カニカマの煮物とメヒカリの唐揚げで幸せ晩酌
昨夜の晩酌風景。

宮城県産のメヒカリの唐揚げ
焼きシャウエッセン
宮城県産の白菜としめじのカニカマあんかけ
宮城県産のゆず大根

職場復帰した土曜日の仕事帰り、久しぶりに買い物に出かけると宮城県産のメヒカリがたくさん並んでいるのが目に入った。
体長12~13センチほどの小ぶりなものだった。
それが、パックに20匹以上ぎゅうぎゅうに入って、お値段は300円ほど。
安い。
申し訳ないくらいのお買い得価格である。
自宅の冷蔵庫には買い置きの魚がまだあったのだが、これほどのお買い得となれば見過ごすことは出来ず、買い物かごへ。
帰宅後、ウロコとワタを取って下処理の上、片栗粉をまぶしてジップロックに入れて冷凍しておいた。
昨夜は、そのメヒカリを唐揚げにした。
下処理済のメヒカリは、凍ったまま揚げるだけで良い。しかも、小ぶりな魚で火の通りも早いので、小鍋に1センチほどの深さの油で揚げられるのも経済的でありがたい。
買ってすぐに下処理しておいた自分自身に感謝しつつ、昨夜は二度揚げでサックサクに仕上げた。
ちなみに今回も、味付けは無し。メヒカリそのものが旨味の強い魚なので、塩も胡椒も不要である。
昨夜も美味しかった。
小ぶりだからこその、カリカリ食感。中の身は真っ白でふっくら。
メヒカリならではの濃厚な美味しさ。
そして副菜は、八宝菜ならぬ三宝菜。とろみをつけた煮物にした。
使ったのは、白菜としめじ、そして特売のカニカマ。
洗って切った白菜と手でほぐしたしめじを鍋に入れ、ひたるくらいの水を注いで火にかける。味付けは鶏ガラスープの素。
白菜の固い部分が柔らかくなってやや透き通ってきたら、ほぐしたカニカマを加え、塩と胡椒で味をととのえる。
仕上げに水溶き片栗粉をさっと回しかければ、出来上がり。
煮込み料理だけれど、調理時間は10分弱。
唐揚げ用の油を温めている間に野菜を切り、揚げている間に煮込んだので、あっという間に二品完成した。
先日の鯛のアラで出汁を取った煮物とは調理時間にえらい差があるが、仕事の後に1時間半かけて煮物を作る余裕は無い。
スープの素最高。
簡単調理最高。
そんな短時間で作った煮物が、また美味しかった。
「カニカマ美味いなぁ~」
「美味しいねぇ~」
夫婦そろって声が出た。
美味しい蒲鉾が多い宮城県。我が家でも、また石巻の義実家でも、揚げ蒲鉾を煮物に加えることは多い。
けれど、これまでカニカマを食べるのは、サラダか酢の物が主だった。
ポテトサラダに加えたり、さっと茹でたワカメと和えたり。
煮物に加えたのは、今回が初めてだったと思う。
鶏肉や豚肉の買い置きが無かったので苦肉の策で加えたカニカマだったのだが、これが、意外にも美味しかった。
カニカマの優しい甘さと、白菜が合う。とろみをつけた汁にもカニカマの旨味がほんのり溶けて、さらに美味しい。
これは意外な、そして嬉しい発見だった。
1パック88円の特売のカニカマでもこんなに美味しいのだから、高級カニカマならばもっと美味しいのだろうなぁと思う。
商品を生み出してくれる方々に感謝だ。
もちろん、かまぼこだけじゃない。魚も、野菜も、美味しかった。
値段がどうであれ、地のものを美味しくいただけるのは幸せなことだ。
それを美味しいと感じられる暮らしがある、ということも含めて。
おかげで、昨夜も夫婦二人で、ささやかながら幸せな晩酌のひとときを過ごした。
SNSでは、またもや東北に対する残念な言葉も目に入ってくる昨今。
けれど、私は他人がどうであれ、目の前の幸せな暮らしを大切にしたいと思う。
嫌なもの・酷い人・不快な出来事に目を向けて時間を費やしてしまうには、人生は意外と短い。
さぁ今日もまた頑張ろう。
自分は、自分の仕事を。
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