暗記革命|Ankiがどんな参考書より価値がある理由
「また忘れてる...」
単語帳を何周しても、参考書を何度読んでも、気づいたら前やったものは忘れている。そんな経験、ありませんか?
実はこれ、あなたの記憶力や努力の問題じゃありません。単純に、暗記の方法が非効率すぎるだけです。
今回紹介する「Anki」は、そんな非効率な暗記学習を根本から変えてくれるアプリです。
元々は医学生の間で爆発的に広まったアプリですが、今では英語学習、資格試験、プログラミング学習など、あらゆる暗記系の学習で使われています。
この記事では、Ankiの基本から活用法まで、できるだけわかりやすく解説していきます。
Ankiとは?基本を理解しよう
Ankiは、科学的に証明された「忘却曲線」に基づいて、最適なタイミングで復習させてくれる暗記アプリです。
忘却曲線って何?
人間の記憶は時間とともに薄れていきます。でも、忘れかけたタイミングで復習すると、記憶が強化されて次はもっと長く覚えていられる。これが「忘却曲線」の原理です。
Ankiはこの原理を完璧に実装していて:
覚えた単語は自動的に復習間隔が長くなる(1日後 → 3日後 → 1週間後...)
忘れやすい単語は何度も出てくる
つまり、あなたが忘れそうなタイミングで、ちょうど良く復習させてくれる
Ankiにはデフォルトで万人向けの忘却曲線が設定されていて、それに沿って出題されます。
しかし実はあなたの正答率データからあなた専用の忘却曲線を作れる設定があるんです。
データを集めれば集めるほど精度が上がるので、最初のうちに設定しておくのがおすすめです。
早くからあなたの忘れ方を記録してくれるので、より効率的に学習できます。詳しい設定方法は別記事で解説していますので、そちらを参考にしてください。
スマホでもパソコンでも、どこでも復習できる
Ankiの素晴らしいところは、スマホアプリでもパソコンでも使えること。
通勤中にスマホでサクッと復習
家ではパソコンで新しいカードを作成
(もちろんスマホからでも作れます!)データは自動で複数端末で同期される
紙の単語帳を持ち歩く必要はありません。スマホさえあれば、いつでもどこでも学習できます。
紙の単語帳との決定的な違い
以前の記事
でも書きましたが、紙の単語帳には根本的な問題があります。
紙の単語帳の問題点
すでに覚えている単語も平等に復習しなきゃいけない
100個のうち70個は覚えてるのに、また100個全部やる
めちゃくちゃ時間の無駄
復習タイミングが適当
「この単語は3日後、この単語は1週間後」なんて管理できない
結局、覚えた単語も忘れてしまう
音声再生が面倒
いちいちスマホを開いて、アプリを立ち上げて...
結局、発音を確認しなくなる
Ankiならこれが全て解決
Ankiは:
覚えていない単語だけに集中できる
それぞれの単語に最適な復習タイミングを自動計算
音声も自動再生(後述)
紙の単語帳では物理的に不可能なことが、Ankiなら全部できるんです。
英語だけじゃない!あらゆる暗記に使える
Ankiは元々、医学生が膨大な医学用語を覚えるために使い始めたアプリです。
医学部では覚えることが山ほどあって、従来の方法では中々追い付かず、そこでAnkiが爆発的に広まりました。
でも今では、医学だけじゃなくあらゆる分野で使われています:
英語学習:単語、熟語、文法
資格試験:簿記、宅建、FP、司法試験
プログラミング:関数、構文、エラーメッセージ
歴史や地理:年号、人名、地名
語学全般:中国語、韓国語、フランス語...
つまり、「暗記が必要なもの」なら何でも使えるんです。
一度Ankiの使い方を覚えれば、あなたが今後どんな分野を学ぶときにも使えます。これって、めちゃくちゃコスパ良くないですか?
穴埋め機能で自然な英語を身につける
Ankiには「穴埋め(Clozed)」という機能があります。
基本は「英語→訳・イメージを思い浮かべる」形式
まず、Ankiの基本的な使い方は:
英語を見る
その意味やイメージ、使い方を思い浮かべる
答えを確認
というシンプルな形式です。これが暗記の基本ですね。
でも、「日常で使いたい表現」だけは穴埋めにしよう
穴埋め機能は、こんな風に使います。
例えば、こんな英文があるとします:
I went to the store yesterday.
これを穴埋め形式にすると:
I {{c1::went}} to the store yesterday.
Ankiで復習するときに:
I _____ to the store yesterday.
