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2025年に読んだ新書37冊


『論理的思考とは何か』(渡邉雅子、岩波新書、2024/10)

みんなが言ってる「論理的」って絶対じゃないことを突き付けられた。

『AIは短歌をどう詠むか』(浦川通、講談社現代新書、2024/06)

AIは創作の壁打ちとして利用できる。

『カラー新書 入門 日本美術史』(山本陽子、ちくま新書、2024/12)

日本の美術を「流入と熟成」で見通す。カラー新書を活かした宝物のような一冊。

『学力喪失 - 認知科学による回復への道筋』(今井むつみ、岩波新書、2024/09)

勉強ができるかどうかは「記号接地」にかかっている。

『潜入取材、全手法 - 調査、記録、ファクトチェック、執筆に訴訟対策まで』(横田増生、角川新書、2024/09)

危ない橋を渡ってきた話がつまらない訳ない。

『仏像図解新書』(石井亜矢子、小学館101新書、2010/04)

仏のヒエラルキーを知るだけでもお寺が百倍面白くなる。

『翻訳の授業 - 東京大学最終講義』(山本史郎、朝日新書、2020/06)

最終講義で好き勝手言いがち。

『恐竜はすごい、鳥はもっとすごい! - 低酸素が実現させた驚異の運動能力』(佐藤 拓己、光文社新書、2025/01)

鳥が空を飛べるのは翼だけのおかげじゃない。

『歴史学はこう考える』(松沢裕作、ちくま新書、2024/09)

「歴史」を残していくための最終防衛戦線。

『生物と無生物のあいだ』(福岡伸一、講談社現代新書、2007/05)

分子生物学というロマンをロマンとして読める稀有な一冊。

『書評の仕事』(印南敦史、ワニブックスPLUS新書、2020/04)

書評を仕事にするってこういうことか。

『新書 昭和史 - 短い戦争と長い平和』(井上寿一、講談社現代新書、2025/03)

昭和百年を一望すれば、令和は昭和であり、昭和の終わりだった。

『情報生産者になる』(上野千鶴子、ちくま新書、2018/09)

恐ろしく丁寧な当事者研究の指南書。

『カフェの世界史』(増永菜生、SB新書、2025/03)

飲めないコーヒーが飲みたくなる。

『風俗嬢のその後』(坂爪真吾、ちくま新書、2025/03)

夜の仕事を辞めるためにやるべきことがある。

『知られざるサメの世界 - 海の覇者、その生態と進化』(冨田武照、佐藤圭一、講談社ブルーバックス、2025/03)

サメのことなんにも知らなかったんだなって。

『歌舞伎町に沼る若者たち - 搾取と依存の構造』(佐々木チワワ、PHP新書、2025/02)

現代人はみんなホストにハマってるようなもんでした。

『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか - 知られざる戦後書店抗争史』(飯田一史、平凡社新書、2025/04)

本屋が潰れる理由は業界のおかしな構造だった。

『クーデター - 政権転覆のメカニズム』(上杉勇司、中公新書、2025/07)

戦争の足音が近づいてきたらクーデターもすぐそこ。

『うまくいってる人の考え方』(シェリー・ミンチントン、弓場隆訳、ディスカヴァー携書、2013年4月)

プレミアムカバーは皮のような表紙で成功者気分に。

『自己肯定感は高くないとダメなのか』(榎本博明、ちくまプリマー新書、2025年3月)

「自己肯定感」なんてよくわかんねえもんに振り回されるな。

『生きのびるための事務 全講義』(坂口恭平、マガジンハウス新書、2025年6月)

やりたいことをやって生きるのに必要な考え方のひとつ。

『土と生命の46億年史 - 土と進化の謎に迫る』(藤井一至、講談社ブルーバックス)

土が面白すぎる。頼むから新書大賞にランクインさせてくれ文系審査員たち。

『知って得する、すごい法則77』(清水克彦、中公新書ラクレ、2025年2月)

売るために作られたのが丸わかりで清々しい。欲しいよね一冊。

『スマホ時代の哲学』(谷川嘉浩、ディスカバー携書、2025年4月)

するする読ませる文章を書く哲学者の新星。早く次が出て欲しい。

『中高生のための新書のすすめ』(岩永ジュニア新書編集部、岩波ジュニア新書、2025年6月)

新書の良さをまとめた本。まず教師に読んでもらいたい。

『22世紀の資本主義 - やがてお金は絶滅する』(成田悠輔、文春新書、2025年2月)

お金がなくなった素晴らしい未来への期待を膨らませる一冊。

『ケアの倫理 - フェミニズムの政治思想』(岡野八代、岩波新書、2024年1月)

なんか社会全体で家庭のこと無視すんのもうやめにしないか。

『読む技法 - 詩から法律まで、論理的に正しく理解する』(伊藤氏貴、中公新書、2025年11月)

構造主義やナラトロジーを実践的に学べる一冊。

『あなたの職場を憂鬱にする人たち』(舟木彩乃、インターナショナル新書、2025年10月)

迷惑な人たちってみんな病気を抱えているかも。

『認知戦 - 悪意のSNS戦略』(イタイ・ヨナト、奥山真司(訳)、文春新書、2025年8月)

戦争はぼくらの脳で始まっている。

『サンタクロースの大旅行』(葛野浩昭、岩波新書、1998年11月)

今のサンタクロースになるまでの紆余曲折。

『しびれる短歌』(東直子、穂村弘、ちくまプリマー新書、2019年1月)

第一線の歌人が短歌をいかに鑑賞するか。

『アニメ聖地移住』(千葉郁太郎、インターナショナル新書、2025年8月)

聖地に住むって夢じゃない。徹底的に現実でした。

『日ソ戦争 - 帝国日本最後の戦い』(麻田雅文、中公新書、2024年4月)

戦争には簡単に引きずり込まれるんだ。しかも負けられない。

『駄菓子屋の儲けは0円なのになぜ潰れないのか? - 「しぶとく生き残るあの店」にはワケがある』(坂口孝則、SB新書、2025年5月)

意外とというか全く知らない儲けのカラクリ。

『雑草教室 - 図鑑が教えてくれない植物たちのひみつ』(稲垣栄洋、中公新書ラクレ、2025年7月)

まさかの全編小説。中公新書ラクレってかなり尖ってる。


2025年は主催ライブに尽力していて、新書を読む時間を作るのが難しかった。早くバイトを辞めて、本を読む時間を作らねばならない。消耗した肉体と精神はSNSに吸い寄せられ、貴重な時間が虚空に消えてなくなってしまう。新書に関われる仕事がしたい。

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