【食で世界一周@バンコク#2】タイで味わうフィリピンの酸味と旨味!「Kalamansi Kitchen」実食レポ

タイ・バンコクの魅力は、タイ料理だけにとどまらない。世界中から人が集まるこの大都市は、実はハイレベルな多国籍グルメの宝庫でもある。 シリーズ『食で世界一周 @Bangkok』では、バンコクのレストランを通して世界各国のリアルな食文化に触れ、まるで世界一周旅行をしているかのような体験をお届けしていこうと思う。

記念すべきフィリピン編としてご紹介するのは、バンコク随一のおしゃれエリア・トンローに店を構える「Kalamansi Kitchen(カラマンシー・キッチン)」! タイ料理とはまた違った、お酢と醤油ベースのどこかホッと落ち着くフィリピンのソウルフードが、訪れる人の胃袋と心をガッチリ掴んで離さない名店だ。
食で世界一周 @Bangkokとは

東南アジアのハブであり、世界的な大都市であるバンコク。ここには、世界各国の移民や駐在員が集まり、それに伴って驚くほど本格的な各国のレストランがひしめき合っている。 このシリーズでは、「バンコクにいながら食で世界一周旅行を味わう」をコンセプトに、私が実際に足を運んだ多国籍レストランをピックアップ。タイ料理に少し飽きてしまった時のスパイスとして、一人旅でもふらっと入りやすいお店などを紹介していこうと思う。
微笑みの国から情熱の国へ!トンローの「Kalamansi Kitchen」

今回訪れたのは、バンコク屈指の高級住宅街であり、おしゃれなカフェやレストランが立ち並ぶトンロー(Thong Lo)エリアにある「Kalamansi Kitchen」。

東南アジアの料理といえば「辛い」イメージがあるかもしれないが、実はフィリピン料理は唐辛子をあまり使わず、お酢や醤油、ニンニクをベースにしたマイルドな味付けが多いのが特徴。連日のタイ料理で少し胃腸がお疲れ気味の時や、辛いものが苦手なトラベラーにとって、まさにオアシスのような存在なのだ。
そして、私のフィリピン友達たちが言うには、バンコクにあるフィリピン料理店の中でも一番美味しいらしい。全員が口を揃えて勧めてくるので、今回満を辞してみんなで訪問することにした。
実食レビュー!日本人の口に合いすぎるフィリピンのソウルフード
カレカレ・バグナット(348バーツ)

まず運ばれてきたのは、フィリピンの伝統的なお祝い料理「カレカレ」。超濃厚なドロドロのピーナッツソースで野菜や肉を煮込んだ料理だが、この店ではフィリピン・イロコス地方の名物であるカリカリの揚げ豚「Bagnet(バグネット)」がトッピングされている。
香ばしいピーナッツソースの濃厚な甘みとコクが、皮目がクリスピーでジューシーな豚肉に絡みついて絶品!豚はジューシーで全体的にコッテリとした味わいだが、付け合わせの「バゴオン(小エビの塩辛のような調味料)」を少しつけて食べると、塩気と旨味がプラスされ、ご飯が猛烈に進む美味しさに変化する。名前も味もどこか日本のカレーを彷彿とさせる味で、日本人も絶対好きなはず。
豚バラとタロ芋のシニガン(296バーツ)
続いては、(写真を撮り忘れたが)フィリピンの国民的スープ「シニガン」。タマリンドを使った独特の強い酸味が特徴のスープだ。 具材にはゴロゴロとした贅沢な豚バラ肉と、スープに程よいとろみをつけるタロ芋(里芋のような芋)が入っている。一口飲むと、スッキリとした酸味の後に豚バラの旨味がじんわりと広がり、タロ芋のホクホクした食感が全体を優しくまとめている。タイのトムヤムクンとはまた違う、ハーブ感控えめでダイレクトな酸味がクセになり、スプーンですくう手が止まらなくなる。
ルンピア・シャンハイ・ポーク(190バーツ)

フィリピンの春巻き「ルンピア」も美味しい。カリッと揚げられていて中に詰まった肉もジューシー。ここのルンピアが好きで冷凍で買って帰ったこともある。家で揚げると自宅でも揚げたての美味しさを楽しめる。
イサウ・マノク(2本50バーツ)

そして、少しディープなストリートフードにも挑戦。フィリピンの屋台で大人気の定番串焼き「Isaw Manok(イサウ・マノック=鶏の腸)」だ。 丁寧に下処理されてカリッと香ばしく焼き上げられた鶏の腸は、臭みが一切なく、独特のコリコリ・モチモチとした食感が楽しい。日本の焼き鳥のようにタレを付けてツヤっと焼かれているため、レバー系が苦手な私でも美味しく食べることができた!
シェア用ハロハロ(420バーツ)

そして欠かせないのが食後のデザート!フィリピンといえば外せない「ハロハロ」を注文した。タガログ語で「混ぜこぜ」を意味する通り、かき氷の上に紫芋(ウベ)のアイス、ゼリー、ナタデココ、甘く煮た豆など、カラフルな具材がこれでもかと乗っている。 スプーンで豪快に全体をぐるぐると混ぜ合わせ、ミルクの染みたかき氷と一緒に口へ運ぶ。様々な食感と優しい甘さが一体となり、濃厚なフィリピン料理の後にぴったりの爽やかな締めくくりとなった。ここのハロハロは超巨大なので、シェア必須。
価格帯は?

トンローという立地にありながら、思ったより価格は非常に良心的。一品あたり200〜350バーツ(約1000〜1750円)程度で、ボリュームもしっかりある。量が多いので二人なら二皿で充分だと思う。 店内は明るく清潔感があり、カフェのようなポップでおしゃれな内装。一人旅でも気兼ねなく入りやすく、スタッフもフレンドリーで英語が通じるので、初めてのフィリピン料理でも安心して注文できるのが嬉しいポイント!
店舗へのアクセス
BTSトンロー駅からは少し距離があるため、もちろん歩けるものの徒歩よりも駅前から出ている「赤バス(ソンテウ)」に乗るか、Grabなどの配車アプリ、あるいはバイタクを利用するのがおすすめ。トンロー通り(スクンビット・ソイ55)を北上していくとアクセスしやすい。
【店舗情報】
店名: Kalamansi Kitchen(カラマンシー・キッチン)
住所: 159 10 Thong Lo, Khlong Tan, Watthana, Bangkok 10110
アクセス: BTSトンロー駅から車・バイタクで約5〜10分
まとめ

バンコクでフィリピンの風を感じる「食で世界一周」の企画、「Kalamansi Kitchen」での体験は大成功だった! タイ料理のスパイスや辛さに少し疲れた時や、バンコクでいつもと違うディープな多国籍グルメを楽しみたい時に、自信を持っておすすめできる名店だ。バンコク旅行の際は、ぜひトンローまで足を伸ばして、絶品のカレカレやシニガンを味わってみてほしい。
そして、最後まで読んでいただきありがとうございます。バンコクにはまだまだ世界各国の本格グルメが隠れています。「この記事が参考になった!」「この企画の続きが読みたい!」と思った方は、ぜひ「スキ」「フォロー」「コメント」をお願いします。今後のレストラン開拓の励みになります!
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