【母のこと|エピソード27】私の人生はきっと、この人が死んでからしか始まらない」——手に入れた「絶縁の鍵」
あの日、母が放った言葉で、
私の中の『母』は死にました。
この先に綴るのは、私が心の
奥底に封印してきた、
実の母との「真の決別」の記録です。
正直、このエピソードを書くことを
とてもためらいました。
しかし私がnoteをはじめた意味。
そして、私という一人の人間の尊厳を守るため、過去の自分を本当の意味
で抱きしめてあげるために、
この痛みを言葉にすることにしました。
無料公開にすべきかもなやみましたが
非常に個人的で、生々しい傷跡に
触れる内容となります。
身バレの危険性もあり、不安が残ります。
そのため、私の歩みを静かに
受け止めてくださる方へ向けて、
鍵をかけさせていただくことにしました。
姉と絶縁をして、2年ほど経った
頃のことでした。
その前日、母と妹は、マンションを
購入したばかりの姉夫婦の家を
訪ねていました。
「夕方には帰る」と言っていた母
でしたが、実際に帰宅したのは
深夜23時を過ぎた頃。
嫌な予感がしました。
母は帰宅するなり
「お姉ちゃんのことについて話がある」と切り出してきたのです。
私は、姉と絶縁した日に母へ固く
告げていました。
「姉にされてきたことを、私は
何度も許してきた。
でもその度にひどいことをされ、
私の人生は無茶苦茶になった。
もう関わらないと決めたから、
姉のことで私に何か言うのはやめてほしい」
それなのに、なぜ今さら話がある
なんて言うのか。
「お姉ちゃんのことなら聞きたくない」
私はそう言い、その場を離れました。
翌朝、洗面所で顔を洗っていると、
母がやってきて一方的に話し始めます。
「お姉ちゃんすごく痩せていて、
ご飯を全く食べていないって。
体重が37キロしかなくて、
旦那さんと話して精神科に強制入院
させてきた。
もうお母さんは疲れた。
お姉ちゃんが望むことは私には
できないし、したくない。
あの姿を見ても何もできないから、
あんたがお姉ちゃんのことやってあげて。今日病院にいってきて。」
何を言っているんだろう、この人は。
「前に言ったけど、私もうお姉ちゃんに関わるつもりはないから」
私が拒絶しても、母は止まりません。
「旦那さんも妹も仕事で昨日いろいろやったんだから、あんたもやりなさいよ」
「だから、もう私に言わないでって。
今回食べなくなったのも旦那さんの愛情が欲しいからでしょ。
前はお母さんの愛が欲しくて食べなかった。
旦那さんとお母さんがお姉ちゃんと
向き合うことなんだよ。
私には関係ない。
私だって今日仕事なんだよ。
もう本当に解放してよ」
不思議と、涙は出ませんでした。
ただ淡々と、私の中に姉への気持ち
が1ミリも残っていないことを再確認
していました。
しかし、その時。
母の口から、私の人生を根底から
否定するような言葉が飛び出したのです。
「あーあんたはいつもそうだ……」
この後の母との会話で私は
一緒に住みながら 心の絆を、
家族の絆を絶縁することになります。
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