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タブレットをスマホのリモコンにして、サブスクのハイレゾ再生をコントロールする構成をBubbleUPnPとUAPPで作れた


スマートフォンでの音楽再生をタブレットでリモートコントロールしたい!

電車での移動中など、タブレットを手持ちしてスマートフォン回線のテザリング経由でKindle、RSS、Web記事を見ている。
と同時に、スマートフォン上でのAmazon MusicをUSBDAC経由して有線イヤホンを使って聴いている。

こんなかんじ

スマートフォンとUSBDACは鞄の中に入れているので、曲送りや音量調整するためには鞄から取り出す必要があってめんどくさい。
手元にタブレットという便利な機械があるのだからこれでなんとかならんか?と思って調べた結果、BubbleUPnP×UAPP×Qobuzが俺的に最適なことがわかったので紹介します。

アイデアがあればなんとかなる

機材スペックや音源情報を活かしたい

機材の対応周波数やハイレゾ音源のビットレート、サンプリングレートを活かすため、下記項目を実現したい。

必須

  • ダウンサンプリングを避ける。できればSRC回避、ビットパーフェクト

    • せっかくBTR17を使っているので活かしたい

    • ビットレートとサンプリングレートを損なわない

  • 投資金額を節約

    • ハードウェア購入しすぎた&&手持ちの機材増やしたくない

    • ソフト的に実現するにしてもそんなにかからないでしょ

  • タブレットからスマートフォンをワイヤレスでコントロールする

    • WifiかBluetoothを想定

  • サブスクのハイレゾストリーミングサービスを使う

    • ハイレゾなローカルファイルは少ししか持っていない

    • 全部買い替えるのは無理

できれば

  • クライアント側のリッチUI

    • BluetoothHIDアプリを使えばコントロールできそうだけど、曲名やアルバムアートが表示されず味気ない

BubbleUPnP × UAPP × Qobuz で実現

色々検討した結果、BubbleUPnP×UAPP×Qobuzでほぼ実現できた。

音楽再生関係を抜き出した

スマートフォンのUSB Audio Player PRO(UAPP)のUPnPサーバー機能に、タブレットのBubbleUPnPで取得したQobuzの楽曲データをRenderer機能で流し込んで再生させ、USB接続したDACにUSB Audio Player PROの排他モードでビットパーフェクトに再生させる構成。(文章にするとわけわからん)

ざっくりいうとこうなる。
①タブレットでQobuzから楽曲取得
→ ②スマートフォン(UAPP)へ送信
→ ③USBDACへビットパーフェクト出力

設定項目

  • スマートフォンにUsb Audio Player PROをインストールし、UPnPサーバー機能を起動

これを選択すると起動する
チェックONにして自動起動も可能
ここらへん
  • タブレット側で再生したい曲やプレイリストを指定

LibraryをQubuzにする
  • BubbleUPnPのRenderer機能を使って、スマートフォン側で再生

右上のアイコンを押下してRenderer対象を選択

再生中のタブレット画面表示

アルバムアート、ビットレートも表示

再生中のスマートフォン画面表示

USBDACに24bit / 192kHz出力されていそう

ちゃんとSRC回避してビットパーフェクトできてる?

BTR17の液晶に曲データのビットレートが表示されるかどうか、確認した。
SRC回避できていない場合、使っているNothingPhone(3)では384kHz表示になる。

となっているのでSRC回避はできている模様。

一応、UPnP Rendererを使用したときのビットパーフェクトについてGeminiに訊いてみた。

⚠️ ビットパーフェクトが崩れる4つの原因
UPnP環境でデータが改変される主な原因と対策は以下の通りです。

1. Server側でのトランスコード(変換)原因: NASのサーバーソフトが、再生機器の非対応フォーマットを勝手にPCMや低ビットレートに変換してしまうケースです。
対策: サーバー設定(MinimServerやAsset UPnPなど)で「Transcoding(トランスコード)を無効(Disable)」にしてください。

2. Controller側での音量操作原因: スマホアプリ(Controller)側でソフトウェアボリュームを操作すると、ビット落ちが発生します。
対策: アプリ側の音量は必ず100%(最大値固定)に設定してください。音量調整は最終段のアンプ(アナログドメイン)で行うのが鉄則です。
例外: JPLAY for iOS などの高音質アプリは、音質最優先設計として初期状態で音量が最大値に固定され、ビットパーフェクトを維持する仕様になっています。 

