見出し画像

正しき人 ドナルド・トランプ

「トランプの「思い込み」外交で崩れゆくアメリカの優位性...失われる建国以来の「強さの源」とは?」
(Newsweek日本語版/スティーブン・ウォルト)


 トランプ前米国大統領の暗殺未遂事件から3週間余りが経過し、様々な事実が明らかになってきている。
 元より米国左翼はこれを狙っていた。トランプ氏をヒトラーに準えて愚衆の憎悪を煽る。その一方でアレハンドロ・マヨルカスやキンバリー・チートルといった左翼の狂人に安全保障上重要な地位を襲わせ、トランプ氏の警護を手薄にするよう仕向ける。

 左翼にとって惜しむらくは、煽動されてトランプ暗殺の尖兵となったトーマス・マシュー・クルックスが“失敗”した事である。表向きは保守を暴力で排除するなど、左翼が叫ぶ民主主義の“理念”に反する。流石にこれまでの様な手段で警備を手薄にする事は出来ない。
 唯一にして最大のチャンスを逃し、苦虫を噛み潰したような態度を滲ませながら、棒読みで「米国にこの様な暴力はフテキセツ」という定型分を発したジョー・バイデンを筆頭に、左翼の動揺と落胆が滑稽である。
 アレハンドロ・マヨルカスは“苦渋の決断”で「警備は失敗だった」という一言を硬いウンコの如く絞り出し、キンバリー・チートルは狙撃手を配置しておくべき建物の屋根の勾配に責任転嫁するという醜態を晒した挙句、トカゲの尻尾切りに遭う。
 バカ左翼メディアはクルックスが共和党員として登録があった点に一縷の望みを見出そうとし、直後に民主党へ寄付した事実がある事を他社に報道されて轟沈。愚図の Youtuber 共は「唯一のチャンスだったのに!」などと叫び、自身の醜悪な性根を隠そうともしない。

 トランプ死亡を夢見た民主党はもう駄目だと悟り、ジョー・バイデンを引き摺り下ろしたのは良いが、当のトランプ氏から「彼等は自分達の大統領候補が誰なのかすら分かっていない」というウィットに富んだコメントで揶揄われる始末。
 焦ったバカ共はマイノリティである事以外に取り柄の無い極左、カマラ・ハリスを押し出すに到ったが、これを今の日本に照らして言うと、国民民主党や日本維新の会が、自民党を倒す為に「立憲共産党」と手を組む様なものである。米民主党は、ハリスを擁立する事の意味すら理解していないという事である。(ハリスが大統領になるくらいなら、呆けている分だけバイデンの方がちょっとだけマシである。)

 左翼がこれ程までの醜態を晒しながら、未だに米国大統領選は余談を許さない状況が続いている。
 毎度の事ながら、左翼のプロパガンダが持つ威力には戦慄する他無い。


 引用した記事はトランプ氏に良い所など無いと報じているが、氏が大統領在任時代に残した功績は多い。その内の幾つかを取り上げてみよう。

1.米国人の平均所得向上

 トランプ大統領時代の4年間で、米国人の平均年収は5000ドル以上増えた。この増加幅は2000年代以降において突出している。
 特に注目すべきは低所得者層の増加率であり、高所得者層のそれを凌駕している。
 この原動力となった主たる要因は規制撤廃と大減税である。新たに1つ規制を作るかわりに9や10の規制を撤廃する。世界一高かった法人税を大幅に引き下げる。
 広く一般大衆にまで富を齎すのは、経済成長以外に有り得ない。経済成長を最大化させるのは、自由闊達な経済活動である。それを阻害する規制と重税の害は語るまでも無かろう。

2.戦争勃発を抑制

 歴代の米国大統領は何かしらの戦争を勃発させているが、トランプ大統領時代に米国の動向がきっかけとなって勃発した戦争は無い。
 米国自らがエネルギー産出国となってロシアの収益を圧迫し(ウクライナ侵攻を抑制)、イランに厳しい制裁を課した(イスラム過激派テロ支援を抑制)。台湾に供給した多くの兵器は、未だに中国への抑止力として機能している筈である。

3.メキシコとの国境に壁を建設

 左翼の妨害によって政権を追われ、中断を余儀無くされている訳だが、こうした政府の断固たる姿勢は、不法移民の流入抑止に極めて効果的だった筈である。
 事実、名前は忘れたが「オバマケア」なる悪法を布いた前政権と比して、明らかに不法移民の流入は減少している。

4.イスラエル駐米大使館をエルサレムに移転

 トランプ政権における最大の功績である。
 エルサレムをイスラエルの首都として正式に認め、大使館を同都市に移設した。歴代米大統領の誰も出来なかった偉業である。
 エルサレムを固有の領土とした独立国家は人類史上において2つしか存在しない。紀元前11世紀のイスラエル王国であり、現在のイスラエルである。
 左翼や反ユダヤ主義者が彼の地をイスラエルから引き剥がさんとし、“多様な”プロパガンダを展開するこの世にあって、トランプ政権は正義の側に立つと名言しただけでなく、行動で示した訳である。

