映画『プリンセストヨトミ』をもう一度見て思ったこと
お盆休みだったこともあって、
たまたま久しぶりに見返した映画
『プリンセストヨトミ』。原作:万城目 学
ずっと「好きだった理由」が曖昧なまま、
何となくでも好きだったこの作品。
ストーリーも細部は忘れていたのに、
今回は妙に“自分の日常”と重なって見えたのが不思議だった。
この映画は、大阪国という架空の秘密都市を巡るファンタジックな物語。
組織の存続をかけて、何世代にもわたり“プリンセス”を守り続ける人々の思いが描かれる。
一見突飛な設定ながら、その根底には
「本当に大切なものを守る」
「末代につなげる」という、
誰もが感じたことのある気持ちが流れている。
とりわけ印象的なのは、
父親が息子に「大切な大阪国」に
ついて語る廊下の場面
何度も口にしなくても、守るべきものがあれば人は変われる。そうやって受け継いでいくものが、世界には必ずある。
実は最近、家族のことで悩んでいた。
高2の娘が門限を守れなかったり、バイトや友達のことで「しんどい」と言い出したり。
きつく言うべきか、黙って見守るべきか、
自分の中で迷っていた。
そんな時に出会った『プリンセストヨトミ』は、「守る」という行為を改めて教えてくれた。
ルールや罰ではなく、困った時に迎えにいける家族でいたい。
本当に大切なのは“絆”の部分なのだろと
腑に落ちた。
物語では、国を守るのは父と息子。
けれど自分ちの高2の娘をプリンセスと置き換えてみるとどうだろうか。
一人で色々しんどいことを抱え、
強がる姿もどこか映画と重なる。
大切ななにかを「守る」という、その絆は
どうやって育てたらいいだろう?
ふと、映画の父親達の姿に勇気をもらったような気がした。
大げさなヒーローでなくたって、
そばにいることで誰かを守れる。
時には失敗しても、受け止めてやり直せる――それこそがリアルな「守る」という姿なんじゃないだろうか。
『プリンセストヨトミ』は、
ただのエンタメ映画じゃない。
観終わった後に、自分自身や「大切なだれか」のことをふと考えさせられる。
忘れていた「守る」という感覚が自然と戻ってくる。そんな映画だと思う。
もし今、人間関係や家族、大切な誰かのことで悩んでいる人がいたら、ぜひ一度見てみてほしい。と思った。
ファンタジーの中に、
現実のヒントがある映画。
前に観たけど内容を忘れてしまったという人にも、今だからこそ沁みるものがきっとある。
「守るって何だろう?」
そんなテーマを、もう一度映画を通して考えてみれたかもしれないなぁ。と、
気軽な連休のひとときに良ければどうぞ。
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