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新ダッシュボードを見て、心が折れた創作者へ。PV(ページビュー)が低いのは普通です。大事なのはインプレッション🍌

PVを見て「こんなに読まれてなかったの???」は単なる勘違い

noteのダッシュボードが変更されました。
かなりのユーザー、特に創作側ユーザーからこんな反応が出ています。

「今まで数十ビューあったのに、PVにすると数件しかない」
「自分の作品なんて誰も読んでいなかったんだ」

言葉には出来なくとも、精神的に大ダメージを受けた創作者の方も多いんじゃないかと思います。

でも、それは大きな勘違いです。

PVが小さくなったことと、作品の価値が下がったことは同じではない。
ダッシュボード変更後の、創作者向けの数字の読み方をご説明します。


noteを二分する二つの大きな型

noteユーザーは、同じ場所で活動していますが、ほとんど別の流通経路で読まれている二種類の書き手がいます。
『noteユーザー』という単一の箱は、一旦捨てて下さい。

A:note内回遊型

小説、エッセイ、詩、日記、独自思想、オリジナル論考。
※ハイブリッドだけどnote攻略系も多分こっち。
こうした記事は、基本的にタイトルは固有情報になります。

まだ知られていない小説の題名を、Googleで検索する人はいません。
エッセイも、詩も、日記も、思想や論考も、明示的に打ち込まなければ検索結果に出てきません。

だから読者との出会いは、大半が「noteという場の内側」です。

note内の記事一覧に表示される
→ なんとなく気になる
→ 開いてみる(ここでPV発生)

これはSNSのタイムラインに近いです。
CTR(クリック率)も、一般的に0.5%〜2%程度で非常に低い。
だからまず大量の人の視界に入ってもらって、そこから読まれる機会を生む運用になります。

B:検索需要捕獲型

ガジェットやソフトウェア紹介、トラブル解決、商品レビュー、ゲーム攻略、実用ノウハウ。

こちらは記事を作る前から、既に検索用の単語が広く認知されています。

「PC 動かない」
「モンハン 攻略」
「Amazon おすすめ」

こんな感じで、Google検索している人が大量に存在していて、その検索結果としてnoteの記事が選ばれるわけです。
CTR(クリック率)も、一般的に3%〜5%以上と比較的高い。
PV獲得経路も以下の順番です。

検索したいことがある
→ 意図を持ってGoogleなどで探す
→ noteの記事を開く(ここでPV発生)

どうですか?
この二つのタイプは認識上では、どちらも「noteユーザー」です。
でも、PV獲得の経路も方法も全然違う。

ところが、プロフィールを開けば同じ画面。
記事は同じ「スキ」で評価され、ダッシュボードには同じ「PV」という数字が並ぶ。

だから「あの人は1万PVなのに、自分は100PVしかない」という比較が簡単に起きてしまう。

でも、そもそもの条件が違うわけです。
その1万PVの大部分がGoogle検索から来ていて、貴方の100PVはnote内回遊から来ているなら、両者は最初から同じ競技をしていない。

ただ同じnoteという場に記事を置いているだけです。

検索需要捕獲型は、既に「それを読みたい人」を外部から呼び込んでいる。
一方で、note内回遊型は、まだ自分を知らない人の視界に記事を見せて、そこで初めて興味を作らなければならない。

それなのに「同じnoteユーザーだから」という理由だけでPVを比較すると、自分の作品だけが異常に読まれていないように見えてしまう。
note内回遊型は、自身の活動でインプレッションを稼いで、そこから低い確率で認知してもらうしかないわけです。

取り組んでいるジャンルの仕組み上、二桁インプレッションから一桁PVしか得られないのは当たり前なんです。

新しいダッシュボードを見て落ち込む前に、まず確認した方がいい。
自分の記事は、どこから読まれているのか?
note内で見つけてもらっているのか。
それとも、検索されて該当ページを読まれているのか。

そこを正確に把握しないと、大事な自分のモチベーションを破壊することになります。


創作系なら、まずPVではなくインプレッションを見る

意外かもしれませんが、note回遊型なら、最も重視すべき数字はインプレッション(Imp)です。
つまり「何回視界に入ったか」

なぜならインプレッションは、以下の工夫によって、比較的自分で動かしやすいからです。

  • フォロワー

  • タグ運用

  • コンテスト参加

  • 投稿時間

  • note内活動

一方、ページビュー(PV)には読者の判断が入ります。
機械的に表示されない以上、読んでもらえるかどうかは、相手側に選択権があります。

だから「PVが低い → 作品が悪い」は間違いです。
問うべきは「まず十分な回数、表示されているか?」です。


数字を見る前に、自分がどちらの型なのか確認しよう

新しい数字が明らかにしたのは「作品が無価値だった」ではありません。
「表示された」と「開かれた」は違った、というだけの話です。
そして創作系では、その落差が大きくなるのは、構造上自然な現象です。

ダッシュボードを開いて、PVの小ささに心を折られる前に、一つだけ確認して下さい。

貴方の記事は、検索から読まれているだろうか。
それとも、誰かの視界に飛び込んで初めて存在を知られる記事だろうか。

後者なら、単純なPVを比べても意味がありません。
貴方が最初に増やすべき数字は、PVではなく「インプレッション(出会った回数)」だと僕は考えます。


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