今をよりよく生きたい人のために
未来に対して「責任」を持つべきか
我々はなぜ未来世代に対して責任を持たねばならないのか――。
環境問題の話になるとこういった声を耳にすることがある。今が良ければそれでいい、自分が死んだ後のことなど知ったこっちゃない、そういった考えを抱く者は少なくないはずだ。あるいはそんな人々に「環境問題は良くないことだから否が応でも取り組まなければならないのです」なんて言っている人もいるかもしれない。だがそんな言葉は響かないだろう。環境問題に関心があるか否かに関わらず、ここで一度立ち止まって考えてみよう。
ナチズムの超克
ユダヤ系ドイツ人であり、哲学者のハンス・ヨナスは1970年代に『責任という原理』(原題:「Das Prinzip Verantwortung. Versuch einer Ethik für die technologische Zivilisation」)を出版した。
彼は20世紀最大の哲学者とも呼ばれるマルティン・ハイデガーの教え子でありながら、…
「責任(responsibility)」は「応答可能性(response + ability)」と解釈することもできる。責任と言うと義務のように感じるが、目の前に横たわっている問題に対して「応答できる状態にある」、そう考えると何か自発性を感じる。まあ、言葉の綾とも言えるけど。
少なくとも、今起きている問題に対して応答できるのは現代に生きる我々だけである。責任と時間性に関しての倫理的な課題、👇のURLにジャンプして一緒に考えていきましょう。
#sustainablenote 編集部より
