RLHシナリオ「旅立ちの牢獄」
RLH個人製作d33シナリオ「旅立ちの牢獄」(作:さくなか)

ローグライクハーフ公式基本ルール:
https://ftbooks.booth.pm/items/4671946
公式Wiki:
https://ftbooks.xyz/ftwiki/index.php?ローグライクハーフwiki
ゲームマスター:不要
プレイヤー数:1人
プレイ時間:10分から
適正レベル:10以上
対象年齢:10歳以上
ジャンル:脱出、ホラー
難易度(Normal)
形式:シナリオ(d33)
世界:オリジナル
背景:
あなたは冒険に旅立とうとしていた。
しかし一歩踏み出した瞬間に、あなたは謎の牢獄に閉じ込められていた。
プロローグ:
「冒険に旅立つ日、気が付くと〈あなた はひとりで、薄暗い部屋に閉じ込められていた。
そこは石造りで窓も無く、どう見ても“牢獄”といった雰囲気だった。
何とかしてここから脱出しよう!
そして改めて、本当の冒険の一歩を踏み出そう!」
ゲームの進行:
一本道モードです。
1-3枚目:出目表に対応した〈できごと〉が発生
4枚目:〈中間イベント〉
5-7枚目:出目表に対応した〈できごと〉が発生
8枚目:〈最終イベント〉
『旅立ちの牢獄』特別ルール:
※初期装備:全てなし。シナリオ開始直前まで所持していた装備品類は、シナリオ終了後に、全て戻ってくるという設定です。
※食料の数:0個からスタートします。
※本作は注釈が無い限り、ランタンが無くても【判定ロール】への影響はありません。
ゲームの終了(冒険の成功と失敗):
※このシナリオは、何回でも遊べます。何回遊んでも、常に1回目としてスタートします。
※エピローグの種類は「END1」と「END2」の2種類存在します。
※「END1」は冒険の成功、「END2」は冒険の失敗にあたります。
※主人公が死亡した場合は、「END2」の扱いとなります。
※このシナリオは、冒険が成功(「END1」に到達)しても、経験点は獲得しません。
※このシナリオは“何回でも”遊べます。
追記(2026/03/22):【判定ロール】に用いる副能力値の種類を一部変更しました。
追記(2026/03/07):消耗品『宝石』の効果を一部変更しました。それにともない、難易度をEasyからNormalに変更しました。
d33〈できごと〉表
出目11〈刻む部屋〉
この部屋には、見つめるだけで生命力を奪う謎の目玉が、壁や床にひしめいている。
目玉を潰すか閉じさせるかしないと、部屋に入るのは難しい。
「ランタン」を持っている場合は、消耗品『懐中時計』を入手できる。
「ランタン」が無く、『密やかなナイフ』を装備している場合は、生命点を1点消費し、目玉を潰しながら部屋を進み、『懐中時計』を手にいれることができる。
これ以外の方法でも『懐中時計』の入手は可能だが、その場合は、生命点を3点消費する。
「革の扉の先は、目だらけの部屋だった。
目玉は常にあなたを睨みつけている。
ひとつの目玉には時計が嵌っていて、ギチギチと苦しそうな音を立てていた。」
(それはお前の時間だ。)
出目12〈涙雨〉
気力が奪われる勢いで、大粒の“雨”が降ってきた。
【幸運ロール】(目標値:4)を行う。
判定に失敗した場合は、所持している「ランタン」を失う。
「ランタン」を持っていない場合は、代わりに生命点に1点のダメージ。
「始めの大部屋に戻ったとたん、雨が降ってきた――屋内なのに!?
雨がほぼ止んだので天井を見上げたら、びっしりの目玉から、涙の雫が垂れていた。」
出目13〈浸食の証〉
白くて細い、もじゃもじゃした根のようなものが、壁の一部に張り付いて網目模様を作っていた。
網目模様は意外と丈夫で、ぶら下がっても千切れない。
これを利用して壁をのぼれそうだ。
壁のぼりに挑戦する場合は、【筋力ロール】(目標値:5)を行い、成功すれば、消耗品『快楽の証明』を入手できる。
失敗した場合は、生命点に1点のダメージ。
「……壁ってこんなに高かったかな?」
出目21〈不確かな喪失〉
木の扉から、覚えのある声が聞こえてきた。
【魔術ロール】(目標値:4)を行い、失敗した場合は声に惑わされて、ランダムで装備品(持ち物含む)を1つ失う。
何も持っていない場合は、生命点に1点のダメージ。
「木の扉をノックしてみた。
まさかと思ったが、本当に返事があった。
扉のむこうから聞こえてきた声――それは、まぎれもなく自分の声だった。
自分の声で何かを問いかけられたが、聞いているうちに頭がぼうっとしてきた。
そのうち我に返り、牢獄の探索を続行することに。
しかし、どうにも違和感が拭えない。
何か大切なものを、ひとつ失った気がする……」
出目22〈突き刺す部屋〉
この部屋には、見つめるだけで生命力を奪う謎の目玉が、壁や床にひしめいている。
目玉を潰すか閉じさせるかしないと、部屋に入るのは難しい。
「ランタン」を装備している場合は、消耗品『宝石』を入手できる。
「ランタン」が無く、『密やかなナイフ』を装備している場合は、生命点を1点消費して、『宝石』を手にいれることができる。
これ以外の方法でも『宝石』の入手は可能だが、その場合は、生命点を3点消費する。
「干し肉の扉の先は、目だらけの部屋だった。
目玉たちは一斉に、訪問者を睨みつけた。
しかしひとつの目玉は動かなった。
その目玉には、七色に輝く宝石が埋まっていた。」
