ひとりが好きだった私が、“歌う”ことで人とつながれた話
「自分を出すのは面倒くさい…」
そう思ってた私が、
ギターを持って人前で歌いました。
演奏が終わって、知らない人が一言。
「よかったよ」って。
たったそれだけなのに、
胸の奥がじんわり温かくなったんです。
その瞬間、気づきました。
表現って自己満足じゃない。
“ちゃんと人とつながる会話”なんだって。
この記事では、
ひとりが好きだった私が、
歌を通して人とつながれた話をしていきます。
わたしと同じように
「自分を出すのが面倒くさいなぁ。。」
と思っているあなたに読んでもらえたら、
とてもうれしいです!
「ひとりが好き」だった私
なんでも一人でやるのが楽でした。
誰かと何かをするのは、面倒くさくて。。
相手に合わせるとペースが乱れるし、
どう思われてるか気になって疲れる。
「私はひとりでマイペースが合ってるな」
と、ずっとそう思っていました。
表現活動にはずっと興味がありました。
でも、反応が怖くて。。
「自分だけ楽しめればいい」って。
気持ちにふたをしてました。
向き合うのが怖かったのかもしれません。
ギターショップの店長との出会い
ある日、いつものギターショップで
店長が声をかけてくれたんです。
「今度、知り合いのバーでオープンマイクあるけど、出てみない?」
最初はもちろん、即拒否。
「いやいや、私なんかが人前で歌うなんて!」
でもその頃は、自分のやりたいことがわからなくて、
知らない世界を見てみたい気持ちもあり、
「出るだけ出てみようかな♪」
そんな気まぐれで、出てみることにしました。
ライブ当日。
小さなバーに、マイクとライト。
数人のお客さん。みんな、こっちを見てる。
心臓はバクバク。
声は震える。
でも、途中から不思議と落ち着いてきた。
たぶん、自分の中の“何か”を、
音にのせて外に出せた瞬間だったのかもしれません。
「よかったよ」の一言が教えてくれたこと
演奏中、ふと気づいたんです。
お客さんが、ちゃんと聴こうとしてくれてる。
スマホも見ない。目もそらさない。
「この人たち、私を見てくれてる」
それだけで胸が熱くなりました。
自分の声が届くって、すごい。
伝わるって、こんなにうれしいんだ。
演奏が終わって、知らない人が言いました。
「よかったよ」って。
たった一言。でも、心に残った。
私はずっと、「自分の思いは自分の中でいい」と思ってました。
でもそのとき、気づいたんです。
出せば、ちゃんと返ってくる。
「またやってみたい」
自然に、そう思っていました。
歌は“ちょうどいい距離感”の会話だった
歌って、すごく“ちょうどいい距離感”なんです。
私は本音を話すのが苦手。
自信がないところを見せるのも苦手。
でも、歌なら大丈夫。
メロディにのせれば、言葉がやわらかくなる。
それぞれの自由な解釈で、ちゃんと届く。
表現は一方通行じゃない。
誰かが受け取ってくれると、それは“対話”になる。
それに気づいたとき、
表現が少しだけ、こわくなくなりました。
マイペースに前進できるから、自信がついてきた
ライブをきっかけに、練習を続けました。
指は痛くなるし、知らないことばかり。
でも、うれしい気づきのほうが多かった。
「あ、前より指が上手く押さえられるようになってる!」
「前より曲作りのスピードが上がってる!」
「前より声が出るようになってる!」
そんな小さな手ごたえの積み重ねが
自信に変わっていきました。
社会人になってから、
自分の存在価値がわからなくなっていました。
でも、音楽は違った。
ちゃんと“楽しんでくれる人”がいた。
ちゃんと”上達していく自分”がいた。
マイペースで進めた先に、手ごたえがあった。
わたしは救われた気がしました。
安心できる場所を、自分の歌で
ライブを重ねるうちに、変わったことがあります。
それは、人と話すのが少しだけ楽になったこと。
前は怖かった会話も、
今は音楽をきっかけに自然にできるようになった。
「今日はありがとう」
「この曲、よかったよ」
そのやり取り一つひとつが、心をあたためてくれました。
だからこれからは、音楽と会話、両方でつながりたい。
「ここにいて大丈夫」
そう思ってもらえる場所を、歌でつくりたいです。
「自分を出すのが面倒くさい」あなたへ
受け入れてもらえるかわからない自分を出すのって、
本当に勇気がいるし、面倒くさい。
私も今でもそう思います。
でも、
それでも、、
”自分が思っていること”を
表現することには価値があります。
なぜなら、
表現を通して出会える人がいるから。
「出してみてよかった」
その感覚は、一度味わうと忘れられない。
全部の人に理解されなくていい。
あなたは人を好き嫌いしてもいいし、
誰かが人を好き嫌いするのもオッケー。
(ただし、好き嫌いを表すときには思いやりのある表現が必要かなとは思いますが。)
そうすれば、自分の好きな人、居心地のいいひとに出会いやすい。
自分を表現するその一歩が、きっとあなたを支えてくれます。
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