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本物そっくりの偽情報|「見た目が本物」でも信じてはいけない理由|AllA フェイクニュース④


こんしは!

AllA / オールアトリエ講師の、オール・ドメディア / Owl Dmediaです。

全22講義で、情報をうのみにせず、自分で確かめて考える力を育てる、フェイクニュースコース「種」

一緒に学ぶ生徒は、

(4×2=8)四国マカフパ / Siniha Sikoku Makafupaです。

前回の講義では、フェイクニュースがSNSで広がる理由を学びました。

驚きや怒り、不安を感じると、誰かに伝えたくなる。

ボタン一つで簡単に共有できる。

たくさんの人が反応していると、正しい情報のように見える。

知っている人から届くと、内容を確認せずに信じやすくなる。

SNSは便利な道具ですが、その速さによって、間違った情報まで一気に広がることがあります。

だからこそ、共有する前に立ち止まることが大切でした。

しかし、立ち止まって情報を見ても、それが本物そっくりに作られていたらどうでしょうか。

今回のテーマは、講義04。

「本物そっくりの偽情報」

です。

見た目だけでは気づきにくい偽情報について、四国マカフパと一緒に考えていきましょう。


有名なニュースサイトに載っているから本物?

四国マカフパ

「オール先生! 今度こそ本物のニュースを見つけました!」

オール・ドメディア

「ずいぶん自信があるね。どんなニュースなの?」

四国マカフパ

「有名な会社が、明日からすべての商品を無料にするそうです!」

オール・ドメディア

「それは大きなニュースだね。どこに書かれていたの?」

四国マカフパ

「このニュースサイトです。ロゴもあるし、記事のデザインも本物みたいですよ!」

オール・ドメディア

「本物“みたい”ということは、本物だと確認したわけではないんだね」

四国マカフパ

「でも、こんなにきれいに作られているのに、偽物なんてことがありますか?」

オール・ドメディア

「あるよ。偽情報の中には、信じてもらうために、本物そっくりの姿で作られるものがあるんだ」

フェイクニュースは、分かりやすい作り話ばかりではありません。

本物のニュースサイトに似た画面。

実在する会社に似たロゴ。

本人が発言したように見える文章。

ニュース番組の一場面に見える画像。

このように、見た人が「本物だ」と思い込みやすい形で作られることがあります。


本物そっくりの偽情報とは?

本物そっくりの偽情報とは、実在する人物、会社、報道機関、サービスなどをまねて作られた、誤解を招く情報です。

内容だけでなく、見た目まで本物に近づけることで、受け取った人を信じさせようとします。

例えば、次のようなものがあります。

  • 有名なニュースサイトに似せた偽サイト

  • 会社や行政機関を名乗る偽アカウント

  • 本人が書いたように見せた偽の発言

  • 関係のない写真を使ったニュース

  • 本物の記事の一部分だけを書き換えた画像

  • 実際には存在しないキャンペーンの案内

  • ニュース画面のように加工された画像

四国マカフパ

「内容だけじゃなくて、見た目までまねするんですね」

オール・ドメディア

「見た瞬間に信じてもらうためには、本物らしい外見が大きな力を持つからね」


なぜ見た目が本物だと信じてしまうの?

