見出し画像

(イベントレポート)第6回ソトナカ交流会開催!

ソトからナカに飛び込んだ人、増えてます!

皆さんこんにちは、ソトナカプロジェクトの東です。
中途採用をきっかけに、新卒・中途を問わず誰もが活躍できる霞が関にしていきたい。ソトナカプロジェクトは、こんなビジョンを掲げて活動しています。

「言うても、中央省庁って、新卒で試験をパスした人たちばかりなんでしょ?」といわれることもまだまだ多いですし、それは否定しません。一方で、人材流動化の波は霞が関にも押し寄せているのも事実です。この数年、確実に、霞が関に中途採用者は増えています!

最近、ようやく霞が関でも「オンボーディング」という言葉が聞かれるようになりましたが、省庁にとって中途採用はまだまだ大きなチャレンジ。四苦八苦しながら取り組んでいるものの、中途採用者一人一人にケアが行き届かないことも多いのが現実。また、中途採用者自身も、民間企業と勝手が違う部分に直面し、大きな戸惑いを抱えている場合も少なくありません。同じ境遇の悩みを共有できる場があれば…私たちはそんな声をいくつも聞いてきました。

中途採用者の皆さんが省庁を超えて交流できる場の意義は大きい。
私たちはそう考え、中途採用者の交流の場「ソトナカ交流会」を不定期に開催してきています。
今日は、今回で6回目、8/1に開催したソトナカ交流会のレポートをお送りします!

今回の交流会のアジェンダは、ソトナカ人材2名によるライトニングトークと、参加者による交流会です。


第1部:ライトニングトーク

今回、国交省の佐藤さんと、ソトナカプロジェクト共同代表で農水省の佐伯さんが登壇しました!
(二人とも、もともと民間企業で勤務していた「ソトナカ人材」です)

佐藤奈美さん
(国土交通省 総合政策局 国際政策課 国際建設産業戦略官)
前職は航空会社。現在は、国際的な建設産業政策を担当し、国内外の企業・政府との連携を日々推進されています。


佐伯健太郎さん
(愛知県 農業水産局 農林水産推進監、農林水産省から出向中)
前職はメディア。現在は、農林水産省から愛知県に出向し、新規就業者対策や輸出促進など、愛知県の農林水産業の振興や課題解決に取り組んでいます。ソトナカプロジェクト共同代表。


民間から霞が関へ 佐藤さんのリアル

佐藤さんの話は、民間から霞が関に飛び込んだ人が直面する「最初の壁」から始まりました。

「初出勤して辞令をもらってから自分の席について、パソコンの設定が終わったと職場の人に声をかけた途端、『省令の大臣決裁を取ってください』と。何の省令なのかもわからないし、決裁をどうやってとるのかシステムの説明も受けていないし、??でした」

ピンチを乗り越えた秘訣は「恥を忍んで聞きまくること」。右も左もわからない中、周囲の人に「分からないから教えてください」と頭を下げ、必死に吸収していったそうです。最初は冷たそうに見えた人も、お願いしてみると実はとても親切。そうして少しずつ人間関係が築け、仕事の全体像が見えてきたとのこと。

佐藤さんは、中途採用者がスムーズに職場に適応できるように、人事担当者に直談判もしてきたと言います。現在では中途採用者向けの1泊2日の研修や、マニュアル等も整備されるようになり、状況は改善されていっているようです。


地方自治体への出向で見えたこと 佐伯さんの現場報告

一方、佐伯さんも佐藤さんと同じように、「どんな仕事があって、何が自分にできるのか全く分からなかった」と、入省当時は途方に暮れた経験を披露。そんな中で、マスコミの取材対応など、前職の経験を踏まえた分野で職場に意見を出すなどして徐々に周囲に馴染んでいったと言います。

希望して自治体に出向した佐伯さんは、霞が関で立案された政策が自治体や現場の生産者などからどのように見えるのか、「俯瞰して捉えることができるようになった」と紹介。中途採用者だからと遠慮せず、自治体や海外勤務など、人事の希望は遠慮なく伝えたほうがいいとアドバイスを送っていました。


第2部:交流会

トーク後は、参加者全員での交流タイム。
登壇者の話をきっかけに、「ソトからナカにチャレンジしようと思ったきっかけは?」「ソトで得た経験をナカでどう活かす?」など、自由に意見交換しました。

参加者の皆さんからは「同じような壁にぶち当たっている人もいて、悩んでいるのが自分だけではないと分かりちょっと安心」「同じ境遇の皆さんとこうして話せる機会は新鮮で貴重」との声も。

交流の輪は今回も確実に広がったのではないでしょうか。


最後に

第6回ソトナカ交流会は、民間から霞が関への転職、そして霞が関から地方出向という二つの異なる「環境の変化」をテーマに、まさに環境を変化させて霞が関に飛び込んだ当事者たちが、リアルな経験談を共有しあう場となりました。登壇者のお二人からは、「環境が変わっても学び続ける姿勢が重要」というメッセージを受け取ったように思います。参加者にとって学びの多い場となっていれば幸いです。

中途採用をきっかけに、新卒・中途を問わず誰もが活躍できる霞が関にしていくために、ソトナカプロジェクトでは、今後もこうした交流会や様々な情報発信を行っていきます!

ご関心のある方はぜひお気軽にソトナカプロジェクトまでご連絡ください。
※最新情報はnoteやSNSで随時お知らせしています。

いいなと思ったら応援しよう!