5.パリ協定離脱

 「人為的に排出された温室効果ガスで深刻な気候変動が発生している」「このままでは人類の多くが死滅する」「今すぐにでも温室効果ガスの排出を止めなければならない」
 これは、左翼・全体主義系詐欺師が創造した嘘であり、パリ協定はその産物に他ならない。「離脱」以外有り得ないという事である。
 米国が大規模な規制撤廃を実現出来たのは、前提として政府のこういった決断があったからなのは言うまでも無い。

6.Roe vs Wade 判決を覆すことに貢献

 2022年6月24日は、米国において恥ずべき歴史に終止符を打つ切っ掛けとなった日である。
 Roe vs Wade 判決は、人工妊娠中絶という胎児に対するホロコーストにお墨付きを与える恐るべきものであり、米国にとって乗り越えるべき壁であった。これを覆す判決を、連邦最高裁は出す事に成功したのである。
 保守派の判事9名は皆正義の側に立ったが、この内3名、ニース・ゴーサッチ、ブレット・キャヴァノー、エイミー・コーニー・バレットはトランプ大統領が指名した人物であり、氏の貢献度合いは大きい。
 (※補足①)

7.性別は男性と女性しか存在しない

 トランプ氏はLGBTを個性扱いせんとする思想を真っ向から否定した。就任直後、名前は忘れたが「オバマケア」なる悪法を布いた極悪政権下において作成された、タイトルナインにトランスジェンダーの学生を含む為のガイドラインを撤回したのである。
 タイトルナインとは、連邦政府から援助を受ける教育プログラムや活動で性別による差別を禁止した連邦公民権法である。
 このガイドラインを撤回していなければどうなっていたかと言うと、自称女子学生の男子学生が女子トイレに入れたり、女子スポーツに参加出来たりした訳である。
 LGBTとは何か。
 それは、例えば幼少期に親から十分な性道徳を与えられなかった事などを原因として発症する、病気の一種である。


 引用した記事はトランプ氏の外交を全否定しているが、バカも休み休み言わねばなるまい。
 「大きな棍棒を携えて穏やかに話す」と言われる。もっと現代的に言うと、「圧倒的な武力を配備した上で交渉する」という事である。これが「外交」である。
 例えばこの様な行為は「外交」では無い。
①アフガニスタンから無思慮に勢い任せで撤退し、②残してきた数十億ドル規模の兵器をロシアに接収され、③タリバンの復活を許し、④「米国がこの調子ならいける!」とばかりにロシアがウクライナに侵攻し、⑤それを見て「プーチンは殺し屋だぁ!」と喚く。
 これは「外交」では無い。
 何故にロシアはトランプ政権時代にウクライナへ侵攻しなかったのか。多くのメディアはトランプ大統領を親ロシアと報じていたにも関わらず、どうしてなのか。
 それは実のところ、トランプ氏がロナルド・レーガン以来のロシアに厳しい米国大統領だったからである。
 ロシアという国の取り柄は、掘った地下資源に何の付加価値も付けずにそのまま売る事と、ウォッカを煽る事だけである。米国自身がエネルギー産出国となり、国際的な化石燃料単価を低減させ、ロシアの収益を圧迫する。シリアに展開したロシア傭兵数百名を皆殺しにしつつ、プーチンと握手をし穏やかに話す。
 これぞ「外交」である。
 シリアの一件でプーチンは米国に抗議したか? していない。何も言わず黙ったまま。こういう事である。

 2024年7月24日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が米連邦議会にて都合4度目となる演説を行なった。ウィンストン・チャーチルを抜いて、外国首脳としての最多回数である。
 共和党議員のスタンディングオベーションがネタニヤフ氏を迎える。民主党議員は“カマラ・ハリスを含む”半数がボイコット。
 演説の中心は必然的にイランとの戦争になる。社交辞令程度にバイデンへ一言二言礼を述べたが、本当の意味で感謝の意を伝えるのはトランプ政権時代の米国に対してである。
 アブラハム合意における仲介、前述したエルサレムの件、ゴラン高原での主権承認などを挙げ、誠の感謝を述べる。議会は共和党議員の拍手喝采に包まれ、民主党議員は沈黙。
 ネタニヤフ氏は、ガザ地区の民間人が死ぬのはハマスにとって悲劇で無く戦略である事、この戦争はイスラエルという文明的な国家と野蛮人の戦いである事、議場の外で演説に抗議するデモ参加者はイランにとって便利な愚か者である事など、事実を次々と詳らかにする。
 民主党議員のか細いブーイングを共和党議員の喝采が掻き消し、ラシダ・ハルビ・タリーブは死んだ魚の様な目でその光景を見つめる。
 CNNを始めとする嘘吐きメディアはネタニヤフ氏の演説を批判一色で報じているが、実のところ氏の演説は概ね良いものであった。
 (※補足②)
 米国がイスラエルの側に立つ理由は、正義がイスラエルの側にあるからというだけではなく、イスラムカルト諸国の侵略行為を抑え込む為である。イスラエルがパレスチナの地に健全な資本主義国家を築き、維持する事が、極めて重要な意味を持つからに他ならない。
 イスラム教は侵略を是とするカルト宗教である。もしもイスラエルが潰されてしまったらどうなるか。イスラムの矛先がいよいよ世界に向けられる事になる。日本も無関係ではいられない。
 外交とは先ず第一に自国民を守る為に行われるべきものである。イスラムの脅威が不気味な拡がりを見せる昨今にあって、イスラエルの側に立たぬ外交は、外交では無い。

