【読書記録 -175】観察の練習
この本、面白いなあ。
シンプルにそう思ってしまった。
菅俊一著 『観察の練習』。
定価1760円(税込)。小さな割にまあまあ高い。
縦15cm × 横11cmの変型判の本だ。

書店の棚で見落とすくらい奥に引っ込んでいたが、装丁の異様さ(良い意味で)に思わず手に取ってしまった。
真っ黒な表紙・裏表紙をめくると、突然蛍光イエローのページが目に飛び込んでくる。
― 観察とは、日常にある違和感に、気づくこと。―
私たちの身の回りでは日々、さまざまな「おや?」と違和感を抱くような出来事が起こっています。それは、誰かの手による創意工夫であったり、自然環境が作り上げた現象であったり、自分の眼が勘違いしたものであったりするのですが、あまりにも膨大なため、普段は無意識に見過ごしてしまっています。しかし、このような「日常の中の小さな違和感」にこそ、私たちを驚かせたりワクワクさせたりするアイデアを生むためのヒントが隠されているのです。
そこから「◎この本の読み方」へ進み【目次】へと流れていく。
店先でパラパラとページをめくって、迷うことなくレジへ(これ以外にも6冊買ったけどね)。これは所有欲を掻き立てられる本だ。
著者の感じる違和感には共感しかない。
そして既視感が満載だ。
ボク自身も抱いていた日常の違和感を、こんな風に言語化したことがなかったことがちょっと悔しい。そんなことを思ってしまう。
確かに、芝生の角の剥がれだって、Google mapの超難関ルート問題だって、セブンコーヒーのL / R問題だって気づいてたのよ。だけど言語化してなかったなあ。
ああ、悔しい。
参考リンク
Amazon:観察の練習
NUMABOOKS 出版部
