見出し画像

44_「世界史で聴く」クラシック音楽 その2

3月20日の初投稿以来、『愛しのクラシックよもやま話』として多くの作曲家と作品を取り上げてきました。
投稿を読み返してみたら、ブラームス、マーラー、チャイコフスキー、メンデルスゾーン、ブルックナー、ワーグナー、スメタナ、サン=サーンス、ベートーヴェン、シューマン、バッハ、ホルスト、プッチーニが登場しています。
チャイコフスキーとブルックナーは複数回取り上げたので、マガジンを分けました。

『ソリストの妙技』として、コーラングレとトロンボーンに触れてもいます。
このときは、シベリウス、レスピーギ、ラヴェル、ロッシーニ、リヒャルト・シュトラウスの名曲を挙げました。

クラシック音楽に通ずるものがあるなぁと、昭和のアニソンと唱歌の金字塔《青い地球》と《冬の星座》についても書いたのですが、こちらは全くウケませんでしたね(苦笑)。

こうやって書き出してみると、まだ投稿していないモーツァルト、ショパン、ヴェルディ、ショスタコーヴィッチあたりのネタを探さないとなりませんね。

というわけで、今日はショパンです。
先日の投稿(40_「世界史で聴く」クラシック音楽)の続編になります。
すずゆう先生の解説はこうです。

そして、ショパン。皆さんもよく知る「薄幸の天才」ですね。
肺結核を患って病弱、しかし色白のイケメンで、パリの社交会のアイドルでした。
しかし、彼の優雅な音楽の底には、強烈な「政治的メッセージ(怒り)」がマグマのように煮えたぎっています。
当時、彼の故郷ポーランドは、大国ロシア帝国に支配され、地図から消えかかっていました。
1830年、ポーランドの若者たちが独立を求めて反乱を起こしますが、圧倒的なロシア軍に無惨に鎮圧され、首都ワルシャワが陥落します。
パリに向かう途中でその悲報を聞いたショパンが、絶望と怒りを鍵盤に叩きつけるようにして書いたのが、あの激しい名曲《革命》です。
彼は死ぬまで祖国に帰れず、死後彼自身の遺言によって、彼の「心臓」だけがアルコールの瓶に漬けられて、こっそりとポーランドに持ち帰られました。

すずゆうチャンネル

『12の練習曲』の第12番《革命》は、誰もが知る名曲中の名曲です。「これを弾けるようになりたい」と一念発起してピアノを始める方もいる、と聞きます。
僅か2分半ほどの短い曲ですが、ショパンはまさに「絶望と怒りを鍵盤に叩きつけるようにして書いた」のでしょう。
YouTubeで、《革命》聴き比べを見つけました。

そしてもう1曲は、ピアノ協奏曲第1番です。
都はるみの大ヒット曲『北の宿から』の歌い出し「あなた変わりはないですか」のフレーズと、ピアノ協奏曲第1番のピアノ独奏冒頭の雰囲気がよく似ているとは有名な話です。
私は演歌も大好きですが、クラシック音楽と演歌には、どこか哀愁を帯びた旋律や切ない感情の表現に共通する部分があるからでしょう。
こちらはツィマーマンの新旧両盤で。

『すずゆうチャンネル』の動画の全編は、『40_「世界史で聴く」クラシック音楽 その1』をご覧ください。

いいなと思ったら応援しよう!