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komatam52nz
【シロクマ文芸部】夜に降る∣ - 掌編エッセイ
夜に降る、といえば一番に思い出すのは「雨」か「流れ星」だろう。
でも私は、いつも「あの日、あの島で見た花火」を思い出す。
ひと夏の夜にたくさんの光が、いっせいに降ってくる。
それはまるで、星たちが地上に遊びに来たみたいに。
燃え尽きるまでの短い時間、空と海と人の瞳を照らして、やがて静かに消えていく。
流れ星も花火も、ほんの一瞬しか見えない。
だけど、その一瞬を見た記憶はなぜか、長く心に残る。
月夜の海に映るその光をただ見つめているとき、私はふと思う。
——夜に降るのは、光だけではないのかもしれない。
言えなかった想い、叶わなかった夢、それでも信じたい願い——。
そうしたものがいっせいに降ってきて、波の音に溶けていく。
夜に降るからこそ、新しい朝が生まれる。
そしてまた、わたしたちは歩き出せる。
※下記、企画に初参加させていただきました。
🐻❄️シロクマ文芸部のみなさま、はじめまして。
このたび、シロクマ文芸部さんのページを拝見し、心惹かれて立ち寄らせていただきました。
タイトルを目にした瞬間、ことばがふっと浮かんできて。
その流れのままに、ひとつの小さなエッセイとして形にしてみました。
締め切りが近い中での投稿となり、失礼がありましたらどうかお許しください。
今後ともあたたかく見守ってもらえたら、嬉しいです🌙
🌿 神薙鈴音
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#ことばのしずく
#神薙鈴音
#夜に降るから始まる
#詩のようなエッセイ
#静かな光
#心の灯り
