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第16回|なぜISSはその高さ?低軌道と静止軌道の違い

前回は

宇宙に人が住んでいる場所
ISS(国際宇宙ステーション)を紹介しました。


地上から約400km。

意外と近いと感じましたよね?


ではここで、こんな疑問が出てきませんか?

なぜISSはその高さにあるのでしょうか?


STEP1 宇宙には「高さの違い」がある

宇宙はどこも同じではありません。


実は

高さによって役割が変わります。


この「高さ」のことを

軌道(きどう)

と呼びます。


軌道とは

地球のまわりを回る道のことです。


STEP2 ISSがある「低軌道(LEO)」

ISSがあるのは

低軌道(LEO)

と呼ばれる場所です。


低軌道とは

地上から約200km〜2000kmの範囲です。


ISSはその中でも

約400kmの位置にあります。


ここで思い出してください。


400kmは

東京から大阪までと同じくらいの距離でしたよね?


つまりISSは

宇宙といっても

意外と近い場所にあるのです。


STEP3 近いと何がいいのか

低軌道のメリットは

地球に近いことです。


近いと

・ロケットで行きやすい
・通信の遅れが少ない
・トラブル時に対応しやすい


つまり

人が活動するのに適した場所なのです。


だからISSは

この高さにあります。


STEP4 静止軌道(GEO)はまったく違う世界

一方で

まったく違う場所もあります。


それが

静止軌道(GEO)

です。


静止軌道は

地上約36,000kmの高さにあります。


36,000km。

かなり遠く感じますよね?


実はこの距離

地球を約3周できるほどの長さです。


ISS(400km)が

「近所のマンション」だとすると


静止軌道は

はるか遠くにある宇宙の灯台

のようなイメージです。


この圧倒的な距離の違いがあるからこそ

役割も大きく変わります。


STEP5 なぜ使い分けるのか

ではなぜ

低軌道と静止軌道があるのでしょうか?


それは

目的が違うからです。


低軌道(LEO)

・人が行く
・観測する
・高速通信(遅れが少ない)


静止軌道(GEO)

・天気予報
・テレビ放送
・広い範囲の通信


例えば

天気衛星「ひまわり」は

静止軌道にあります。


一方で

インターネット通信の
スターリンクは低軌道です。


ここも重要なポイントです。


最近ニュースでよく聞く

「宇宙ビジネス」の多くは

この低軌道(LEO)で起きています。


地球に近くて使いやすいからこそ

多くの企業がここを目指しているのです。


STEP6 宇宙はすでに使い分けられている

ここが重要なポイントです。


宇宙は

ただの空間ではありません。


目的に応じて

使い分けられている場所なのです。


つまり宇宙は

すでに

インフラ(生活を支える仕組み)として
使われています。


まとめ

宇宙には

・低軌道(近くて人が活動しやすい)
・静止軌道(遠くで広く見渡す)

という違いがあります。


そしてISSは

人が活動しやすい低軌道にあるのです。


次回予告

ではここで、さらに疑問が出てきませんか?

どうやってそんな場所まで行くのでしょうか?


次回は

👉 ロケットの仕組みと再使用

を分かりやすく解説します。

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