第16話 庭にある大きな木は邪魔なのか?
突然ですが、みなさま
植物はお好きですか?
最近では、ホームセンターでも苗木を販売したり、問屋さんでも直売したり、洋風樹木の専門店まであり、購入がしやすくなりました。
一方で昔ながらの和風庭園を見ることが少なくなりました。
散策していると、
駐車場と庭、玄関脇にアクセントに常緑樹を植えたり、
マンションでもプランターで草花を植えたり、
家庭菜園をしてるお宅も、よく見かけます。
やはり緑があると気持ちがやすらぎ、落ち着くものです。
人間という生物学上の特性なのかもしれませんね。
さて、今日のお題に戻りましょう。
住まいを整えてきた中で、
庭周りのご相談で、よくあるのが、
「木が大きくなりすぎてしまって、どうしたものか。」という話です。
それぞれ、その問題に、理由はあるとして、
根本的には、
決められたスペースにパズルのように配置していく住まいの中で、
長い時間をかけて、成長するものは、
真っ先に悩みの対象にされやすいのではないかと思います。
なかなか事前には気づきにくいのかも知れませんね。
はじめはこう願ったはずです。
枯れずに元気でいてほしい、
栄養を与えて、病気になったら薬をあげて。
そして何より、
大きく、たくましく、
立派になってほしい。
ところが、
手をかけてきたものほど、
なかなか扱いづらくなりなってきます。
それはそれは、とてもかわいがったから。
はじめの質問に戻りましょう。
住まいを整える。的な、答えはこうです。
邪魔になったのではなく、
手に余るほど育ったから。
成長するものは
いつまでも同じ場所に収まらないようです。
それは
愛情の塊だから。
いつまでも置いておきたい。
寂しいけれど、
いつかは巣立ってほしい。
もちろん、
思い通りには行きません。
庭の木も。
SUI
次回もお楽しみに。
