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オードリーみたいな夫婦ですね。と言われた話

先日、
雑談の人の桜林直子さんと、
精神科医でミュージシャンの星野概念さんと
初めましての人たちと
対話をする。
という何とも面白いイベントに参加してきた。

10人ほどのクローズドな会だったので、
凄く安心して思っていることを話せる環境だった。

普段、話すことをお仕事の一部にされてらっしゃるプロのお2人のお話はとても面白く

桜林さんのウィットに富み、本質を突く言葉や
星野さんの真の優しさが表れていて
かつユーモアあふれる言葉選びに

私もお2人のようになりたいな。という

「なりたい大人」
に出会えて、とてもうれしかった。
(私はとっくのとうに大人です。)

会が終了した後、
参加者だけでお昼を食べる流れがあったのだが、
話に花が咲いた流れで

身近な人に、
自分の気持ちを分かってもらいたいかどうか。
という話になった。

会の種別的にも、
自己内省を深くしたり
哲学的な会話を好む人たちが集まっていたので、

こういった深く考える思考のクセみたいのを
パートナーや同居人に理解してもらいたいかどうか。
という流れになったのだ。

そこにいた私より若い男性は
一緒に住んでいる友人に、その思考のクセを理解してもらえない。考えすぎだ。と言われたりする。
そこを理解してもらえたら、すごくうれしい。と話してくれた。

多分、私の感覚だとほとんどの人が彼の言葉に納得する気がする。


一方、私は
夫に理解してほしい。と思っていない。という話をした。

私は夫が私のことを理解してくれなくてもいいと思っている。
それは諦めのニュアンスではなく、
理解できないから、理解しないでいい。
と本心で思っている。
その上で夫が大好きだ。

私の夫は、
私の自己内省の塊のようなこのnoteの存在を知らないし、
これからも知らせる予定はない。

彼は、私のような繊細さは1mmもない。
あるがまま、そのまま、
常に仁王立ちして、同じ場所に立っているイメージの人だ。

毎日同じことを繰り返すことに長け、
ルーティーンを決め、筋トレを好み、しっかりとした体幹でいつも同じ場所
に立っていてくれる。

そう。


オードリーの春日みたいな人なのだ。


私は、たまに、ふらふらしても、ぐらぐらしても、そこに戻ってこれればいい。
といった安心感がある。

夫には私の苦しみやもがきは分からないし、
分かってもらえなくて全然いいのだ。

だって、それが分からない夫が好きだから。

それが分からないから私は何度も救われている。

そんな話をした。


ケンカはしますか?と聞かれたのだが

ケンカはあまりしないように意識している。ことに聞かれて気づいた。

なぜかというと、
ケンカをすると、私が絶対に勝ってしまうから。

口は達者だし、ロジカルな嫌味もすぐに出てくる。
自分を棚にあげてしまえば、いくらでも本質をついた傷つける言葉をすらすら言える。

一方、夫は感情や思考を言葉にするのがとても苦手だ。

脳より身体を使ってたいタイプなので、
ロジカルな嫌味なんて1つも言えない。

怒っていたとしても、
「めんどくせぇ!」
とかしかワードが出てこないのよ(笑)
手持ちの語彙量が少なすぎて、対戦相手にならないのだ。

これだけスキルに差があると
もし私が間違っていたとしても、私が勝ってしまう。
それでは夫には不満しか溜まらないだろう。

だから私はあまりケンカはせず、
折り合いをつけるようにしている。


そんな話をしていたら
隣に座っていた年下のステキな女性に

「旦那さんが春日なら、奥さんは若林みたいですね!」と言われた。

同じテーブルを囲んでいたみんな、爆笑。

わたしも爆笑。

そうか、そうだ。
私たち、オードリーみたいな夫婦だ。
(オードリー大好きなので至極光栄)

若林(私)は春日(夫)に、自分の苦悩なんて分かってもらいたいなんて思ってない。

ネタ書く方の気持ちわかってねーだろ!と
若林が春日にキレる、あちこちオードリーの回が大好きなのだが、

分かれよ!と口では言っても、分かってくれなくて良い。みたいな。
(全然、本人の認知は違うかもしれないけど、他の番組でも若林の話していることを聞いてるとそんな感じがする)

全く違う人間だから、一緒に居られる。

相手が仁王立ちで同じことをしてくれていると、
とても安心なのだ。若林(私)からすると。


イベントから家に帰って、
オードリーみたいな夫婦だと言われたと夫に話したら、
夫も爆笑していた。笑

凄くしっくり来たらしい。

よく、結婚記念日などに、
SNSで、
夫であり
親友であり
恋人であり
兄弟であり、、、

みたいに、自分のパートナーが全方位、自分にとって居心地のよい役割を果たしてくれている。かのような表現をする人がいるが、

そんなやついねーだろ。

私の夫は全く、どれにもあまり当てはまらない感覚がある。
彼は、彼でしかない。それ以上でもそれ以下でもない。


25歳で結婚した私たち。
結婚当初は、もっと自分の気持ちを分かってくれる人と一緒にいたい。と思っていた時期もあった。
それを夫にぶつけたこともあったかもしれない。

でも、自分で自分を認めて、
心の淀みに結論を出せるスキルを身に付けたら

夫に分かってもらえるかどうかは、どうでもよくなった。

私が思考錯誤しながら、何年もかけてそのスキルを身に付けている間、
夫はずっと同じ場所で仁王立ちしていた。

ただ、そこに、春日みたいな人がいるだけで
私は、安心なのだ。

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