自動運転トラック新興;KodiakがSPAC経由上場へ
自動運転トラックのスタートアップ;Kodiak RoboticsがSPAC経由で上場する計画を明らかにしました。2021年ごろからSPAC上場は脚光を浴びましたが、手を出した企業は殆ど無残な結果に…。Kodiacは事業収益を確実に上げていることから他企業と異なると見られますが、果たして…?
1;KodiacがSPAC合併で上場へ
自動運転トラック新興;Kodiak Roboticsが25年後半のSPAC上場計画を発表。Kodiakはこれまでに2.4億ドルを調達しており、上場時時価総額は現時点で25億ドル。
既存投資家であるSoros Fund/ARK Investments/Aresなどは上場支援に向けて1.1億ドルの資金提供/コミットメントしており、5.5億ドルの現金を預託。
創業者/CEOのDonBurnette氏は声明で下記様にコメント
[株式市場への参入により既存パートナーとの関係を拡大し、より幅広い顧客基盤に当社の技術を提供することが出来る]
[商用トラック輸送業界と公共部門全体に強化ソリューションを提供する当社の戦略を加速できる]
2;SPAC上場と資本集約型産業
自動運転新興ではEmbark/TuSimpleといった有名企業の倒産が相次いでおり、今回のKodiakの動きは注目を集める。特にSPAC上場は2021年ごろに資本集約型事業を展開する自動運転/EV等の分野で多用されたが今は昔…
Kodiakは少なくともパートナー企業確保と収益創出を実現、現時点での自動運転走行距離は260万㏕に達しており長距離トラック輸送事業の商業化を目指す。
短期的にはオフロードでの自動運転を強化、その流れで25/01にはAtas-Energyと連携して自動運転トラック2台を事業投入して初の商用化に成功。当該トラックではテキサス州西部のパーミアン盆地におけるフラッキングサンドの輸送事業に用いられている
事業収益は過去数年間のSPAC上場の幻想会社と異なってKodiakの技術が社会実装に足るものと証明するもので、PIPE投資への道を開く可能性も。ただ、収益化への道のりは長く自動運転には莫大な資金が必要。
現在の市場環境はトランプ大統領による関税ディール/貿易戦争激化による混乱と、直近では競合とされるAurora-Innovationによる完全無人トラックによる商用トラック輸送事業開始とも重なっており、評価は分かれそう
3;Kodiac社とは
Kodiak社はGoogleで長く自動運転開発に携わってきたDon Burnette氏が2018年に設立、同氏はGoogleを2016年に退社して数人で自動運転新興;Ottoの立上を支援
Otto社はUberに買収されたが、WaymoがUberを提訴してOttoの共同創業者であるLevandowski氏は企業秘密窃盗で訴えられた…。最終的にUberとWaymoは和解したがLevandowski氏は刑事告訴されて18ヶ月の懲役刑を宣告、服役前にトランプ大統領によって恩赦を受けた
Levandowski氏の事件以前にOtto社を退社したBurnette氏は騒動を回避して、[トラックこそが自動運転のキラーアプリだ]という持論を追求
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