 米国は何故強いのか。
 それは、あらゆる移民に対し「米国人」となる事を求めるからである。多様な人種が集い、一つの米国になる。これが強さの根源である。
 国とは政府では無い。国とは、国民、領土、主権から成るものである。
 国の存在意義とは何か。
 それは、国民の自由と資産を守る事である。
 仮に、国民がてんでバラバラのアイデンティティを持ち、国益を毀損してでも自己の利益を最大化しようとしたらどうなるか。簡単に弱体化し、国としての存在意義を果たせなくなる事は火を見るより明らかである。
 集った多様な人種を自国民として帰属させる。これは何も特殊な考え方ではない。寧ろ常識である。あらゆる国が実践せねばならない。国が強く在る為、国民の国益に対する貢献は必要不可欠である。
 左翼はトランプ氏を批判する際、必ず「移民」とだけ言い、決して「不法移民」とは言わない。トランプ氏が排斥しようとしているのは後者であって前者ではない。国境を犯す者が国益に貢献するか? する筈が無い。

 ドナルド・トランプは確固たる思想を持った保守主義者では無い。度々首を傾げる部分が散見されるのは事実である。だが、前述した様に数々の功績を残してきたのは事実であり、今の米国にあって、米国を正しき方向に向かせられる唯一の大統領候補である事に疑う余地は無い。
 トランプ氏が生き延びた事を神の導きだとする風潮に対し、左翼は必死になって火消しに走っているが、実のところ本当に神の御業と感じているのは左翼の方ではないか。何故なら冒頭に記した通り、トランプ氏は実質的に左翼の手によってテロリストの銃口に曝されていたからであり、死ななかったのは奇跡である。
 米国は正しき人を失わずに済んだ。
 次は、正しき人を大統領に選べるか、である。


※補足①:中絶は須く殺人

 トランプ氏は、「人工妊娠中絶の権利については各州が決定すべき」としている。
 これは悪しき考え方である。
 トランプ氏は、レイプや近親相姦が絡んだ妊娠や、女性の命に危険がある妊娠を例外として扱うことについては賛成だとした。
 母体の命に危険がある場合において、医学的な判断に基づいて中絶が行われるのは致し方無いが、レイプや近親相姦を例外とするのは間違っている。
 中絶は殺人である。
 レイプ事件において裁かれるべきはレイプ魔であり、胎児ではない。
 近親相姦はそれを行う者が愚かなのであり、胎児には何の罪も無い。

※補足②:ネタニヤフ首相の米議会演説

 氏は演説の中で、2023年10月7日のハマスによるテロ行為を「1941年12月7日(真珠湾攻撃)や2001年9月11日(米国同時多発テロ)と同様に、不名誉として永遠に語り継がれるだろう」と述べた。
 我々日本人はイスラム教の側ではなくてイスラエルの側に立たなければならないが、だからと言ってこの発言を容認する訳にはいかない。
 先ず、真珠湾攻撃は1941年12月“7日”ではなく、1941年12月“8日”である。日付変更線の関係で米国ではそうなるのかも知れないが、この件に関しては日本側の記録に合わせて頂きたい。
 次に、これが本題だが、真珠湾攻撃を9.11の同時多発テロや10.7のハマス襲撃と同列に語られるのは極めて遺憾である。1941年12月8日は、日本が独立国家としての気概を捨てず、連綿と紡いできた歴史を途絶えさせないという不退転の覚悟を、正に行動で以って示した栄光の日である。
 カルト宗教の卑劣なテロと一緒にするな。


※追記①:トランプは正しいか

 私はトランプ氏を真に正しき人だとは思っていない。「補足①」で述べた点や、パレスチナの地において二国共存案を否定しない点である。
 トランプ氏は、何を考えてこの様な主張をするのか。これを言っても逃げる票は皆無であり、僅かでも浮動票を取れると考えたからか。それとも本当に分かっていないのか。
 引き続き注視していかなければならない。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集