君がいた世界は。− なによりも綺麗だったね 

2.28. 




君がいた毎日は

鮮やかな
水色の
パステル色の空が

当たり前に見える

雨が降っても

その奥には虹が見える


そんな


あたたかい世界に


笑っていられたのは


君のお陰だった


今日、電車で君に似た人を見かけたの


あまりにも似ているから


俯いているけど、

背格好も洋服の趣味の感じも


君に似ていて


あっと
声は掛けないけれど

言ってしまいそうな感じで

あまりに似ているので

電車のドアの、

左端にいる、そのひとの佇まいを

見ながら

胸がギュッとなって 

でもこれって
何の感情なんだろう


何なんだろうか



もう君はここにいないのに


土曜日、
多分
君の休日と被っているから

またドキッとした。


だけど、きっと違うね。


こんな都会の、電車で


おんなじ車両に乗っている


なんて奇跡みたいなこと、    



起こるはずがないね






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