3. Renderer側のOSミキサーの干渉原因: PC(Windows/Mac)やAndroid端末をRenderer(受信側)にする場合、OSのミキサー(SRC)を通過すると、サンプリングレートが強制変換されます。
対策: Androidをレンダラーにする場合は Neutron Music Player などの独自オーディオエンジン搭載アプリを使用し、OSの制限をバイパス(ダイレクト出力)します。WindowsではWASAPI排他モードやASIOが必須です。 [1]

4. DSD再生時の設定ミス原因: DSD音源を再生する際、RendererがネイティブDSDに対応していないと、PCMに変換されてしまいます。
対策: お使いのDAC・Rendererが対応している方式に合わせて、Server/Controller側で「DoP(DSD over PCM)」または「DSD Native」の転送設定を正しく選択してください。

Geminiに訊いた結果

今回の構成で上記に引っかかる処理はないと思うけれども、タブレット→スマートフォンの経路上でファイル情報が欠落している可能性がゼロではなく、ビットパーフェクトであると言い切ることはできないと思う。
Geminiの回答も完全に正しいかわからんし。

これいいじゃん

下記要素が組み合わさって実現できた構成で、他のアプリやサービスでは実現不可能(2026/08/07時点)ではなかろうか。

  • BubbleUPnP

    • UPnPクライアント機能を持っていて、かつ別デバイスで再生するRenderer機能がある

    • しかもQobuzのストリーミングクライアントになれる

  • USB Audio Player PRO

    • UPnPサーバー機能を持っている

    • 排他モードでUSBDACにビットパーフェクト送信ができる

  • スマートフォンのテザリングを使っているのでLAN内で処理できてそこそこ高速

    • モバイルルーターを使う場合でもLANになるので変わらない(はず)

実現できなかったこと

ここまで書いて思い出したけれども、ビットパーフェクトを目指すならスマートフォン/タブレットで音量調整したらダメ(排他モードの場合は不可能)なので、音量調整したいときにアンプであるBTR17を鞄から取り出す手間が残った。

じゃあ音は?

今回の構成で聴いてみたところ、スマートフォンでUSB Audio Player PRO経由でのQobuz再生と変わりなく、劣化/変化があるようには感じなかった。

バッテリー消費/発熱

  • スマートフォン側

    • UPnPサーバープロセスのバックグラウンド動作

  • タブレット側

    • Qobuz通信

    • Renderer送信

    • BubbleUPnPのバックグラウンド動作

当初の構成に対して上記が加わり、バッテリー消費 / 発熱はそこそこ増えているんじゃないかと思う。
でも利便性と満足度が爆増なので許容です。

必要経費

  • BubbleUPnP for DLNA/Chromecastライセンス

    • ¥799

      • 購入することで再生時間の制限などがアンロックされる

  • USB Audio Player PROライセンス

    • ¥1,530

      • 検索でヒットした無料体験版はリンク切れしていたので一発勝負

  • Qobuzサブスク

    • ¥1,480 / 月 (¥15,360 / 年)

      • 今はAmazon Music Standard&Prime会員で¥980 / 月(¥9,800 / 年)

      • Amazon Musicから乗り換えるなら¥500 / 月(¥5,560 / 年)の追加でこの構成にできる。この金額なら大いに払う価値があると思う。

      • スマートフォンと家族のAlexaで再生の奪い合いになっているので、Amazon Musicファミリープランへの更新を考えていた。

        • 更新の場合¥1,680(+¥700) / 月 or ¥16,800(+¥7,000) / 年。

        • Qobuzを追加契約すると、ファミリープランへの更新と比べて¥780/月 or ¥8,360/年の増額となる。
          この金額でもいいな。

さいごに

研究の過程でTwitterにQobuzのツイートしていたら、まさかの公式アカウントからいいね頂きました(ありがとうございます!)
もうQobuz契約してこの構成で使い続けよう(とりあえず無料期間の一ヶ月)



おまけ

(参考)Amazon Musicを使い続けたい場合

  • 追加投資不要

    • 何も買わないので、当然追加のお金はかからない

  • AndroidのAmazon MusicアプリではUSBDACの排他モード(ビットパーフェクト)がない

    • NothingPhone(3)では384kHzにアップサンプリング、タブレットでは48kHzにダウンサンプリングされてしまう

  • UPnPサーバーになれないのでHIDでのリモートコントロールになる

この見た目は寂しい

簡易バージョン

USB Audio Player PROにもQobuzのクライアントになる機能がある。
なのでタブレットにUSBDACを繋いでUSB Audio Player PROをインストールしてQobuz再生すればSRC回避して再生可能。つまりこんな複雑なことはしなくてもいい。
でも手持ちの機材からはケーブル生やして持ち歩きたくないよね。

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