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弱い自分を隠すのをやめたら、人間関係が少しだけ楽になった話

昔の僕は、「強い自分」「すごい自分」でいないといけないと思って生きていました。

どんな会社に勤めているか。
年収はいくらか。
人からどう見られているか。

――それが“自分の価値”だと信じ込んでいました。

だから、弱いところ・未熟なところ・情けない経験を、必死に隠してきました。
でも、その生き方はいつも息苦しかった。
周りと比べて落ち込んで、焦って、なのに「弱さ」は絶対に見せられない。

「ちゃんとしてる自分」を演じ続けなきゃいけない——

そうやって生きているうちに、心も人間関係も、だんだんしんどくなっていきました。


■ 承認欲求に振り回されていた頃

転職する前の僕は、常に誰かの基準で自分を測っていました。

  • 同年代より稼いでいるか

  • 勤め先を胸を張って言えるか

  • 人から「すごいね」と思われるか

外側の評価ばかりを追いかけて、
内側はボロボロのまま、見ないふりをしていました。

本当は不安で、怖くて、余裕なんて全然なかったのに。
それでも“弱い自分”だけは絶対に知られたくなかった。


■ ターニングポイントは、キックボクシングだった

そんな僕の価値観が変わり始めたのは、意外にもキックボクシングでした。

ジムでは——

  • 年収も

  • 会社名も

  • 肩書きも

誰も気にしていません。

評価されるのは、ただひとつ。

「昨日の自分より、少し前に進めたか」

それだけでした。

  • できない自分と向き合う

  • 情けない姿もさらけ出す

  • それでも前に進む

その世界で過ごすうちに、心の奥で何かが静かに変わりました。

“所属や肩書きより
今の自分が何を目指しているかの方が大切だ

そう思えるようになったんです。


■ 「弱い自分」を隠さなくなってから、楽になった

そこから少しずつ、

  • できない自分

  • 迷っている自分

  • うまくいかない自分

を、隠さないようにしてみました。

すると不思議と、人間関係が少しだけ楽になっていったんです。

無理に背伸びしなくていい。
強がらなくていい。
「完璧な自分」でいなくてもいい。

弱さを見せても、人生は壊れない。

その事実を知った瞬間、肩の力がすっと抜けました。


■ 仕事の人間関係も、少しずつ変わっていった

この変化は、仕事にも影響しました。

以前の僕は
「先輩は弱みを見せてはいけない」と思っていました。

だから、失敗しても隠したり、
背伸びをしたまま指導したりしていました。

でもあるときから、後輩に自分の失敗談や情けない経験を正直に話すようにしてみたんです。

すると——

  • 以前より真剣に話を聞いてくれるようになり

  • 「器が大きいですね」と言われることも増えました

完璧な先輩より、
人間くさい先輩の方が安心して頼れる。

そのことに、やっと気づきました。

そして同時に、

  • 上司に気に入られるための仕事
    よりも

  • 誰かの役に立てているか

  • チームとして前に進めているか

そういう “本当の仕事の価値” を、意識するようになっていきました。


■ 今の僕が大切にしていること

今の僕は、

  • 肩書きより、積み重ねた努力

  • 評価より、自分が納得できる一歩

  • 強く見せる自分より、等身大の自分

を大事にしています。

弱さを消すのではなく、
弱さを抱えたまま進むこと。

それが、今の僕にとっての「強さ」です。


■ もし今、同じように苦しんでいる人へ

承認欲求があることは、悪いことじゃありません。
「認められたい」と願うのは、とても自然な感情だから。

でも——もし少しでもしんどいなら、

ほんの少しだけ、弱い自分を外に出してもいい

世界は意外と、
優しく壊れないままでいてくれます。


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