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海外ドラマの感想「令嬢アンナの真実」(2022)

あらすじ
ドイツの大富豪の令嬢をかたり、NYの上流階級をあざむいたアンナ・デルヴェイ。彼女は野心的な起業家か、それとも詐欺師か? ひとりの記者が、彼女の真実に迫る。

Netflix公式サイトより引用
令嬢アンナの真実
原題: Inventing Anna

まさに、この原題: Inventing Anna 通りのストーリーです。富豪の令嬢アンナという架空の人物を発明する、作り上げる。一言で言ってしまえばそんな話でした。

ストーリーを詳しく説明すると、ニューヨークでお金持ちを騙し、高級ホテルの代金を踏み倒しまくった、自称・ドイツ出身の富豪の令嬢 Anna Delvey(本名はAnna Sorokinでロシア人)の裁判を中心に、一体、Annaとは何者なのかを、彼女を取材する女性ジャーナリストの視点から描いたドラマです。嘘のような話だけど、実話を元にしているそうです。

結局、人は物事を見たいようにしか見ないし、見れない。アンナは富豪の令嬢でも何でもなく、彼女が繰り返しアピールしていた財産なんて持っていなかったのに、彼女がビジネスを持ちかけたニューヨークのエリートたちや、アンナの取り巻きたちは、これは外国から来たお金持ちの令嬢から利益を得るビジネスチャンスだと信じてしまった。目の前に転がって来たビジネスチャンスに飛びついてしまった。

結局、アンナが立ち上げたかったビジネス(ニューヨークでクラブを作る)は実現しなかったわけだけど、一体、彼女の嘘はいつまで続けられたのだろうか?

そもそも、どれだけ表舞台に出てこないようにしても、本当の名家やお金を持っている人の存在は、同じハイソサエティの中では隠しきれないものなのでは?何かしらの情報や噂は出回るだろうに。だから、ちゃんと調べれば、デルヴェイ家なんて誰も聞いたことが無いことがわかったはず。ここがポイントだと思う。結局、人は自分が見たいようにしか物事や他者を見れない。

ただ、アンナのすごいところは、自分が「有能なビジネスウーマンで高級クラブを絶対に開ける、そのための資金を銀行から得られる」と信じ込んで、常にそう振る舞っているところだ。ある意味、彼女自身も現実を見ようとしていない。しかし、その信じる力が尋常ではないせいで、周りも彼女が言うことを信じた方が良いような気持ちにさせられてしまうのだ。


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