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デンマークとミラノ日帰りの旅⑥ミラノで柳幸典さんの個展へ

ボンジョルノみなさん。
ラディソンコレクションのホテルはいたって快適ですが、ヨーロッパのシャワー問題、なぜシャワーの仕切り扉が無いの?!ってところに相変わらずやられてます。
どんなに恐る恐る使っても、どうしてもシャワーの水が洗面台の床に出ちゃうんですよね。

さて、タイ航空で行くデンマークの旅と申しておきながら、今日はスカンジナビア航空に乗ってイタリアはミラノへ向かいます。

いま、ミラノにあるピレッリ・ハンガービコッカで、柳幸典さんの企画展が開催中なのです!

このピレッリ・ハンガービコッカは、キーファーの大型作品が常設で有名などデカいギャラリーで、私は2018年に一度訪れたことがあります。
その時に、「このめちゃめちゃデカくてかっこいいスペースは、絶対柳さんの作品に合うなー。ここで柳さんを見てみたい。」とぼんやり思っていたのですが、それが7年の時を経て実現しちゃいました。
なんか、私のぼんやりした望みって、忘れた頃にひょっこり叶うことが多いんですよね。
アートの神様ありがとう!
ちなみに、ものすっごく強い望みは自分で叶えますから大丈夫です。

朝6時過ぎにコペンハーゲン中央駅から空港行きの電車に乗って13分。
あっというまに空港に着いて、ゲートの近くで朝ごはん食べました。
なんか、おっぱいみたいなワッフルですが、白いのはヨーグルト、茶色いのはチョコレートムースで美味しかったです。

マルペンサ空港に着陸したのち、マルペンサエキスプレスでポルタ・ガリバルディまで行き、そこから地下鉄に乗り換えてポナーレという駅で降ります。
ハンガービコッカはそこから歩いて10分ぐらい。
ミラノはコペンハーゲンと違ってもう夏のような気温で、Tシャツ一枚でもじっとり汗をかきました。

ハンガービコッカに到着して、まずはランチ。
テラスの席で、マグロのタルタルとシーザーサラダを食べました。
サラダのトマトが甘酸っぱくてとてもおいしかったです。

柳さんの展示は私が想像した通り、やはりこの巨大なギャラリーにぴったりで、やっと作品たちの本当の力が発揮できたような気がします。

暗がりの展示室に足を踏み入れると、まずはProject God-zillaがお出迎えで、イタリア人たちはマンマ・ミーアと度肝を抜かれておりました。
ゴゴゴ…と地鳴りのように響く音は建物中に響き渡り、身体に重い振動が来て、地中に埋まっていきそうな気にさせられます。

巨大な迷路のようなイカロスは、振り返っても振り返っても太陽の光が追いかけて来て、ある種の恐怖を感じます。
太陽からどんどん遠ざかって、最後は青い空を見て終わるのですが、なんとも言えない、今までに味わったことのないような体験に、出口の手前のコンテナでさまよう自分の魂をあるべきところに戻す作業が必要になります。
そしてイカロスを出てふと振り返ると、落とされるはずだった第3の原爆が、イカロスのコンテナの上に出現するのです。

柳さんの作品は、いつでも、ぐっと、掴んでくるし、迫ってくる。
そして存在の軽さと重さのはざまで己が分裂させられそうな気がするのです。

柳さんの後の巨大なキーファーの展示が、もはや普通に見えてしまう、それほどの強い力を持った作品たちと展示でした。

ハンガービコッカを後にして、また地下鉄でポルタ・ガリバルディに戻りました。

空港へ行くまでにまだ少し時間があったので、コルソコモ10にお茶を飲みに行きました。
とても暑かったので、テラスの席でフレッシュなオレンジジュースを飲みました。
併設のセレクトショップには日本のブランドのものもたくさん売っていて、ポーターのショルダーバッグは日本の倍の値段で売っていました。

少し早めにコルソコモ10を出て、ポルタガリバルディの駅からまたマルペンサエキスプレスに乗ってマルペンサ空港に戻りました。
が、マルペンサエキスプレスの出発ホームがぎりぎりになるまで案内板に表示されず、そのせいで迷って構内を行ったり来たり、何人もの人に聞いたりと、そこで30分近く時間を使ってしまいました。
何とか間に合いましたが、イタリアの電車、相変わらず適当だし、聞く人みんなが違うことを言うし、旅行客にはハードルが高かったです。

マルペンサからまたスカンジナビア航空に乗ってコペンハーゲンへ戻り、地下鉄を乗り継いでコペンハーゲン中央駅に出て、そこから歩いてホテルに戻りました。
時刻はもう23時を過ぎていました。

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