今日の一枚〜矢野有美『ガラスの国境(ボーダー)』
夏は昔から大嫌いなんですが、サマー・ソングやサマー・ミュージックと呼ばれるような音楽は結構好きなんですよねー。
で、夏をテーマにした曲や夏がタイトルに入った曲のことを考えていたら、まず浮かんだのは矢野有美さん「夏への手紙」でした。
じゃ、この曲について書こうとしたら、既に書いてました。
まず、その記事のリンクを貼りますね。
結構、細かく書いてますね。
まー、アルバムについては書いてないので、アルバムについて今日は書きます。
じゃ、行ってみよー。

・矢野有美『ガラスの国境(ボーダー)』『MAKIN" IT(+5)』(EGDS-88/89 /BRIDGE)
これは矢野有美さん唯一のアルバム『ガラスの国境(ボーダー)』と12インチなどシングル曲をまとめてCD化した決定版です。
ただ、アルファ・レコードにはマスター・テープが残っていなくて、アナログ盤をマスターにした形なんですよね。残念。
実は『ガラスの国境(ボーダー)』をCD化しようと動いていた時期があるんですよ。
ソニーのオーダーメイドファクトリーならアルファの販売権をソニーミュージックが獲得するかしなかった時期と記憶してますが、その時点でもおそらくクリアできるということだったんです。
それならプロデューサーの岡田徹さんインタヴューや、できれば矢野さんのコメントもとか想定していたはずです。
調べていくうちに実現は難しいと判断したんですが、マスター・テープが見つからないとは予想してなかったので、仕方なかったと思いますね、今では。
mixiで矢野有美さんのコミュニティを立ち上げて、私が管理人になったのはそういう流れの中の出来事なのでした。
グラビア雑誌などはリアル・タイムで買ってましたから、その辺の資料は割と簡単に揃えられたはずなんですよね。
徳丸純子さんのコミュニティもその流れです。余談ですが。
TDKレコードも販売権の移動が激しくて、マスター・テープが紛失した辺りも難しい問題になったわけですね。
『ガラスの国境(ボーダー)』はリリース時期の関係で、安部OHJI隆雄さんは参加してないので、松浦雅也さんとのAMOR始動前だったということなのでした。
OHJIさんと岡田さんは野田幹子さん、プリンセス・プリンセスやチロリン辺りから本格的に仕事をするようになったはずなので、「矢野有美さんのアルバムに参加しました?」と尋ねましたが、「多分、参加してないはず」とのことでした。
岡田徹さんプロデュース作品についてはもう少し整理したいと考えています。
鈴木慶一さんや白井良明さんプロデュース作品にプレイヤーとしてだけではなく、アレンジャーとして参加していることも多いので。
あと、『ガラスの国境(ボーダー)』にはポータブル・ロックのレパートリー「真珠海岸」が収録されているのも特筆すべき点です。
ギターは多分、鈴木智文さんでコーラスは野宮真貴さんじゃないかな?
サックス・ソロは間違いなく矢口博康さんでしょう。水族館メンバーによる演奏というのが非常に素晴らしいので、リンク貼ります。
矢野さんのヴォーカルはデモ・テープ(後に『ビギニングス』としてCD化されたもの)の野宮さんにインスパイアされてますね、間違いなく。
ポータブル・ロックのヴァージョンも聴いていただきましょう。
素晴らしい。ポータブル・ロックの1980年代末のライヴには通いましたが、この曲はライヴでは聴いていないんですよね。
正式にレコーディングされていない楽曲ですし。
岡田さんは桑名晴子さんのアルバムでVOICEのレパートリーを取り上げてますし、新しい才能をチェックして広げる能力も優れていたように思うんです。
その辺についてもいつか触れてみたいなー。
今日はこれでおしまい。
ではまたー。
