「後悔しない志望校の決め方③」オープンキャンパスで本当に見るべきもの
夏が近づくと、多くの高校生がオープンキャンパスに参加します。
しかし、参加した生徒に感想を聞くと、
「校舎がきれいだったです!」
「学食がおいしかったです!」
「楽しそうでした!」
という声がよく返ってきます。
もちろん、それも大切な情報です。
ですが、志望校選びという観点で考えると、それだけでは少しもったいないかもしれません。
今回は、オープンキャンパスで本当に見るべきポイントについてお話しします。
オープンキャンパスの目的を間違えない
まず大前提として、
オープンキャンパスは「大学見学ツアー」ではありません。
志望校として本当に自分に合う大学なのかを確認する場です。
偏差値や大学名だけでは分からない情報を集めることが最大の目的です。
そのため、
「楽しかった」
だけで終わらせるのではなく、
「自分はこの大学で4年間学びたいと思えるか」
を考えながら参加することが重要です。
① 学びたい内容が学べるか
最初に確認してほしいのはここです。
同じ学部名でも、大学によって学べる内容は大きく異なります。
例えば経済学部。
一見するとどこも同じように見えます。
しかし実際には、
データ分析に力を入れている大学
国際経済を重視する大学
公務員試験対策が充実している大学
金融や会計を重点的に学べる大学
など特色はさまざまです。
模擬授業や学部説明会では、
「何を学べるのか」
を必ず確認しましょう。
② 学生の雰囲気を見る
意外と重要なのが学生の雰囲気です。
大学生活は4年間続きます。
そのため、
「自分がこの環境で過ごせそうか」
は非常に大切です。
例えば、
活発で明るい学生が多い
落ち着いた雰囲気の学生が多い
留学志向が強い
資格取得に熱心
など大学によって特徴があります。
パンフレットだけでは分からない部分なので、実際に学生スタッフと話してみることをおすすめします。
③ 就職や進路実績を見る
高校生は意外と見落としがちです。
しかし大学卒業後の進路は重要です。
確認したいポイントは、
主な就職先
公務員合格実績
大学院進学率
資格取得実績
などです。
自分の将来像と大学の実績が一致しているかを確認しましょう。
④ 入試方式を確認する
受験生ならここは必須です。
実際に私は多くの受験生を見てきましたが、
「もっと早く知っていれば勉強方法が変わった」
というケースは少なくありません。
例えば同じ偏差値帯の大学でも、
英語重視
数学重視
共通テスト重視
総合型選抜に強い
学校推薦型選抜が多い
など受験方式は大きく異なります。
つまり、
志望校が決まれば、
やるべき勉強も変わるのです。
オープンキャンパスでは、入試説明会にも積極的に参加しましょう。
⑤ 「通う自分」を想像する
最後に大切なのがこれです。
キャンパスを歩きながら、
「自分がここで4年間学ぶ姿」
を想像してみてください。
通学時間はどうか。
授業は面白そうか。
学生の雰囲気は合っているか。
学びたいことが学べそうか。
その大学に通う未来が自然にイメージできるなら、その大学はあなたに合っている可能性が高いです。
オープンキャンパス後に必ずやるべきこと
実はここが一番重要です。
参加して終わりではありません。
帰宅したら、
良かった点
気になった点
学びたいと思えたこと
他大学との違い
入試方式の特徴
をメモしておきましょう。
夏には複数の大学を見る人も多いため、後になると意外と忘れてしまいます。
情報が新鮮なうちに整理することが大切です。
まとめ
オープンキャンパスで見るべきものは、
校舎のきれいさや学食だけではありません。
本当に重要なのは、
何を学べるのか
学生の雰囲気は合うか
卒業後の進路はどうか
入試方式はどうなっているか
自分が4年間通う姿を想像できるか
という点です。
オープンキャンパスは、志望校を決めるための貴重な情報収集の場です。
ぜひ「楽しかった」で終わらせず、「自分に合う大学かどうか」を考えながら参加してみてください。
志望校選びに迷ったら
志望校を決めることは、受験勉強のスタートラインです。
しかし実際には、
自分に合う大学が分からない
受験方式が複雑で整理できない
今の成績でどこを目指せるのか知りたい
何から勉強を始めればいいのか分からない
という悩みを持つ受験生や保護者の方も少なくありません。
現在、世界史や英語の指導だけでなく、
志望校選びのサポート
学習計画の作成
受験方式の整理
自学自習の進め方
復習・分析の方法
まで含めて指導を行っています。
受験勉強は、「何を勉強するか」だけでなく、「どこを目指すか」を決めることも大切です。
もし志望校選びや学習計画に不安がある方は、お気軽にご相談ください。
