特別でいたかったのかな
先日、友達と会った。
久しぶりだったのに、手帳や文具の話にはならなかった。
インスタのストーリーにも上がらなくて、
「あれ?なんでだろう?」と、少しだけひっかかった。
それは、別に批判でもなく、悲観でもなく、ただの“なんでだろう”。
でも、そのあと胸の奥がすーっと遠のいていくような感覚があった。
そのとき、気づいてしまった。
——私、どこかで“特別”でいたかったのかもしれない。
期待なんてしてないつもりだったのに、
「自分だけは少し違う存在だ」と思いたかったのかもしれない。
そう思ったら、なんだか急に自分がちっぽけに感じてしまった。
でも、同時にうなずける自分もいた。
だって人は誰だって、
“誰かにとって特別な存在でありたい”と願うものだから。
私は、つまらない存在なんだろうか。
そんな問いが浮かんでは消えて、
でも最後には、泣いたり笑ったりしながら、
素直でいられる自分を大切にしたいと思った。
すーっと遠のく胸の感覚も、
「特別でいたい」という小さな欲も、
きっと私の一部。
その揺れごと抱きしめながら、
また明日、誰かと向き合える自分でいたい。
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