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続けられなかったのではなく、形を探し直していた

続けていたことを一度休んだら
そのまま戻れなくなった。

そんなとき、私たちはつい

「また続けられなかった」
「自分には継続する力がない」

と考えてしまいます。

自分も、しばらくそう思っていました。

自分への自己否定が強かった分、ダメな人間だと思ってしまったんです。

けれど今は、少し違う言葉で
捉えています。

続けられなかったのではなく、以前の
続け方が、今の自分に合わなくなって
いた。

止まった時間は、失敗の証拠だけでなく見つめなおす時間なんだと。

何を残し、何を変えるのか。

今の自分に合う形を探し直す時間に
なることもあります。

この記事で分かること

  • 続けていたことが止まったときの、別の見方

  • 長所や気遣いが、自分の負担へ変わる境目

  • 今の自分に合う形を考えるための問い


一日休んだら、戻れなくなった

最初の2か月、自分はnoteをほぼ毎日
更新していました。

毎日書けていることが、自分なりに前へ進めている証拠のように感じていたんです。

ある日、ふとしたタイミングで1日だけ休みました。

最初は、本当にたった1日の
つもりでした。

その時は、気力出ないなぁ~って
軽い気持ちだったんです。

ところが、その日を境に休む期間が
少しずつ長くなっていきました。

ゲームの毎日ログインが一度途切れると、急にやる気がなくなる。

しだいにログインすることすら
面倒くさい。

あの感覚に、少し似ていたと思います。

毎日続けていた記録が途切れただけなのに、書きたい気持ちまで一緒に切れてしまったようでした。

「また続けられなかった」

いつの間にか書くことが、強い義務感に置き換わってしまったのかなぁ。

そう考えるほど落ち込み、投稿画面から遠ざかっていきました。

猫執事ルルの翻訳メモ

途切れたのは、「毎日投稿する」
という形でした。

これまで書いてきた時間や、考えてきたことまで、なくなったわけではないの
です。


止まった理由は、一つではなかった

しばらくの間、私は更新できない理由を、自分の意志の弱さだと思って
いました。

一度休んだだけで戻れなくなった。

それなら、自分には継続する力が
なかったのだろう。

そんなふうに考えていました。

その時は、考えてもそれ以外の理由は
見つからなかったんですよ。

けれど、時間がたって振り返ると、止まった理由は一つではありませんでした。

当時の感覚だと、生活サイクルや
身の回りの環境が変わっていました。

最近だと大型犬を保護し、一緒に暮らし始めたことで、毎日の過ごし方も変わりました。

実は、変わったのはそれだけでは
なかったんです。

自分が興味を持つことや、発信したい
内容も、少しずつ変化していました。

以前と同じように毎日投稿すること。

以前と同じテーマで書くこと。

止まる前と同じ自分へ戻ること。

再開するなら、そこへ戻らなければ
いけないと強く思っていました。

けれど、本当は元へ戻りたかったわけ
ではなかったのです。

等身大の自分が発信する事に価値はあるんだろうか?

