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43_私が選んだ「交響曲ベストナイン」

9月に入り、プロ野球のペナントレースも佳境を迎えています。
セ・リーグは、首位の阪神にマジックナンバー18が点灯しましたが、2位巨人とは5ゲーム差なので、まだどうなるか分かりません。
パ・リーグは、首位ソフトバンクがマジック18ですが、2位西武とは5ゲーム差なので、こちらもまだまだどうなるか分かりません。

我が業界?では、宇野功芳氏が率いた〈交響曲軍〉が有名で、宇野氏は著書で「交響曲ベストナイン」を発表されておられます。
その打線がこちら。

1番 モーツァルト《ジュピター》
2番 モーツァルト《40番》
3番 ベートーヴェン《英雄》
4番 ベートーヴェン《第9》
5番 ブルックナー《第8》
6番 ブルックナー《第9》
7番 マーラー《大地の歌》
8番 ベートーヴェン《田園》
9番 モーツァルト《プラハ》

モーツァルト、ベートーヴェン、ブルックナーで8曲を占めています。
宇野氏らしい選曲ですね。

伝統的な日本野球だと、
1番打者は「瞬足巧打のチャンスメーカー。出塁し盗塁する」
2番は「繋ぎ役。バントや小技で1番を進塁させる」
3番は「中距離打者。ヒットを打つのが上手く、足もそこそこ速い」
4番は「主砲。打線の顔であり、ランナーをホームに返すのが仕事」
と続いていきますが、宇野氏の「ベストナイン」はそのあたりもよく考えられた、絶妙なラインナップだと思います(宇野氏は近鉄バファローズの大ファンだったそうです)。

私だったらどんな打線を組もうかな。
ということで、私が選んだ交響曲ベストナインはこんな感じです。

1番 ブラームス第1:カラヤン/ベルリン・フィル(1987.1)
2番 シベリウス第2:バーンスタイン/ウィーン・フィル(1986.10)
3番 ベートーヴェン《英雄》:カラヤン/ベルリン・フィル(1982.4)
4番 シューマン第4:バーンスタイン/ウィーン・フィル(1984.2)
5番 マーラー第5:ショルティ/シカゴ響(1990.11)
6番 チャイコフスキー《悲愴》:カラヤン/ウィーン・フィル(1984.1)
7番 ショスタコーヴィチ《レニングラード》:ゲルギエフ/キーロフ歌劇場管&ロッテルダム・フィル(2001.9)

8番 シューベルト《未完成》:クライバー/ウィーン・フィル(1979.4)

9番 ブルックナー第9:ジュリーニ/ウィーン・フィル(1988.6)

代打 ベートーヴェン《第9》:フルトヴェングラー/バイロイト祝祭管(1951.7)

誰もが知る名曲名盤が並ぶ、手堅い打線といえますかね。
別オーダーだとこんな感じでしょうか。

1番 プロコフィエフ《古典》:ショルティ/シカゴ響(1982.5)
2番 ラフマニノフ第2:プレヴィン/ロイヤル・フィル(1985.3)
3番 マーラー第3:バーンスタイン/ニューヨーク・フィル(1987.11)
4番 ブラームス第4:カラヤン/ベルリン・フィル(1988.10.22 ライヴ)

5番 チャイコフスキー第5:ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル(1960.11)
6番 ベートーヴェン《田園》:ベーム/ウィーン・フィル(1971.5)
7番 シベリウス第7:ベルグルンド/ヘルシンキ・フィル(1984.2)
8番 ブルックナー第8:チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル(1990.10)
9番 ドヴォルザーク《新世界から》:ケルテス/ウィーン・フィル(1961.3)

代打 シューマン《ライン》:ジュリーニ/ロサンゼルス・フィル(1980.12)

打線ですから「同じ打順に複数の曲は選べない」のは当然として、「同じ作曲家からは複数選べない」と条件を付けると、選曲が途端に難しくなります。
マーラーの第3を選んだら《ライン》は選べないし、《英雄》を選んだら《運命》や《第9》は選べない。

様々な作曲家から満遍なく選んでいますので、ダイハード打線(福岡ダイエーホークス/平成15年)や山賊打線(埼玉西武ライオンズ/令和元年)のような超強力打線には及ばないかもしれませんね。

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