という形で出題されて、自分で「went」を思い出す必要があるわけです。
なぜ「日常で使いたい表現だけ」なのか
穴埋め形式は効果的ですが、全部を穴埋めにすると回すのが大変です。カードの枚数も増えるし、時間もかかる。
だから、「自分が日常で実際に喋りたい表現」だけを厳選して穴埋めにするのがおすすめです。
声に出して練習すれば:
自然な英語のリズムが身につく
実際の会話でもスムーズに出てくる
文法も同時に覚えられる
基本は「英語→訳」の形式で効率よく回して、本当に使いたい表現だけ穴埋めで徹底的に練習する。このバランスが大事です。
音声を一括でつけられる(しかもネイティブ級)
Ankiのすごいところは、音声を一括で自動追加できること。しかも、ただの機械音声じゃありません。
Azureの音声合成技術
マイクロソフトが提供している「Azure」という音声合成技術があるのですが、これがネイティブと聞き分けがつかないレベルの自然な音声をAnkiに追加できるスグレモノなのです。(普通の使い方なら無料)
発音が完璧
イントネーションも自然
男性・女性、アクセントも選べる
これを一括で、何百、何千枚のカードに自動追加できるんです。
ただし、パソコン版のみ
残念ながら、この一括音声追加機能はパソコン版Anki(無料)でしか使えません。スマホアプリからは設定できないので注意してください。
詳しい設定方法は別記事で解説していますが、正直ちょっと難しいです。
なので、Anki初心者の方は、まず基本機能に慣れてから音声を追加するのがおすすめです。(Googleの合成音声ならすぐできます)
慣れてからでも全然遅くないので、最初は焦らず基本から始めましょう。
一応、私がAzure導入の際にお世話になった記事を貼っておきます。
何か導入にあたって分からない事がありましたら気軽にコメントください。
デザインをカスタマイズして、やる気も効率もアップ
実はAnkiは、カードのデザインを自由にカスタマイズできます。
Ankiのデフォルトデザインは...シンプルすぎてちょっと味気ないんですよね。でも、デザインを変えるだけで:
見やすくなって、学習効率が上がる
おしゃれなデザインだと、やる気も上がる
デザインカスタマイズには知識が必要だけど...
カードのデザインを変えるには、CSSやHTMLの知識が必要です。「プログラミングとか無理...」って人も多いと思います。
そこで、私が作ったモダン調のシンプルなデザインフォーマットを販売しています。
このフォーマットの特徴は:
見やすいモダンなデザイン
シンプルで視認性が高い
長時間の学習でも目が疲れにくい
GoogleやiStockへ飛ぶボタン付き
カードから直接、その単語のGoogle画像検索に飛べる
画像が一瞬で見れて、イメージと結びつけやすい
画像をコピペしてAnkiに貼り付けるのも超簡単
従来は、いちいち自分でGoogleを開いて、単語を検索して、画像を探して...ってやる必要がありました。
でもこのボタンがあれば、ワンクリックで完結します。
効率が爆上がりするので、本当におすすめです。
iOS版は4,000円だけど、それでも買う価値がある
ここまでAnkiの素晴らしさを語ってきましたが、一つだけ注意点があります。
iOS版(iPhone・iPad)のAnkiアプリは4,000円します。
「高すぎでしょ!」って思いますよね(-_-;)
私も最初はそう思いました。
でも、冷静に考えてみてください
Ankiは一度買えば一生使えます。
しかも:
TOEIC単語帳:1,000円
英熟語帳:1,000円
文法問題集:1,500円
簿記の参考書:2,500円
プログラミングの本:3,000円
こういう参考書を何冊も買っていたら、すぐに4,000円を超えますよね。
でもAnkiがあれば、どんな参考書の内容も忘れないようにできるんです。
参考書を買っても、結局忘れたら意味がない。でもAnkiと組み合わせれば、買った参考書の知識を完璧に定着させられます。
つまり、Ankiは1万円以上、いや、どんな参考書よりも価値がある投資だと、私は確信しています。
ちなみに、Android版とパソコン版は無料です。iPhoneユーザーだけ有料なのは理不尽な気もしますが...開発者を支援する意味でも、買う価値は十分あります。
まとめ:今すぐAnkiを始めよう
ここまで読んでくれたあなたは、もうAnkiの素晴らしさが分かったと思います。
Ankiは、暗記学習を根本から変えてくれるアプリです。
忘却曲線に基づいた科学的な復習
あなた専用の忘却曲線を作れる設定
紙の単語帳では不可能な効率性
英語だけじゃなく、あらゆる分野に使える
穴埋め機能で自然な英語が身につく
ネイティブ級の音声を一括追加できる
デザインカスタマイズでやる気もアップ
一度買えば一生使える、最高の投資
「また単語帳で挫折した...」
「参考書を読んでもすぐ忘れる...」
「効率的に暗記する方法が知りたい...」
そんなあなたにこそ、Ankiを使ってほしいです。
今すぐAnkiをダウンロードして、暗記革命を体験してください。あなたの学習が、確実に変わります。
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