(それはお前の存在だ。)
出目23〈入れ替わる部屋〉
寝心地の良さそうなベッドが置いてある。
ベッドでひと休みして、生命点を1点回復できる。
『夢見る権利』を所持している場合は、ここで消費して、1個の「ランタン」を入手できる。
「木の扉の先は石牢の続きだった。
文字通り“骨組み”のベッドが部屋の片隅に置いてある。
どうしてもそのベッドで寝たくなって、横たわった。
すると、ランタンの夢を見た――
目玉だらけの部屋の中で、ランタンが燦然と灯っていた。
目玉たちは、眩し気に目を細めていた。」
(それはお前の記憶だ。)
出目31〈形ある闇〉
〈形ある闇〉
レベル:3 生命点:5 攻撃数:2 宝物:なし
反応表:1~2=【中立】 3~6=【ワイロ】(主人公の生命点から4点)
戦闘時に「ランタン」を装備していない場合は、【判定ロール】に-2の修正を行う。
中立、またはワイロを渡す、または敵の生命点を0にすることで、「ランタン」を入手できる。
「通路の先は暗闇が渦巻いていた。
勇気を出して通路に潜入した。闇の中は、熱いのか冷たいのか分からない。何も聴こえないのに、頭にガンガン何かが響く。
通路の突き当りには、ランタンがひとつ、明々と灯っていた。
ランタンを持ち帰れたが、なんだか異様に疲れた気がする……」
出目32〈知らない鏡像〉
〈知らない鏡像〉
レベル:2 生命点:5 攻撃数:2 宝物:なし
反応表:1~3=【中立】 4~6=【ワイロ】(主人公の生命点から3点)
中立、またはワイロを渡す、または敵の生命点を0にすることで、消耗品『夢見る権利』を入手できる。
出目23でこのアイテムを使用することで、1個の「ランタン」を入手できる。
出目23を既にめくっている場合は、自動で『夢見る権利』は消費され、1個の「ランタン」を入手できる。
「暗い通路の奥から、あなたの“鏡像”が現れ、あなたの命を要求してきた。
自分と同じ姿のそいつと散々話し合った末、僅かな生命力を奪われるだけで済むことになった。
あなたの生命力を貰ったそいつは、『これで夢が見られる』と、嬉しそうな様子だった。」
出目33〈証の傷跡〉
『密やかなナイフ』を所持している場合は、消耗品『苦痛の証明』を入手できる。
「部屋の隅の壁には、多くの傷跡が残されていた。
ナイフで削ったような傷跡は、折り重なり、格子模様を描いていた。
これまでに囚われてきた者達の、生きてきた証なのだろう。」
中間イベント〈はぐれめだま〉
小さな目玉がひとつ、床のくぼみに嵌っている。
目玉なのにドクドクと、心臓のように鼓動している。
【器用ロール】(目標値:5)を行い、成功した場合は、目玉が隠し持っていた『密やかなナイフ』(接近戦・片手武器・【斬撃】)を入手できる。
「最初の部屋の床のくぼみに、目玉がひとつ嵌っていた。
見つめられているうちに、あなたはにわかに、暴力的な気分が引き起こされた。
そして衝動的に、目玉の中心を指先で突いてしまった。
傷ついた目玉はぐずぐずになって、嵌ってた穴の中に溶け落ちていった。
穴の奥をよく見ると、小型のナイフが一本、溶けた目玉にまみれていた。」
(それはお前の声だ。)
最終イベント〈旅立てなかった者達の牢獄〉
通路の闇の中からずるりと這い出てきた人型の闇。
その正体は、〈旅立てなかった者達の牢獄〉が取り込んできた、ありとあらゆる存在の切れ端だった。
「お前の時間をよこせ……お前の存在をよこせ……」
そう繰り返し呻きながら、こちらに腕を伸ばしてきた!
体験してきた〈できごと〉の出目が、
「11、21、31」「12、22、32」「13、23、33」
のどれかに該当する:『X軸』を入手。
体験してきた〈できごと〉の出目が、
「11、12、13」「21、22、23」「31、32、33」
のどれかに該当する:『Y軸』を入手。
体験してきた〈できごと〉の出目が、
「11、22、33」「13、22、31」
のどちらかに該当する:『Z軸』を入手。
『宝石』は、X軸とY軸の、2軸分の代用として使用できる。
『懐中時計』はZ軸の代用として使用できる。
『快楽の証明』『苦痛の証明』は、XYZの、どれか1軸分の代用として使用できる。

『X軸』『Y軸』『Z軸』の3種を全て入手している:END1
それ以外:END2
エピローグ(END1)
「ランタン」以外の装備品は、全て失われる。
「あなたは自分の身代わり全てを、〈旅立てなかった者〉に渡すことができた。
するとあなたは眩しい光に包まれ、牢獄の風景は遠ざかっていった……」
シナリオ開始前に所持していた装備品が全て戻ってくる。
「気が付くとあなたは、もとの場所に戻っていた。
無意識に自分の体に触れる。いつもと同じ感触に、あなたは安心した。
さあ、今度こそ元気に、広い世界へ旅立とう!」
エピローグ(END2)
「ランタン」以外の装備品は、全て失われる。
「〈旅立てなかった者達の牢獄〉に囚われている存在の切れ端は、あなたの存在と時間を求めて襲い掛かってきた!
あなたは苦し紛れに攻撃したが、いつの間にか闇に埋もれていた。
次第に意識が遠いていくあなたの視界の中で、あなたと同じ姿になった〈旅立てなかった者〉が、光の中へ旅立っていった……」
シナリオ開始前に所持していた装備品が全て戻ってくる。
「気が付くと〈あなた〉はもとの場所に戻っていた。
無意識に自分の体に触れる。あなたと同じ感触に、〈あなた〉は安心した。
さあ、今度こそ元気に、広い世界へ旅立とう!」