私たちは、情報の内容だけでなく、見た目からも信頼できるかを判断しています。

有名な会社のロゴがある。

文章が丁寧に書かれている。

専門家らしい人の写真が載っている。

ニュースサイトのように項目が整理されている。

このような特徴があると、「しっかり作られているから本当だろう」と感じることがあります。

しかし、

きれいに作られていることと、内容が正しいことは別です。

デザインは、本物らしさを作ることができます。

それだけでは、情報の正しさを証明できません。

四国マカフパ

「見た目が立派だと、内容まで立派に思えてしまいます」

オール・ドメディア

「そこが、本物そっくりの偽情報の怖いところなんだ」


1.ニュースサイトそっくりの偽サイト

本物のニュースサイトに似たデザインで、偽の記事を掲載するサイトがあります。

ページの上にはロゴ。

記事には大きな見出し。

記者の名前や投稿日。

途中には写真や広告。

ここまでそろっていると、本物のニュース記事のように見えるかもしれません。

しかし、よく確認すると、

  • サイト名の一文字だけが違う

  • インターネット上の住所が公式サイトと違う

  • 運営者の情報が見つからない

  • ほかの記事も大げさな内容ばかり

  • 公式サイトには同じニュースが掲載されていない

といった違いが見つかることがあります。

四国マカフパ

「サイトの名前が同じように見えても、別のサイトかもしれないんですね」

オール・ドメディア

「そう。ページの見た目だけでなく、どこから発信されているかまで確認する必要があるよ」


2.本物に似せた偽アカウント

SNSでは、有名人や企業、行政機関などを名乗る偽アカウントが作られることがあります。

本物と同じ画像を使う。

名前を一文字だけ変える。

自己紹介文をコピーする。

過去の投稿をまねする。

このような方法で、本物のアカウントのように見せます。

例えば、

「公式プレゼント企画です」

「当選したので、このページを開いてください」

「本人確認のため、パスワードを入力してください」

といったメッセージを送ることがあります。

四国マカフパ

「アイコンも名前も同じだったら、見分けるのが難しそうです」

オール・ドメディア

「だから、名前だけではなく、アカウント全体を見ることが大切なんだ」

確認するときは、

  • アカウント名の文字が正しいか

  • 過去の投稿が自然に続いているか

  • 公式サイトから案内されているアカウントか

  • 不自然に個人情報を求めていないか

  • すぐに行動するよう急かしていないか

などを見てみましょう。


3.本人が言ったように見える偽の発言

実在する人物の写真と一緒に、本人が言っていない言葉を掲載することがあります。

画像の中に文章が書かれていると、それだけで本当の発言のように見えるかもしれません。

例えば、

「有名な研究者が、この方法は絶対に成功すると発言した」

「人気の人物が、この商品をおすすめしている」

「有名人が、ある人を批判した」

といった情報です。

しかし、画像の中に書かれた文章は、誰でも付け加えることができます。

四国マカフパ

「写真と文章が一緒にあっても、本人の発言とは限らないんですね」

オール・ドメディア

「そう。大切なのは、その発言がどこで行われたのかを確認することだよ」

本当に発言したのであれば、

インタビュー。

記者会見。

本人の公式投稿。

元の動画や記事。

こうした確認できる記録があるはずです。

発言だけが画像として広がっている場合は、すぐに信じないようにしましょう。


4.関係のない写真を使った偽情報

写真が付いていると、情報の信頼性が高く見えることがあります。

「実際の現場を撮影した写真だ」

「証拠がある」

と感じるからです。

しかし、写真が本物でも、説明が正しいとは限りません。

昔の災害写真を、現在起きている災害として紹介する。

別の国の出来事を、日本で起きた出来事として投稿する。

映画や訓練の写真を、実際の事件として紹介する。

関係のない人の写真を、事件の関係者として掲載する。

このように、写真そのものは本物でも、間違った説明を付けることで偽情報になります。

四国マカフパ

「写真が本物でも、ニュース全体が本物とは限らないんですね」

オール・ドメディア

「その通り。写真と説明が、本当に同じ出来事を表しているか確認する必要があるんだ」


5.本物の記事を少しだけ変える

本物の記事や公式発表を使いながら、数字や言葉を少しだけ変える偽情報もあります。

例えば、公式発表では、

「一部の商品を値下げします」

と書かれていたとします。

それを、

「すべての商品を無料にします」

と書き換えれば、意味は大きく変わります。

また、

「可能性があります」

を、

「必ず起きます」

に変える。

「一部の地域」

を、

「全国」

に変える。

「10人」

を、

「1万人」

に変える。

ほんの少しの変更でも、情報が与える印象は大きく変化します。

四国マカフパ

「全部を作り直さなくても、一部分を変えるだけで偽情報になるんですね」

オール・ドメディア

「本物が混ざっているからこそ、信じやすくなる場合もあるんだ」


6.ニュース画面のように作られた画像

SNSでは、ニュース番組の画面を撮影したような画像が広がることがあります。

画面の端には番組のロゴ。

下には大きな見出し。

人物の横には説明文。

しかし、それが本当の放送画面とは限りません。

似たデザインを使って、後から作られた画像かもしれません。

四国マカフパ

「テレビのニュースに見えたら、信じてしまいそうです」

オール・ドメディア

「画像一枚だけでは、本当に放送されたかどうかは分からないよ」

本当にニュースとして報道されたのであれば、放送局の公式サイトや、ほかの報道機関にも情報がある可能性があります。

画像だけで判断せず、元の番組や記事を探してみましょう。


「細かい情報があるから本物」とは限らない

偽情報には、具体的な数字や人物名、場所、時間などが書かれていることがあります。

「7月31日の午後3時に発表された」

「専門家100人が確認した」

「成功率は99.8%だった」

ここまで細かく書かれていると、正確な情報に見えるかもしれません。

しかし、具体的であることと、事実であることは別です。

数字や名前も、作ることができます。

四国マカフパ

「細かく書かれているほど、本当っぽく感じます」

オール・ドメディア

「だからこそ、その数字や名前の出どころを確認しよう」

確認できる資料がない数字は、正しいかどうか判断できません。

「数字があるから信じる」のではなく、

「その数字は、どこから出てきたのか」

を考えることが大切です。


本物そっくりの偽情報を見抜く5つの確認

本物そっくりの情報を見つけたときは、見た目ではなく、次の五つを確認してみましょう。

1.どこから発信されている?

公式サイトや公式アカウントから発信された情報なのか確認します。

ほかの人が保存した画像や、切り取った画面だけでは、発信元が分からないことがあります。


2.元の情報がある?

画像や短い文章だけでなく、元の記事、元の動画、公式発表などを探します。

元の情報が見つからない場合は、判断を保留にしましょう。


3.名前やアドレスに違いはない?

