ソトナカプロジェクトは、霞が関の中途採用者の活躍に焦点を当てた新提言2026を公表。川本裕子人事院総裁に手交しました!
中途採用をきっかけにした霞が関の変革を目指す有志による「ソトナカプロジェクト」は2022年5月に初の提言を、翌2023年8月にフォローアップ提言を発信してきました。それから今日に至るまで、霞が関における中途採用者数は増加し、ソトナカ人材を取り巻く環境は変化し続けています。
ソトナカプロジェクトが提案してきた、採用プロセスや初期の受け入れ体制(オンボーディング)の改善は、引き続き課題はあるものの4年前と比較してかなり良いアンケート結果となりました。第1次提言から4年経過し、入口の課題を超えて、採用した一人ひとりが力を発揮し長期目線でいかに変革への原動力になれるか、それこそが今まさに問われています。
そんな問題意識を胸に174名の中途採用者へのアンケート調査やヒアリングを行った結果を踏まえ、霞が関の中途採用者の活躍に焦点を当てた、新たな提言を作成しました。
本日、6月24日(水)に川本裕子人事院総裁に提言を手交し、意見交換をさせていただきました。

本提言では、「中途採用への取組を契機に、新卒・中途を問わず、誰もが存分に力を発揮できる霞が関に」をテーマに、中途採用者の活躍に向けた、以下の5つの取組を提案しています。
1.経験・スキルを生かし切るタレントマネジメント
2.評価・処遇の透明性向上
3.霞が関の暗黙知を「見える化」し、組織の知見に転換
4.府省内外の人的ネットワーク形成を組織として支援
5.採用予算・体制の確保と、魅力・実像の発信

川本総裁からは、中途採用者の具体的な声を盛り込んだ提言に共感いただくと共に、以下のコメントをいただきました。
実際に民間から霞ヶ関に来られた皆様の具体的な声や要望をいただき、ありがとうございます。
アンケート結果によると、採用プロセスを中心に満足度が高まっているとのことで、うれしく思っております。
人事院としては、中途採用に関するオンボーディングガイドの作成など、中途採用される方や各府省を支援してきました。また、在級期間表の廃止や初任給決定の際の経験年数の見直しなども行い、中途採用された方が活躍できる環境作りに取り組んできました。こうした取組の成果が表れているのではないか、と感じております。
一方で、今回の提言では、スキルを生かしたタレントマネジメントや、評価と処遇の連動といった点に課題があるとされています。
現在、職員の成長支援にもつながるスキル一覧の作成も進めています。各府省において、このスキル一覧を人材育成、配置などに活用していくことを期待しています。
また、職員一人一人が実力本位で活躍できる環境作りが重要と考え、人事制度の見直しも検討しています。透明性のある評価・処遇に向けて、人事院では評価の目線合わせのための会議の実施に取り組んでいます。こうしたベストプラクティスの展開を進めていきたいと思います。
民間から公務に来てくださった皆さんが、さらに活躍できるよう、いただいた提言を踏まえて、検討してまいります。今後も継続的に議論していければうれしく思います。
川本総裁に手交した提言2026のダウンロードはこちらから👇
6月26日(金)には松本尚国家公務員制度担当大臣に提言を手交し、意見交換のお時間をいただく予定です。今週末にまたレポート記事を投稿します。
また、7月24日(金)19時から、本提言についての解説とパネルトークを含む第7回ソトナカ交流会を開催します。詳しくはこちらをご覧ください。
引き続き、ぜひご注目ください。
