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緑茶の効能をたいせつに

過ぎ去りし故郷でのお茶の時間

都立小金井公園周辺のjoggingは気持ちイイ。今や完全に習慣化されています。
 
その公園内に 「江戸東京たてもの園」 がある。
『東京大茶会』が催されていた。何故か憶えています。
 
親子茶道教室を開いている僧侶を存じています。
そして、そのお坊さんの計らいで、生まれて初めて茶道(抹茶)の振る舞いを受けたこともあります。
 
世界には紅茶、烏龍茶から始まって、白茶や黄茶など多種の「お茶」があります。
ホッと一息つく時、仲間と談笑しながらのコーヒーも、ある意味 「お茶」 の仲間かもしれません。
 
日本を代表する緑茶には人と人とを結ぶ力があると思って止まない。その訳は、今になっても忘れられない、お茶にまつわる記憶が刻まれているからです。


緑茶は望ましい効き目をいろいろな面で発揮してくれる健康飲料です。

ペットボトル入りの緑茶を其処彼処で気軽に飲む。今や当たり前の光景です。けど、そのような場面を言っているのではありません。

昭和の時代に生まれ育った私です。“お茶” とは茶葉を急須に入れてお湯を注ぎ、湯飲み茶わんに注いだ飲み物のことを指すのです。
過ぎ去りしむかしの日常生活には欠かせませんでした。心身の健康に貢献してくれる、思い入れの深い飲み物です。

何かに付けてお茶が淹れられ、湯気の立ち上る湯飲み茶わんが目の前にありました。

  • 実家の母や祖母がお客さんを招き入れる際に「さあさあ(家に)上ってちょうだい。お茶入れるで、飲んで行ってね」

  • 父が仕事の合間によく口にしていた決まり文句、「お茶にするじゃあねえか」

まだあります。

  • 勉強の指導が一区切り付いたタイミングに合わせて、「お茶持って来いや」と奥さんに催促してくれた恩師。

  • 半世紀ぶりに再会した小学校時代の担任教諭。「やあやあ、寄ってってくれ。お茶入れるで・・・」

  • この私だって、先日自宅に顔を出してくれた義兄夫婦に「お茶飲んで行って」と言いながら、おいでおいでと手招きする。もちろんお出ししたのは急須で淹れた粗茶でした。

緑茶に含まれる代表的な成分は「カテキン」と「カフェイン」が挙げられます。(*1)
カテキンは老化の進行や感染症,様々な生活習慣病の発症などに関係する、活性酸素を除去する効果(抗酸化作用)があります。更にはLDLコレステロール値を下げて血糖値の上昇を下げてくれる効果もあります。(*2)
カフェインの効用でよく聞くのは利尿作用。だから血圧上昇を抑えてくれる効果に期待できますね。

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ただ今思うと、故郷のお茶の時間で惜しかったことがあります。
それは「野沢菜」が付き物だったことです。私の故郷信州には、厳しい冬を乗り越えるための塩蔵による食文化があった。野沢菜は信州の代表的な漬物として有名ですよね。各家庭で野沢菜を浸けることは信州の風物詩。それぞれ塩加減や漬かり具合を品評する。話のタネにするのです。とにかく、塩味の効いた野沢菜を食べる機会が多かったのです。

血圧を上げてしまう塩分たっぷりの野沢菜をお伴に、お茶の時間を過ごしたのです。血圧を抑える効き目のあるはずの緑茶のカフェイン効果よりも、のどが渇いて水分を多く取ることによる血圧上昇が勝ってしまいそうです。
新型コロナ感染症の重篤化を防ぐためにワクチンを接種しておきながら、生活習慣病の予防を妨げるたばこを吸う。そんな無意味とも解釈してしまう行動と、大して変わらないと思ってしまいます。

時折おふくろさんから送られてくる野沢菜浸けを口に入れると、一瞬幼少の頃にタイムスリップします。そして同時に、あの頃の食生活を改めていたならば、脳卒中や心臓疾患で亡くなられた方々の健康を、少しでも長く保つことが出来たのではないだろうか・・・と、口惜しい気持ちにもなるのです。

今や塩分控えめの気運が定着した、健康延伸都市の故郷になりました。
 
【出典】
(*1)健検公式テキスト増補改訂版 嗜好を見直す 飲み物と健康
(*2)長寿科学振興財団 健康長寿ネット

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