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保育士歴13年で気づいた、子どもが動く声かけの共通点

こんばんは。
すみれです。
今回は、
「子どもが自分から動く声かけの共通点」
についてお話しします。




📌 こんな方に読んでほしい記事です

・「早くして!」「ちゃんとして!」が
口グセになっている方
・怒った後、自己嫌悪してしまうことがある方
・怒らなくていい方法を探している方




■ なぜ「早くして」が増えてしまうのか



朝の支度、夕ご飯、お風呂、就寝。
育児のあらゆる場面には、
「時間」がつきまとってきます。


私が保育士として働き始めた頃、
自分でも驚くほど「早く!」「ちゃんとして!」
という声かけをしていました。


子どもたちは動かない。
焦る。
また同じ言葉を繰り返す。



そのループにずっとはまっていたんです。



でも、あることに気づいてから、
クラスの雰囲気がまるっと変わりました。



今日はその「気づき」を、
自分の子育てにも使えるかたちで、
お伝えしたいと思います。





■ 命令が効かない3つの理由




「早くして」「ちゃんとして」
これ、実は子どもの脳にとって、
とても処理しにくい言葉なんです。



理由は3つあります。


【理由① 3〜5歳の脳は「命令処理」がまだ苦手】


前頭前野(考えたり、感情を抑えたりする部分)は、
じつは20代になるまでゆっくり発達し続けます。


3〜5歳はまだその入り口。


「〜しなさい」という指示は、
大人が思うよりずっと処理が重いんです。



「聞いてない」
「わかってない」
ではなく、
脳の発達段階の問題です。


【理由② 「自分でやりたい」欲求がピークを迎える時期】


3〜5歳は「自律性」がめばえる時期。


何でも
「自分でやる!」
「自分で決めたい!」
という気持ちが強くなります。



「〜しなさい」という命令は、
その芽を真正面から押しつぶす
声かけになってしまいます。



だから反発するのは、
むしろ健全な発達のサインでもあるんです。


【理由③ ママが焦っているとさらに固まる】



子どもは大人の感情に、驚くほど敏感です。


「早く!」という焦ったトーンが伝わると、
子どもは緊張してしまい、
かえって体が動きにくくなります。



急がせようとするほど、
動きが遅くなる。



これが「命令のループ」の正体です。






■ 選択肢にすると動きやすい理由



「早く靴をはいて」
  ↓
「自分ではくのと、手伝ってもらうのどっちがいい?」


たったこれだけで、
子どもの反応が変わります。


なぜか。


「選ぶ」という行為が、
自律性の欲求を満たすからです。


命令は「やらされる感」を生みます。

選択肢は「自分で決めた感」を生みます。



この感覚の差が、
行動のしやすさに直結しています。


💡 ポイント:どちらを選んでも、
ママ・パパのゴールに到達できる選択肢にする


「行く」か「行かない」かではなく、
「歩いていく」か「抱っこで行く」か。


答えはどちらも「行く」。



子どもには「選んだ感」、
ママ・パパには「ゴールへ進む安心感」。
お互いにとって自然な着地点になります。






■今日から使える3つの言い換え例




次は、具体的な場面で見てみましょう。


【場面① 朝の着替え】



❌ 「早く着替えなさい!」

✅ 「シャツとズボン、どっちから着る?」


着替えること自体はゆずらず、
「順番を選ぶ」権限を渡します。


「どっちから着ようかな」と考えはじめたら、
お子さんの中で、
もう着替えは始まっています。


【場面② ご飯を食べない】



❌ 「ちゃんと食べなさい!」

✅ 「お野菜とお肉、どっちから食べてみる?」

「食べる」前提で、
どちらから食べるかを子どもに選んでもらいます。
最初の一口さえ動けば、
あとは自然と続くことが多いです。


【場面③ 公園から帰れない】



❌ 「もう帰るよ!」

✅ 「もう1回すべり台してから帰る?
それともブランコしてから帰る?」


「帰る」はゆずらず、
「最後に何をするか」を子どもに選んでもらいます。

「じゃあすべり台!」と自分で決めると、
終わった後に帰りやすくなります。


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■ うまくいかない時の注意点



正直に言います。
これ、
毎回うまくいくわけじゃないです。


「どっちもやだ!」と、
返ってくる日もあります。

そんな時に試してほしいことが3つあります。


【① 選択肢の数を2つに絞る】



3つ以上になると、
子どもは迷いすぎて逆効果になりやすいです。
「AとB、どっち?」
の2択がお子さんにとっては選びやすいです。



【② 声のトーンをワントーン下げる】



焦りやイライラは、
声のトーンに乗ってダイレクトに伝わります。

「落ち着いたふり」でいいので、
いつもより少しゆっくり話すだけで、
子どもの反応が変わることがありますよ。


【③ コンディションを確認する】



「眠い」
「お腹がすいている」
「疲れている」
状態では、
どんな声かけも届きにくいです。


「うまくいかなかった」のではなく、
「今日はコンディションが悪かっただけ」
とママ・パパ自身が自分を守ることも大切です。


うまくいかない日があっても、
あなたが悪いわけじゃない。


声かけの方法より、
自分を責めないことのほうが、
長く続けるためには大事だと私は思っています。









最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。



「怒りたくないのに怒ってしまう」
そう感じているだけで、
あなたはもう十分やさしい
ママ・パパだと思います。


これからも一緒に、
ママ、パパも肩の力を抜いて、
子育てを頑張っていきましょうね。

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