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【古墳】 『日本最古級』の文字に思わず二度見。長野県・弘法山古墳のニュースから始まった歴史散歩

「『日本最古級』の4文字に、思わず二度見した。」長野県・弘法山古墳のニュースから始まった歴史散歩

Xを眺めていたら、あるニュースが目に留まりました。 


 調べていたら、松本市公式noteさんがありました

https://matsumoto-city.note.jp/n/n18fb43beed39?sub_rt=share_b


はじめに

「日本最古級」
思わず二度見しました。
しかも、内容は長野県松本市の弘法山古墳。

実は私が最初に見たのは、「日本最古級になった弘法山古墳を、松本市は今後どう整備・活用していくのか」という市議会での話題を伝えるニュースでした。

「えっ、長野にそんな古い古墳があったの?弘法山古墳っていったいなに?」
そこから、私の歴史散歩が始まりました。

長野県に、こんな古墳があったなんて

正直に言うと、それまでの私は、長野県と古墳があまり結び付いていませんでした。
信州といえば、雄大な山々、縄文遺跡、国宝松本城。
そんなイメージが強く、「古墳王国」という印象はありません。

ところが調べ始めると、想像以上に面白い世界が広がっていました。
今回話題になった弘法山古墳は、松本市にある前方後方墳。
さらに調べると、千曲市には県内最大級の森将軍塚古墳があり、復元整備までされていることも知りました。

「長野県にも、こんなに見応えのある古墳があるんだ。」
そんな発見だけでも、今回のニュースを見た価値がありました。

弘法山古墳ってどんな古墳?

弘法山古墳は、松本市にある全長約66メートルの前方後方墳です。
古墳というと、多くの人が大阪・堺市の大仙古墳のような「前方後円墳」を思い浮かべるかもしれません。私も最初はそうでした。

でも弘法山古墳は、前方後方墳 
名前のとおり、前も後ろも四角い形をした古墳です。

古墳時代の初め頃には、この前方後方墳も多く造られていたそうです。

なぜ「日本最古級」が話題なの?

これまで弘法山古墳は3世紀末ごろの築造と考えられていました。

ところが松本市の再調査により、3世紀前半から半ばまでさかのぼる可能性がつい最近発表されました。
もしこの年代観が今後の研究でも支持されれば、日本最古級の古墳の一つになる可能性があります。

歴史好きとして驚いたのは、「約50年さかのぼる」という数字です。
たった50年。

でも古代史では、その50年が歴史の見え方を大きく変えます。

卑弥呼時代の謎に迫るのか?

3世紀前半から半ば。
それは、卑弥呼が活躍したとされる時代と重なる可能性があります。

つまり弘法山古墳は、「卑弥呼より後の古墳」ではなく、「卑弥呼と同じ時代の古墳」かもしれないのです。

もちろん、弘法山古墳と卑弥呼が直接結び付くわけではありません。それでも、

「卑弥呼の時代、松本盆地にはどんな王がいたのだろう。」
そんな想像が膨らみます。

松本盆地の王だったのかもしれない
弘法山古墳の被葬者は分かっていません。
しかし、この規模の古墳を築けた人物です。
当時の松本盆地を治めていた有力な首長、いわば「松本盆地の王」だったと考えられています。

名前は伝わっていません。

けれど約1700年前、この土地を治めた人物が確かに存在した。

古墳は、そのことを静かに教えてくれます。

森将軍塚古墳にも行ってみたい

今回調べていて、もう一つ気になった場所があります。
千曲市の森将軍塚古墳 です。

写真を見ると、葺石や埴輪が復元され、古墳時代の姿を体感できそうです。
弘法山古墳が「古墳時代の始まり」を感じる場所なら、森将軍塚古墳は、その後の発展を知ることができる場所。

いつか信州を訪れるなら、この二つはぜひ歩いてみたいと思いました。

【今回わかったこと】

・弘法山古墳は、日本最古級となる可能性がある古墳として注目されている。

・前方後方墳は、古墳時代初期に多く造られた古墳の形である。

・新しい年代観では、卑弥呼の時代と重なる可能性が示されている。

・被葬者は松本盆地を治めた有力な首長だったと考えられている。

・信州には森将軍塚古墳など、実際に歩いてみたい古墳もある。


おわりに

歴史は、完成した物語ではありません。
発掘され、新しい分析が行われ、昨日までの定説が今日には見直されることがあります。

今回、私の歴史散歩は一つのニュースから始まりました。
そして、長野県の古墳という新しい世界に出会うことができました。

これから松本市が弘法山古墳をどのように整備し、未来へ伝えていくのかにも注目したいと思います。

そしていつか、弘法山古墳から松本盆地を眺め、さらに森将軍塚古墳も歩いてみたいです。
桜もたいそう綺麗なそうなので、いくなら桜の時期にしたいですね。

そんな新しい旅の目的地が、一つ増えました。



こちらは2020年の松本市の報告会のようすです。

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