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孫子 - 九変篇(四)


1.原文

 是故智者之慮、必雜於利害。雜於利、而務可信也。雜於害、而患可解也。


2.訓読文

四 $${\scriptsize^{ノ}}$$ゆえ$${\scriptsize^{ニ}}$$しゃ$${\scriptsize^{ノ}}$$りょ$${\scriptsize^{ハ}}$$、かなら$${\scriptsize^{ズ}}$$まじ$${\scriptsize^{ウ}\scriptsize_{二}}$$於がい$${\scriptsize^{ニ}\scriptsize_{一}}$$。まじ$${\scriptsize^{エテ}\scriptsize_{二}}$$於$${\scriptsize^{ニ}\scriptsize_{一}}$$、而つと$${\scriptsize^{メ}}$$$${\scriptsize^{キ}\scriptsize_{レ}}$$$${\scriptsize^{ブ}}$$なりまじ$${\scriptsize^{エテ}\scriptsize_{二}}$$於がい$${\scriptsize^{ニ}\scriptsize_{一}}$$、而うれ$${\scriptsize^{イ}}$$$${\scriptsize^{キ}\scriptsize_{レ}}$$$${\scriptsize^{ク}}$$なり


3.書き下し文

 の故に智者ちしゃりょは、かならず利害にまじう。利にまじえて、つときなり。害にまじえて、うれきなり。


4.現代語訳

智者は、物事について必ず利害の両面から考察する。たとえ利益のある事象でも、必ず損失や副作用も同時に想定するので、狙い通りに物事を達成できる。反対に、損失が想定される事象でも、それによって得られる戦略的な利益も併せて考慮に入れるので、過度な懸念を払拭することができる。

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