「成金」って過小評価されすぎでは?
私が東京に出て、知らずにお嬢様・お坊ちゃまだらけの大学に入って、生粋の金持ちと同級生やって、敗北感と屈辱を味わって、少しでも追いつこうと血反吐はいてみる過程で思ったのだが…
「成金」って、その言葉が持つ意味より尊いものでは?
世間の成金のイメージ
成金とは、短期間で急激に大金持ちになった人のこと。
世間のイメージ的には、そこから六本木だの麻布だので「金持ちっぽいこと」をして「金持ちっぽいもの」を身に着けることから、バカにされがちだ。
一部には本当にバカにされるべきバカもいる。
が、私の知る限り、それは一部だ。
「今の時代は」かもしれないが。
実際の成金
大学で「生まれながらの金持ち」からの屈辱を元に血反吐を吐き始めた独身社会人時代、様々な交流イベントで「成金」に出会った。
私の界隈はweb系の起業家が多かったが、世間で言われるほど「豪遊」「馬鹿」なイメージはなかった。
もちろん夢に見たブランドものを身に着けている人も少なくはなかったが、多くは「次の事業」「今のトレンド」に夢中だったし、女遊びで女傷つけるバカと出会うような機会も少なかったと思う。
むしろ、親の後ろ盾や特殊な教育環境がないにも関わらず、努力と知能と行動量で会社を興している様は、大学時代に親の資本や知恵に乗っかって生きていた彼らよりも、ものすごいことだと私は思わずにいられなかった。
彼らがどれだけ「でもうちらも努力してるけどw」と言っても、後ろ盾のない人間が背負ったリスクと積み上げたものの総量の方が大きいと信じてやまない。
私は末期なので、メディアかなんかで「若手起業家」とかが出ていても、親が起業家や社長だったりすると「あーやっぱりね、そりゃ資金や教育環境が良ければね」と思ってしまう。
最近話題の「フツーの主婦が育休中に投資で億稼ぎました」みたいな本も、読んでみれば結局家族や親せきが事業や投資をやる過程だったりして、サンコーにならねーとも思ってしまった。
※この本に関してはさらに「コロナ明けバブルに乗っかっただけ」「望んだ時期に妊娠できただけ」っていう運要素がデカかったのもあり、個人的に反発が大きかった
もしかしたら、結婚式などに興味がないのもこの辺が関係しているのかもしれない。だって適齢期になって蓋を開けてみれば、結婚式や披露宴を上げられる子たちの大半は親から資金もらってたんだから。
なんというか、じゃあ憧れる理由はないわな。
努力で勝ち取るものじゃないのに、自慢気に"披露"するのは趣味じゃない。
※むしろ親が金持ちな家のそういうとここそ、成金みたいなバカにされ方してもおかしくないと思うけどな。
今の成金はバカにできない
もしかしたら、「成金」って言葉ができたときは本当にバカばっかだったのかもしれない。誰でも高度経済成長の波に乗れれば稼げたし、その金を派手に使う人も多かったのかもしれない。
でも今は、とにかく流行が早い。
一過性の成金はすぐに消えてしまうから、ナリってる暇はない(ナリってるとは)。
web界隈の特徴なのかもしれないが、それを分かっているからこそ、今の時代の成金は稼いだ金を投資や貯金に回し、無駄遣いをしない人が多い。
バカな成金しか見たことない人は信じられないかもしれないが、私にとって成金は尊敬すべき人種である。
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