第12話 片付かないのは家の広さのせいか?
これまでにわたしがお伺いした、
数々のいわゆる’富裕者層’のお宅。
下世話ですが、物がない。収納が3倍あるわけもないのに、散らかっていない。
当然ですが生活してるはずなのに…
わたしの家の何10倍はあるのに
物は1/100…そんな感覚。
広いから感じにくいわけでもない。
わたしが訪問のお約束をしているからなのかもしれませんが、予定されていなかった急なケースでもいつも通り。
バトラーさんや家政婦さんがいる風でもない。
共働きでバリバリの方々なのに、いつ片付けをされているのだろうか…
そんな疑問をいつもおもっていた。
共通するのは、
家に物凄く興味があること。
わたしでも回答に困るようなマニアックなご質問をいただくことも。
逆に、趣味のものはこれでもかっ。てほど、物が多いこと。部屋に入りきらない釣用具、同じカバンの色違いとか、車の模型の数々。
しかし、玄関ホールからリビングルーム、ダイニングルーム全てが調和とともに、整然としている。
まるで、住宅展示場のよう。
興味があったので、
ある日、綺麗に保つ秘訣を伺ったことがあります。
とあるご婦人は、こう仰った。
「物を持てば持つほど、それらへの愛情が減るじゃない?」
その日、わたしはいつもの帰り道がとても長く感じました。
どういう意味だったのだろう…
敢えて、教えていただけなかったのか、
わたしが未熟者で感じとれなかったのか、
その言葉をそのまま受け止めるべきか。
やはり気持ちの余裕なのかな…
と飲み込んだ、
若い日のわたしなのでした。
SUI
次回もお楽しみに。
