見出し画像

教室で見つけた、子どもたちの小さな変化

前回の記事では、プログラミング教室を選ぶときは、料金や通いやすさだけでなく、「お子さまに合った学び方」を見つけることが大切だとお伝えしました。
では、教室では実際にどんな変化が生まれているのでしょうか。
今日は、私たちが日々の授業で感じている「子どもたちの小さな変化」をご紹介したいと思います。


小学6年生のTくんは、ゲームが大好きな男の子です。
体験授業の日も、最初は「ゲームをする時間かな?」という表情でパソコンに向かっていました。
ところが、その日に体験したのはゲームを遊ぶことではなく、「ゲームを作ること」。
キャラクターを動かしたり、ルールを考えたりしながら作品を作っていくうちに、Tくんの表情が少しずつ変わっていきました。
「ここを変えたら、もっと面白くなりそう。」
「敵を増やしたらどうなるかな?」
そんな言葉が自然と出てくるようになったのです。


入会後も、その変化は少しずつ続いていきました。
授業で作ったゲームを家でも改良し、教室に来ると、
「先生、見て!」
と画面を見せてくれます。
「ジャンプを変えてみた。」
「ここに新しい仕掛けを入れたよ。」
説明する声は、とても楽しそうです。
もちろん、思い通りに動かないこともあります。
「なんで動かないんだろう?」
と首をかしげながら、何度もプログラムを見直していることもあります。
そんなときも、私たちはすぐに答えを伝えるのではなく、
「どこが原因だと思う?」
「一緒に探してみようか。」
と声をかけます。
しばらくすると、
「あっ、ここだった!」
と自分で原因を見つけて笑顔になることも少なくありません。
教室では、そんなやり取りがあちこちで聞こえてきます。


私たちがうれしいと感じるのは、「ゲームが作れるようになったこと」だけではありません。
「もっとこうしたい。」
「もう一回やってみよう。」
「自分で考えてみよう。」
そんな気持ちが、少しずつ育っていくことです。
ゲームが好きという気持ちは、入会前も今も変わりません。
でも、その「好き」の活かし方は、大きく変わりました。
ゲームが好きだからこそ、「自分でも作ってみたい」「もっと面白くしたい」というように、好きをきっかけに、自分から考え、試し、工夫する。
その積み重ねが、Tくんの成長につながっているのだと感じています。


お子さまの成長は、ある日突然大きく変わるものではありません。
「先生、見て!」
と作品を見せてくれるようになったこと。
思い通りにいかなくても、もう一度挑戦してみること。
「もっとこうしたい」と自分から考え始めること。
そんな一つひとつの小さな変化が積み重なって、大きな成長につながっていくのだと思います。
私たちは、作品の完成だけでなく、その過程も大切にしています。
もし体験授業にお越しいただく機会があれば、お子さまが何を作ったかだけでなく、どんな表情で考え、どんな言葉を口にするのかにも、ぜひ注目してみてください。
そこには、お子さまらしい成長の芽が、きっと見つかるはずです。


私たちも、一人ひとりの「小さな変化」を大切に見守りながら、子どもたちが安心して挑戦できる教室であり続けたいと思っています。