週末備忘録 グラディスカの巻
先週の日曜日は町内の一斉清掃で、どぶさらいや道の際の草刈り等をやったのが原因で火曜くらいから腰が痛くなり、週末に行きつけの整形に言ったら「また腰やったね、こんなに曲がっとるわ」とレントゲンを見せられがっかり。ブロック注射を二本打たれ「一週間は無理しなさんな」とのこと。
確かにじたばたできるような状態ではないので、コルセット生活に入りました。
土曜日は特に予定も入れてなかったので、読書と撮りためたビデオを見ていました。その中に先週BSでやった「アマルコルド」があり、これは私のベストスリー映画に入っているものではありますが、また見ました。
タイトル写真のマガリ・ノエルの妖艶なアイドル「グラディスカ」というあだ名がどうしてつけられたか、という箇所。
久しぶりに見ましたがはっと気がついたのは、フェリーニ自身をモデルにしたと言われる主人公ティッタは15歳の設定なので、その父親は40代か?
ということは最初にこの映画を見たときは自分は完全に主人公を自分に模してみていましたが、今は完全にその父親からの見方になっています。
いやもう今や私はティッタの祖父の年を超えているのかもしれません。そう思ったのはティッタの母親の葬儀の時に、祖父は多分施設に移されたという場面(その前に幻想的な死に近づいているような霧のシーンもありました)が今回一番ハッとしたから。
ググってAIに聞いてみると
母の死後:家族の精神的支柱であった母ミランダが死去します。その後、家の中は活気を失い、父親の気力も落ち込んでしまいます。
祖父の症状と施設への入所:現実感覚を失い混乱するようになった祖父は、教会や自宅で迷子になったり、妄想を抱いたりするようになります。家族で介護を続けることが難しくなり、最終的に祖父は施設へと移送されます。
フェリーニ特有の郷愁:この施設への入所シーンは、単なる悲劇としてではなく、フェリーニ監督独特のノスタルジーとペーソス(哀愁)が入り混じった演出で描かれています。
以前はさらりと見過ごしていたこの場面でしたが、母の死は、父親と息子の家族+母の弟+家政婦だけでは、祖父まで面倒を見ることが出来なくなったということだったのですね。
そう思うということは、私は年相応に祖父の視点でこの映画を見れるようになった、新たな発見もできた、そういう感慨を持ちつつ、腰の痛みをさすりながら見ていた土曜日でした。
日曜日は毎年春分の日までには行っていた石鎚神社の御祈願に今年は色々あって行けなかったので、夏至のこの日に合わせていきました。当初は女房と二人の予定でしたが、急に女房に予定が入り、一人で行くことに。
朝5時に家を出て、山陽道~しまなみ海道と軽快に走行し、石鎚神社の近くに着いたのは8時過ぎで御祈願にはチト早い、ということで、最初に名水うちぬきに水を汲みに行きました。神社の近くの田んぼの中にある「加茂川左岸うちぬき公園」に行くとじゃぶじゃぶ水が出ていました。一口飲むと美味しい。持参したウォータータンクにつめました。

入れ終わって帰ろうとしたら、ランニングで来られた二人連れがここで水分補給。いいランニングコースだなと感心しました。
この日は晴れ間も多く、結局は30度近くまであがりましたが、石鎚山の方を見ると雲がかかり、湿気も多いという日でした。

9時に着いたら、すでに御祈願の人が上がられていたので、急いでご一緒にということで本殿に上がり、御祈願を頂きました。よろしくお願いします。

ということでずいぶん早く終わったので、時間があれば寄ろうかなと思っていた温泉に行くことに。神社から車で20分くらいの山の中、石鎚山ロープウェイ乗り場の所にある「京屋」さんという旅館の日帰り温泉です。

7月1日が石鎚山のお山開きなので、来週はとても人が多いのでしょうが、この日はガラガラ。登山客も10時頃から登る人はそんなにいないのでしょう。時間的には少し遅いですからね。
勿論温泉はガラガラで貸し切りでした。お湯は癖があるがとても快適でした。肌がすべすべになるとの効能があるそうですが、私はとにかく腰です。湯船で腰をさすりながら、長湯をしました。

京屋さんは温泉に入ると駐車場代500円が無料(温泉代が600円)。

外から見ると左手の建物が風呂場でしたが、川に突き出ているとは、成程中からの川と対岸の緑の景色は結構でしたが、知らんで幸いでした、ちと怖い。

さて風呂上がりで熱いので、先ほど汲んだ「うちぬき水」をぐびぐび飲んで、窓を全開にして次の目的地に向かいます。
途中のダム湖でインバウンドの方を含めて10人ぐらいが自撮りで苦労されていたので、車を急停車。写真撮りましょうと差し出がましくスマホを借りて撮りましたら、お礼を言われるのなんの、良い気分で小松まで出てそこから松山道に乗り、松山インターでおりました。
で次の目的地の高忍日賣神社に着いたのは12時少し前。

こちらの神社は安産・出産。助産師さんの神社。この日も社殿に上がっておられたお宮参りのご家族や、安産祈願に来られた家族が何組もおられました。
昨年娘が懐妊し、無事1月に子どもが生まれたのでお礼にあがるのと、長男の所も第三子を懐妊(11月出産予定)ということで、その安産祈願も併せて伺いました。
こちらでは「うぶすな様」の石をお返しし、あらたに1つ頂戴し、連理の枝をくぐりました。

ということで、本日の目的はこの二社のお参りだったので、業務完了。
神社から5分くらいの「大介うどん 伊予八倉店」さんで昼食にしました。おいしかったので天麩羅をテイクアウトで持ち帰ることにしました。

一杯のうどんでお腹もいっぱいなり帰ることに。一人で運転して車で広島まではくたびれるので松山からフェリーにしました。
うどん屋さんから松山観光港まで30分チョット。1時にはフェリー乗り場に着きましたが、次の便は2時15分発ということでしたので、ちょうどいいなと、観光港のロビーでサッカー観戦。ロビーに着いた時は既に1点目が入っていましたが、2点目は見ることが出来ました。
14時までには車に戻るようにということで、前半が終わった時点で車に戻り、時間通り乗船。

このフェリーは何度も使っていますが、車で乗船すると客室に入るのが遅くなるので、あまり良い席は残っていないのが難点。
そこでいつものように最後尾の「ひき波のHANARE」という部屋に。他の乗船客はオッサン3人しかいなかったので、ごろりと横になり、DAZNで音声だけ聞きながらウトウト。「ゴール」の声にびっくりして目を覚ますを繰り返しました。
順調に進み、呉港に寄ってから広島港に向かいました。船中にはシーパセオのキャラクターが。これはパセワンちゃんなのでしょうか。

広島港には17時過ぎに到着。自宅には17時半間に戻り、風呂に入ってのんびり、晩飯はおみやげの「天麩羅」をいただき、父の日の今日は朝早かったので早く床に就きました。
