通り。心のクセをなくすのではなく、気づけるようになることが大切なんだ」

情報を見たときは、内容だけでなく、自分にも問いかけてみましょう。

「私は、なぜこの情報を信じようとしているのだろう?」

その問いが、フェイクニュースから自分を守る力になります。


1分ワーク|自分の「信じやすい情報」を知ろう

次の中から、自分が信じやすそうな情報を一つ選んでください。

  • 好きな人をほめる情報

  • 嫌いな人を批判する情報

  • 楽に成功できるという情報

  • 不安を解消してくれる情報

  • 多くの人が共有している情報

  • 有名な人が紹介している情報

  • 自分だけが知っている秘密の情報

選んだら、次の質問に答えてみましょう。

1.なぜ、その情報を信じたくなりますか?

2.どんな感情が動きそうですか?

3.信じる前に、何を確認できますか?

自分が信じやすい情報を知っておくと、実際に見つけたときに立ち止まりやすくなります。


ミニクイズ

自分が前から正しいと思っていた考えと、同じ内容の投稿を見つけました。

最もよい行動はどれでしょうか?

A.自分と同じ意見なので、すぐに共有する

B.自分が信じたい情報ほど、根拠や情報源を確認する

C.多くの人が共有するまで待ってから信じる

正解は、

B.自分が信じたい情報ほど、根拠や情報源を確認する

です。

自分の考えと同じ情報は、疑わずに受け入れやすくなります。

だからこそ、都合のよい情報ほど丁寧に確認しましょう。


次回予告

次回の講義06は、

「情報源を確認しよう」

です。

ここまでの講義では、フェイクニュースの特徴や、情報を信じやすくなる心の働きを学びました。

では、実際に情報の正しさを確認するとき、何を見ればよいのでしょうか。

誰が発信したのか。

どこで発表されたのか。

元の記事や動画はあるのか。

公式サイトはどこなのか。

情報源を確認できるようになると、見た目や感情に流されず、情報の根拠を探せるようになります。

次回からはChapter 2、**「情報を見極めよう」**へ進みます。

四国マカフパと一緒に、情報の出どころをたどる方法を学んでいきましょう。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

フェイクニュースにだまされないために、完璧な人になる必要はありません。

自分の心が動いたことに気づき、一度立ち止まるだけでも、判断は変えられます。

「私は絶対に大丈夫」ではなく、「私は今、冷静に考えられているだろうか?」

この問いを、情報を見るときの習慣にしてみてください。

それでは、次の講義でお会いしましょう!

講師は、オール・ドメディア / Owl Dmedia

生徒は、(4×2=8)四国マカフパ / Siniha Sikoku Makafupaでした!


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