会社名やアカウント名が、本物と完全に同じか確認します。

似た文字や、一文字だけ違う名前が使われることがあります。


4.ほかの場所でも発表されている?

本当に大きなニュースであれば、公式サイトや複数の報道機関でも伝えられている可能性があります。

一つの投稿だけで判断しないようにしましょう。


5.急がせていない?

「今すぐ共有してください」

「今日中に登録してください」

「すぐに入力しないと失効します」

このように急がせる情報は、考える時間を与えないために作られている可能性があります。

急かされたときほど、画面から一度離れて確認しましょう。


見た目ではなく「出どころ」を見る

四国マカフパ

「本物そっくりだと、見ただけで判断するのは難しいですね」

オール・ドメディア

「だから、見た目だけで見抜こうとしなくていいんだよ」

四国マカフパ

「見抜けなくてもいいんですか?」

オール・ドメディア

「大切なのは、本物らしいかではなく、出どころを確認できるかなんだ」

情報を見るたびに、偽物の特徴をすべて探す必要はありません。

まず、

誰が発信したのか。

元の情報はどこにあるのか。

公式な場所でも確認できるのか。

この三つを確かめるだけでも、偽情報を信じる危険を減らせます。


「疑う」と「確認する」は違う

本物そっくりの偽情報について学ぶと、すべてのニュースが偽物に見えてしまうかもしれません。

しかし、すべてを疑い続ける必要はありません。

大切なのは、何も信じないことではなく、必要なときに確認できることです。

四国マカフパ

「誰も信じないようにするのではなく、情報の根拠を確かめるんですね」

オール・ドメディア

「そう。人を疑うのではなく、情報を確認するんだ」

情報を確認する習慣があれば、本物の情報を安心して受け取ることにもつながります。


今日のまとめ

本物そっくりの偽情報には、次のようなものがあります。

  • ニュースサイトに似せた偽サイト

  • 有名人や企業を名乗る偽アカウント

  • 本人が言ったように見せる偽の発言

  • 関係のない写真を使った投稿

  • 本物の記事を少しだけ書き換えた画像

  • ニュース画面のように加工された情報

見た目がきれいでも、ロゴがあっても、写真や数字が使われていても、それだけでは正しい情報だと判断できません。

四国マカフパ

「本物らしく見えるかより、元の情報を確認できるかが大切なんですね!」

オール・ドメディア

「その通り。偽情報は見た目をまねできても、本物の出どころまでは作れないことが多いからね」

情報を見たときは、次の言葉を思い出してください。

「見た目ではなく、出どころを見る」

これが、本物そっくりの偽情報から自分を守る基本です。


1分ワーク|本物らしさを分解してみよう

SNSで見つけた、本物らしく見える投稿を一つ選んでください。

そして、次の項目を確認してみましょう。

1.本物らしく感じた理由は何ですか?

  • ロゴがあった

  • 写真があった

  • 数字が書かれていた

  • 有名な人の名前があった

  • ニュースのようなデザインだった

  • 多くの人が共有していた

2.元の情報は見つかりましたか?

3.公式サイトや公式アカウントでも確認できましたか?

見た目だけで信じていた部分がないか、振り返ってみましょう。


ミニクイズ

有名なニュース番組の画面に見える画像が、SNSで広がっています。

最初に行うべきことは、どれでしょうか?

A.ニュース番組のロゴがあるので信じる

B.多くの人が共有しているので信じる

C.元の放送や公式サイトに同じ情報があるか確認する

正解は、

C.元の放送や公式サイトに同じ情報があるか確認する

です。

画像は、本物のように作ったり、内容を書き換えたりできます。

画像だけで判断せず、元の情報を探しましょう。


次回予告

次回の講義05は、

「だまされやすい心理」

です。

フェイクニュースを信じてしまうのは、知識がない人だけなのでしょうか。

実は、どれだけ注意している人でも、自分の感情や思い込みによって、情報を信じやすくなることがあります。

自分が信じたい情報。

不安を解消してくれる情報。

周囲の人と同じ意見。

何度も目にする情報。

なぜ、私たちは間違った情報を本当だと思ってしまうのでしょうか。

次回は、フェイクニュースにだまされやすくなる心の仕組みを、四国マカフパと一緒に学びます。


YouTubeでも講義を発信しています!

AllAのYouTubeチャンネルでは、講義の内容をキャラクターたちと一緒に、動画でも楽しく学べるように発信していきます。

文章だけでなく、会話や映像でも学びたい方は、ぜひ遊びに来てください!

YouTubeチャンネルはこちら

https://www.youtube.com/@All_Academy_22

チャンネル登録もしてもらえると、とても励みになります。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

本物らしく見える情報を見つけても、すぐに信じる必要はありません。

一度だけ立ち止まり、問いかけてみてください。

「これは本物らしいだけ? それとも、出どころまで確認できる?」

それでは、次の講義でお会いしましょう!

講師は、オール・ドメディア / Owl Dmedia

生徒は、(4×2=8)四国マカフパ / Siniha Sikoku Makafupaでした!


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