パパになるまであと81日|「親に頼れないかもしれない」夫婦2人の子育てが現実になった
子どもが生まれたら、困ったときは親にも少し頼れる。
心のどこかで、僕はそう考えていたのかもしれません。
しかし最近、その前提が大きく変わる出来事がありました。
パパになるまで、あと81日。
今日は、お互いの親との顔合わせをきっかけに感じた、家族の難しさと、これからの子育てへの不安について書きます。
妻のお父さんは、すでに他界している
妻のお父さんは、すでに亡くなっています。
残されたお母さんと妻は、これまでも何度も衝突を繰り返してきました。
感情が大きくなると関係がこじれてしまい、落ち着いて話すことが難しいこともあったようです。
それでも妻は、妊娠したことをきっかけに、両家の顔合わせが必要だと考えてくれました。
決して簡単な連絡ではなかったと思います。
過去に何度も傷つき、また同じことになるかもしれない。それでも妻は、自分から連絡を取り、顔合わせの日程まで決めてくれました。
僕は、その行動を当たり前のこととして受け取ってはいけなかったと思います。
直前に「顔合わせには行かない」と言われた
ところが予定が近づいた頃、妻のお母さんが再び感情的になり、
「顔合わせには行かない」
と伝えてきました。
妻が頑張ってつくった機会は、直前になってなくなってしまいました。
僕も妻から連絡先を教えてもらい、自分なりの言葉でLINEを送りました。
家族になる相手として、何かできることがあるかもしれない。
せめて僕の気持ちだけでも伝えたい。
そう思って連絡しましたが、既読になっても返事はなく、その後に送った連絡も未読のままです。
正直、どうすればよかったのか分かりません。
もう少し違う言葉なら届いたのか。
連絡する時期が悪かったのか。
それとも、僕が何を伝えても難しかったのか。
考えても答えは出ませんでした。
一番苦しかったのは、妻だったと思う
僕も残念でしたが、おそらく一番つらかったのは妻です。
自分の母親ともう一度向き合おうとしたのも妻。
過去の衝突を抱えながら、顔合わせの予定を立ててくれたのも妻です。
妊娠中で身体にも負担があるなか、これから生まれる子どものために頑張ってくれました。
結果だけを見れば、顔合わせは実現しませんでした。
でも、妻が家族のために動いてくれたことまで、なかったことにはしたくありません。
僕が最初に伝えるべきなのは、解決策ではなく、
「連絡してくれてありがとう」
という言葉なのだと思います。
育児を2人で乗り越える現実
僕の実家は地方にあります。
妻のお母さんとも、今後連絡を取れるか分かりません。
今回の出来事を通して、僕たちは親の助けを前提にせず、夫婦2人を中心に子育てをしていく必要があるのだと感じました。
もちろん、今すぐ「完全に縁が切れた」と決めつけるつもりはありません。
時間がたてば、状況が変わる可能性もあります。
それでも、出産は待ってくれません。
僕は3か月の育休を取る予定ですが、家計の不安もあり、その後の働き方についてはまだ迷っています。
本業に加えて夜勤を続ければ、収入は増やせます。
一方で、妻が頼れる人の少ない状況で、僕まで仕事で家を空け続けてよいのか。
これまで以上に、お金と家族の時間の両方を考えなければならなくなりました。
「2人で頑張る」を、2人だけで抱え込む意味にはしない
今日から、出産後自分たちだけで育児をするんだという認識を持ち、行動していきます。
自治体の産後ケア、家事や育児の支援、相談窓口など、親以外にも頼れる選択肢を整理します。
「夫婦2人で育てる」と覚悟することと、何もかも2人だけで抱え込むことは違うはずです。
僕は看護師として、人に頼ることの大切さを伝える場面があります。
それなのに、自分の家族のことになると「僕が何とかしなければ」と考えてしまいます。
でも、父親になる準備とは、一人で全部背負える強さを身につけることではないのかもしれません。
妻の負担に気づき、必要なときには周囲や制度を頼り、家族が潰れない方法を考えること。
それも、父親としての役割だと思います。
顔合わせは実現しませんでした。
連絡にも返事はありませんでした。
寂しさは残っています。
それでも、妻と子どもが安心して過ごせる家族を、これから僕たちでつくっていきたいです。
皆さんは、親や親族を頼ることが難しいなかで、出産や子育てを乗り越えた経験がありますか?
次回は、夫婦2人で抱え込まないために、出産前から準備できることについて書きます。
