読書:2001年宇宙の旅-決定版-
読んだよ!

『2001年宇宙の旅-決定版-』
(著:アーサー・C・クラーク)
(訳:伊藤典夫)
(出:ハヤカワ文庫)
300年前の地球に出現した謎の石板は、原始的な道具さえ知らないヒトザルたちに何をしたのか。月面で発見された同種の石板は、人類にとって何を意味しているのか。宇宙船ディスカバリー号のコンピュータ、ハル9000はなぜ人類に反乱を起こしたのか。唯一の生存者、ボーマンはどこに行き、何に出会い、何に変貌したのか……
スタンリー・キューブリック監督とともに創造した傑作に、巨匠クラークが新版序文を付した決定版
とにかく難解なストーリーだった!
むかし、映画版『2001年宇宙の旅』を見たけれど、難解すぎて何がどうなっているのかよくわからなかった記憶がある。ウィキペディアやらブログやらで色々と調べてみたけれど、わからない、ということがわかっただけだった。
最初に。ボーマンは結局、スター・チャイルドになってしまったのだ。ということで、納得するしかないのだろうか。そもそも、そのスター・チャイルドというものがよくわからないのだけれど。土星にたどり着き、ビッグ・ブラザー・モノリスに接触したボーマンは、宇宙の支配者的な存在に守られつつ、スター・チャイルドへと変貌し、途方もない力を与えられ、地球に戻ってきた。ということでいいのだろうか。
そして、地球に戻ってきた彼が、メガトン爆弾を爆発させたような最後。この解釈はどう考えればいいのだろう。戦争によって発射されたメガトン爆弾を、ボーマンが爆発させたことで、戦争を一時的に止めた、と考えればいいのか。逆に、ボーマンが爆発させたことで、人類に致命的なダメージを与えた、と考えればいいのか。
次に、反乱を起こしたコンピュータ・ハル9000。映画版を見ていたときには、ハルは女性的な人格なのかな、と思っていたけれど、小説版を読んだら、ハルは男性的な人格なのかな、と思った。もちろん、コンピュータだから、性別などはないのだろうけど。
最後に。わたしは、宇宙人は存在している、と思っている。それが、タコ型の火星人なのか、灰色のグレイなのか、しわしわのETなのか、わからないけれど。オカルト的な理由ではなくて、「宇宙人が居ると仮定して夜空を見上げたほうが、ロマンがあるじゃん!」という程度のもの。地球人と仲良くしてくれる宇宙人がいたほうが、楽しい気がする。