今の自分が考えていることを、今の
生活に合う形で書きたかったのだと
思います。

人を見る力が、自分の負担になった


発信したい内容が変わった背景には、
ダブルワークでしていたアルバイトの
経験が関係したのかもしれません。

自分は、大手カフェチェーンで
女性の多い職場で働いていました。

働き始めて半年ほどたつと、仕事を
覚え、できることも増えていき
楽しかったんですよねぇ。

それと同時に、社員の人たちの立場や
気持ちも、以前より想像するように
なりました。

自分は、周りの人をよく観察し
見るほうです。

俗に言う空気を読んでしまう
タイプの人間ですかね。

表情や声の調子、その場の空気から、相手が何を考えているのかを想像する。

そうした人間観察は、自分の得意分野
だと思っていました。

今でも、それ自体は長所の一つだと
思っています。

ただ、何事も「〜しすぎる」割合が増えると、長所の働き方が変化することが
あります。

相手を見すぎる。

気持ちを考えすぎる。

頼まれていないところまで、先回り
しようとする。

周りへ意識を向けすぎた結果、自分が担当する仕事でミスが増えていきました。

注意を受けるたびに、自信を失いました。

けれど、怒られたことそのものよりも、お店の役に立てなかったと感じることのほうが自分にはつらかったのだと
思います。

一回りほど年下の人たちから、教えてもらったこともたくさんありました。

それなのに、自分はその人たちへ何も
返せていないのではないか。

むしろ、負担を増やしているだけなのではないか。

そう考えるうちに、働くことそのものに疲れていきました。

最後には、辞めることが一番迷惑を
かけない方法なのだと思い、一年ぐらいで仕事を辞めてしまいました。


得意なことにも、距離が必要だった

当時の自分は、

「役に立てない自分が悪い」

と考えていました。

けれど、今振り返ると、少し違う見方もできます。

自分は相手を理解しようとするあまり、気づいたことや相手の負担まで、自分が引き受けようとしていたのかもしれません。

人を見ることが悪かったわけでは
ありません。

ただ、見えたもの感じたことをすべて、自分が何とかしなければならないと
思っていました。

人に頼れなかったんですよね。

相手を理解しようとすることと、相手の分まで責任を背負うことは、同じではなかった。

人の気持ちを想像する力は、なくさなくてもいい。

けれど、どこまで自分が担うのかは、
選び直してもいい。

このことに気づいてから、自分の内側で起きていることを、以前より考えるようになりました。

なぜ、あの場面であんなに疲れたの
だろうか。

なぜ、人との関わり方で空回りして
しまうのだろう。

本当は伝えたかった言葉があるのに、なぜ言葉にできなかったのだろう。


書きたいことが変わっていた


自分のことを振り返るうちに、人間心理や、人との関わり方そのものが、発信の記事になるのではないかと思うようになりました。

人をよく見ること。

気を使いすぎて疲れてしまうこと。

役に立てないと、自分の価値までなくなったように感じること。

言いたいことがあっても、相手を困らせたくなくて飲み込んでしまうこと。

こうした言葉になりにくい気持ちを、
自分の中だけに置いておくのではなく、日常で使える言葉へ変化して整えて
みたいと思ったんです。

しばらく書けない時間が続いたあと、心境の変化もあり、もう一度書きたいという気持ちが戻ってきました。

以前と同じ内容に戻りたいからでは
ありません。

自分の迷いや失敗を、そのまま語るだけではなくそこから見えてきたことを整理して、同じように悩んでいる人へ新しい考え方を渡せるかもしれない。

そう思えるようになったからです。

続けることは、元へ戻ることではない


私は、noteを続けられなかったのだと思っていました。

けれど今は、少し違う言葉で考えています。

続けられなかったのではなく、以前の続け方が今の自分に合わなくなっていた。

書くことをやめたかったわけでは
ありません。

生活や興味が変わった自分に合う形を、探し直す必要がありました。

もちろん、止まっていた時間のすべてに、意味があったとは言い切れません。

ただ休んでいた日もあります。

自分を責めて、動けなくなっていた日もありました。

それでも、その時間があったからこそ

何を残したいのか。

何を変えたいのか。

これから何を書きたいのか。

少しずつ考え直すことができました。

再開することは、止まる前の自分へ
戻ることではありません。

今の自分に合う形を、ここから作り直すことなのだと思います。


今の自分に合う形を考える


続けていたことが止まると、「続けるか、やめるか」の二つで考えてしまう
ことがあります。

けれど、その間にも選択肢があります。

形を小さくする。

頻度を減らす。

内容を変える。

しばらく保留する。

必要な部分だけ残す。

以前の形を手放して、別の方法を試す。

自分と同じように止まっていることが
あるなら、すぐに再開日を決めなくて
もいいのかもしれません。

自分は、次の三つを考えてみたんです。

  • 前の形で、負担になっていたこと

  • それでも、残したいと思うこと

  • 今の生活に合いそうな、小さな形

3つすべてにすぐには答えられません
でした。

でも、少しだけ意識することで、自分を見直すきっかけと、時間ができました。

ふとしたタイミングで、想いがカタチになる時がきます。

その日まで、自分への問いかけと少しの行動を継続していきましょう。

ルルの翻訳メモ|止まった時間の見方

ここまでの内容を、ルルが一枚のメモにまとめました。

感情 → 見直した言葉 → 持ち帰る問い

という順で、自分の今を振り返れるようにしています。


続けることだけが正解ではありません。

今は見直すだけでもいい。

少し休むことも、今回は手放すことも、自分で選んでいい。

止まった時間を、失敗という一つの言葉だけで終わらせなくてもいいのだと思います。

その時間は、今の自分に合う形を探し直していた途中なのかもしれません。

自分の行動を選択する自由を忘れないでください。

今回、記事を書くタイミングで
フォローしている宮本さんのnoteが
自分の考えを見直す良いきっかけに
なりました。

自分の発信したい内容とは、どんな人に、何を届けたいのか、自分の気持ちを見つめなおして、改めてプロフィール記事を半年前の最初に書いたものを直しました。

宮本さん気づきをありがとうございました。


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